脱・ゴルフ初心者の練習日記

一体、どうすればいいのか？

今の俺には、全く理解できない。



「空気が読めない」ことを「KY」と言うなら、
「全く理解できない」ことは、「RD」になるのだろうか？

いや、「全く」だから、「MD」か？

何か、コンパクトになった感じがするが、
持ち運びに便利だからヨシとしよう。


いや待て。
「理解できない」の「R」があるんだから、「全く」を付ければ「MR」だろう。
小文字にすれば「Mr」。

まーその～。
ヒットを打つにはネ、ボールがバッときたらギュンとバットを振ればいいんですよぉ。
もう、メイクみらくるですから～。
みたいな感じか？


いやいや。
「全く」と「理解」と「出来ない」の頭文字を取るんだから、
「ま・り・で」だろう。


キレイな湖にいるアレか？
それは、「ま・り・も」

海にいる星型の生き物か？
それは、「ひ・と・で」

じゃあ、今いいだろう？
それは、「ダメ・あ・と・で」




そんなことより、
レッスンプロによる「ゴルフ初級講座」も、第５回目を迎えた。


このところ、アイアンの調子はかなりイイのだが、
ドライバーをはじめとするウッド系は、全然いい所がナシ。

右にどスライス。
ボールは上がらず低空飛行。
キャリーよりランの方が距離が出ている。

ドライバーが打てないゴルフを続けている俺。

もう、お分かりだろうが、
こんなつまらないゴルフを続けていて楽しいハズがない。


という事で、今回思い切って、
ドライバーの打ちj方を鷲頭レッスンプロに聞いてみた。


「すいません、先生。
ちょっとイイですか？」

「はい、何でしょう？」

「あのー、
ドライバーの打ち方を教えて欲しいんですけど・・・。」

「アイアンの打ち方と一緒ですよ。」



チャンチャン。


って終わっちゃったじゃないかー！？




「いや、それがどうも分からないんですよねー？
だって、俺のボール、いつもスライスしていくじゃないですか？
同じ様に打っているんですけど・・・」

「じゃあ、ちょっと打ってみて？」


そう言われて、ドライバーを握る俺。

ボールの位置を、左足のかかと延長線上にして。
真っ直ぐ後ろに低くテークバックをして。
身体をしっかり捻って右股関節の上に乗せて。
耳の後ろでトップを作る。

あとは、
力を入れないようにしてゆっくり振り下ろすだけだ。


ビゅン。
パコーン。


横にキレイな放物線を描いて飛んで行くボール。
そのカーブの美しさだけは天下一品だろう。


「あ～あ。いつもこんな感じですよ・・・。」

「じゃあ、何でスライスになるか分かる？」

「それは・・・、フェイスが開いているからじゃないですか？」

「じゃあ、どうしてフェイスが開いちゃってるか分かる？」

「それは・・・、う～ん・・・。
身体が先に開いちゃってるからですか・・・？」

「それも、ある。」

「それもあるって・・・。じゃあ他にもまだあるんですね？
う～ん・・・。
なんだろう・・・。」


「じゃあ、とりあえず。
フェイスをスクエアに戻すように打ってみたらどう？」




打ってみたらどうって・・・。

それが出来れば苦労しとらんのじゃー！？



ったく。
そんな簡単に行くわけないじゃないか。なんて心でつぶやきながら
スイングする俺。

スクエアに戻すってことは、
ヘッドが早く身体の前に来ればイイんだよな？

ヘッドが前、
ヘッドが前・・・。



ビゅン。
パコーン。


弾道は低いが、ほとんどストレートに飛んで行くボール。




「おぉー。
やれば出来るじゃん！」

一人で喜ぶ俺。

「うん。まあまあイイじゃん。
でも、どうしてそんなに力を入れるの？」

「えぇっ。
そんなに力入れていました？」

「うん。入っていたよ。
もしかして、ドライバーだから飛ばそうって思っていない？」

「エェッっ！
ドライバーって飛ばすクラブじゃないんですかっ。」


「ドライバーはね・・・・、」



さて、このあとの言葉には、
一体何が続くでしょうか？


話しが長くなりそうなので、
この話も続きます・・・。

「ドライバーはね・・・」
のあと続く言葉とは？


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