2008年06月11日

ゴルフレッスン、始まる

ついに、始まった。

長野市勤労青少年ホーム「ゴルフ初級」講座。

場所は、大橋ゴルフガーデンだ。


今回、僕達のレッスンを担当してくれるのは、
鷲頭史一インストラクター。

「おっ。なかなかイイ男じゃないか。」


一見、見た目は30代。
スラッと伸びた長身に、長い茶髪が良く似合う。
鼻筋も通っていてシャープな小顔。


うん?
誰かに似ている・・・?


そうだ!
俳優の「若林豪」を若くすれば、
多分こんな感じだろう。


♪ ワァーワー。
  ワワワ、ワァーワァーワァー、
   ワァワッワァ~ ♪


Gメン75。
これは、熱い男達の物語である。


みたいな感じだ。



あっ、違うか?
若林豪は、「特捜最前線」だった。



でもって、今回この講座に集まったのは14人。
青少年ホーム主催と言うこともあってか、若い人が多い。

人数構成としては、
男性2名・女性12名。

何と、圧倒的に女性の方が多いのである。


「ゴルフはオヤジのスポーツ」というイメージから、
今では、「ゴルフはファション」になってきているという証だろうか。

でも、この練習場にいる他の人たちを見回してみると、
男性ばかり。

何故だか、このゴルフ講座の一角だけ、女の園になっている。


オヤジゴルファー達の目が、少し鋭くなっていたのを、俺は感じた。




簡単な挨拶を済ましてから、早速レッスン開始。

初めに鷲頭講師が、
「えー、この中で、ゴルフやったことがある人いますか?」
と声を掛けた。

シーンとしている。

「ちょっと、手を上げてみてください」

一人、二人と手が上がった。

「という事は、みなさんほとんど初めてですね?」


はい。
僕も、もちろん初心者です。


「じゃあ、まず、
ゴルフクラブの握り方、グリップからやりますね。」


「えー、クラブのソールを
自分の身体の前で床にピタッと付けて置いてみてください。
そしてそれを、右手の人差し指で支えておきます。」



こんな感じか?


「その次に、左手の親指がグリップの上に真っ直ぐ乗るように
横から握ってみてください。
握る位置は、手の平がグリップエンドからはみ出ないように、
1cmくらい余らして握ります。」


「そう。では今、グリップの真上にある親指を右に少しだけ回します。
時計の針で言うと「1時」の位置になるように。」



うん、うん。分かる。


「そうですね。そこまで出来たら、今グリップを握っている手を、
親指と人差し指を残して、全部離してみてください。」



えっ、
指を離せだと!?
そんな事をしたら、グリップにならないじゃないかっ!


「それで、上下に上げてみて下さい。上がりますよね?
人差し指と手の平で引っかかっている感じで。」



うん、上がる。


「じゃあ、そのままグラブのソールで床を叩いてみてください。
トンカチで釘を打つようにして。トントンと。」



おっ叩ける。
本当、トンカチみたいに。


「それだと、力強く上から叩くことが出来ますよね?
じゃあ今度は、親指の位置を真っ直ぐ上に戻して叩いてみてください。
どうですか?力強く叩くことが出来ますか?」



右に少し回した親指を、また真っ直ぐの位置に戻してから、
トントンと・・・。


うォー。何だこれ!?
確かに、しっかり叩けないじゃないか!?


「この、しっかり叩けるという感覚が大切なんですね。
左手は、”横から”じゃなくて、どちらかと言うと”上から”手の平で握ります。」



なーるほど。そうなのか。


「そして次は、右手の握り方ですね。
まず、右手の第一関節のところって分かりますか?
人差し指から薬指の三本を、グリップに巻き付けるように下から握ってください。
小指ははずして、左手の人差し指の上に置きますね。」



これは、いわゆる「オーバーラッピング」と言うヤツだな。


「そして後は、最初に握っている左手を包み込むように
右手をかぶせていきます。
ちょうど、右手の生命線が左手の親指に添う感じで。」


「握る強さは、ゆで卵をつぶさないくらいに。
もしくは、手の中に小鳥を握っているように優しく握ってください。
力はほとんど入れませんね。」



これ。
良く言われている事なんだけど、イマイチ良く分からないんだよなぁ。
強さの感覚が。
もう、すっごい、ユルユルでもいいんだろうか?


「ゴルフって、クラブのヘッドを動かしてボールを打つスポーツなんですね。
だから、力を入れてしまうと、ヘッドも走らなくなるし上手にスイング出来なくなります。
試しに、手を支点にしてクラブを左右に振ってみてください。
その時、力を入れてスイングした時と、力を入れないでスイングした時では、
どっちが上手く振れますか?」



おっ、本当だ。
力を入れない方が、上手くぶらーんぶらーんと出来るじゃないか。
やっぱり、力を入れちゃダメなんだよな。


「これで、握り方は完了です。
ちゃんと出来てるかどうか、ちょっと私に見せてください。」


みんなが一人ずつ見せに行く。

それぞれ、「うん、いいよ。」とか、
「もうちょっと、こう握るね。」とか、アドバイスをもらっている。

俺も、どうだ!とばかりに見せに行く。

「うん、いいね!直すところがないよ。」
と先生からお褒めの言葉をいただいた。


ふっふっふ。
まあ、それはそうだろう。

俺は初心者と言えども、
この一年間を流してきたからな。

このくらいは朝メシ前だ。
って言うか、今日はまだ、夕飯まだだ。



この講座、ゴルフ初心者がほとんどと言うことで、
本当に、基礎の基礎から教えてくれている。

俺の場合は、去年もプロからレッスンしてもらっているので
この辺はクリアになっているが、初めてゴルフ始めようとする人には、
とても親切に思えることだろう。

さすが、行政機関が企画していることだけはある。

だが、今の俺には、
もっと聞きたいことがあったのだ。

それは何か?と言うと、
打つボールが、いつも「トップになってしまう」と言うことだ。

ボールをしっかり見ているにもかかわらず、
ほとんどトップ気味でボールが飛び出して行く。

何回練習しても同じ。
しっかり「ボールを見ろ。最後まで見ろ。」と、
呪文ように唱えて打っても同じ。

なかなか、コレが直らないのだ。

そこで、この「トップを直したい」という課題を、
レッスンの途中で、こっそり講師に聞いてみた。

すると、

何と、

驚くべき答えが返ってきたのだったー!




続く・・・。



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Posted by アマゴルファー・むら at 18:20│Comments(2)プロレッスン
この記事へのコメント
女性が圧倒的に多いなんて意外でした。
よかったですね(^^

う、また次回が気になる終わり方だ~~♪

>夕飯まだだ
ツボでした(爆)
Posted by おとこまえぱぱ at 2008年06月12日 06:45
はい、良かったです。
色んな意味で。
次回も、ツボを押せるようにガンバリますっ(笑)
Posted by アマゴルファー・むらアマゴルファー・むら at 2008年06月13日 00:33
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