順調
俺の第一打目のティーショットはまずまずだった。
少し右には飛び出して行ったものの
2打目でグリーンが狙える所にボールが残ってる。
曲り幅もほとんどない、右への「プッシュアウト」だった。
「よしっ、これなら大丈夫だ!」
俺は拳を握って、
ラストラウンドの手応えを全身で感じていた。
問題のドライバーショットが「曲がらない球筋」であれば、
こんな俺でもスコアメイキングしていくことが出来る。
「とにかくボールがコース内に残っていれば、大叩きする可能性は減る。」
これが、今シーズン数々のラウンドこなして導き出した、
俺の「スコアアップの方程式」なのだ!!
続きを読む
少し右には飛び出して行ったものの
2打目でグリーンが狙える所にボールが残ってる。
曲り幅もほとんどない、右への「プッシュアウト」だった。
「よしっ、これなら大丈夫だ!」
俺は拳を握って、
ラストラウンドの手応えを全身で感じていた。
問題のドライバーショットが「曲がらない球筋」であれば、
こんな俺でもスコアメイキングしていくことが出来る。
「とにかくボールがコース内に残っていれば、大叩きする可能性は減る。」
これが、今シーズン数々のラウンドこなして導き出した、
俺の「スコアアップの方程式」なのだ!!
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おやじ改造計画
俺が愛読していたゴルフ雑誌と言えば「ゴルメカ」だが、
付属のDVDの人気企画に
「飛ばないオヤジ改造計画」
というのがあった。
これは、ゴルフイラストレーターの野村タケオが、
どれだけ練習しても一向に飛距離が伸びない自分のスイングを、
カリスマティーチングプロ達に教えを受けながら改造を図るというものだった。
俺もこの番組にはずいぶん多くの学びをもらっては、
それを身に付けようと練習に励んでいた。
全部で8回のレッスンがあって、
担当するコーチ陣もとても豊か。
第1回目の「中井学」から始まって
次に「谷将貴」、「高橋勝成」、「海老原清治」、「桑田泉」、「吉田一誉」、「堀尾研仁」。
そして、第8回目の最終回はまたまた中井学という超豪華な顔ぶれが揃っていた。
続きを読む
付属のDVDの人気企画に
「飛ばないオヤジ改造計画」
というのがあった。
これは、ゴルフイラストレーターの野村タケオが、
どれだけ練習しても一向に飛距離が伸びない自分のスイングを、
カリスマティーチングプロ達に教えを受けながら改造を図るというものだった。
俺もこの番組にはずいぶん多くの学びをもらっては、
それを身に付けようと練習に励んでいた。
全部で8回のレッスンがあって、
担当するコーチ陣もとても豊か。
第1回目の「中井学」から始まって
次に「谷将貴」、「高橋勝成」、「海老原清治」、「桑田泉」、「吉田一誉」、「堀尾研仁」。
そして、第8回目の最終回はまたまた中井学という超豪華な顔ぶれが揃っていた。
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スイング動作の理解
今までの6年間、
「100切り」したのはたった一回だった俺が、
今年に入って既に2回の100切りを達成した俺は、
「なぜ、スコアが良くなってきたのか?」
を自問自答していた。
ほぼ毎日の様に練習をして、
ゴルフスクールにも通い、
ティーチングプロのレッスンを受け、
月に2回のラウンドをこなし、
本を読み雑誌をチェックし、
レッスンDVDを買って常に「シングルプレイヤー」を目指して練習を続けた6年間だったが、
上達するどころかますます下手になって行く姿に
「もう、ゴルフは諦めた方がいいかも知れない・・・」と、
能力の限界を感じることも多かった。
しかし、今年に入って既に2回の100切り。
しかも、そのうち1回はバックティーでのプレーで達成することが出来た。
今まで、目も当てられない成績ばかりを記録していた俺が、
どうして、100の壁を乗り越えられたのか?
右に左に大曲りしていたドライバーショットが、
なぜ真っ直ぐ飛ぶようになったのか?
その理由は一体どこにあるのか?を考えていた。
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「100切り」したのはたった一回だった俺が、
今年に入って既に2回の100切りを達成した俺は、
「なぜ、スコアが良くなってきたのか?」
を自問自答していた。
ほぼ毎日の様に練習をして、
ゴルフスクールにも通い、
ティーチングプロのレッスンを受け、
月に2回のラウンドをこなし、
本を読み雑誌をチェックし、
レッスンDVDを買って常に「シングルプレイヤー」を目指して練習を続けた6年間だったが、
上達するどころかますます下手になって行く姿に
「もう、ゴルフは諦めた方がいいかも知れない・・・」と、
能力の限界を感じることも多かった。
しかし、今年に入って既に2回の100切り。
しかも、そのうち1回はバックティーでのプレーで達成することが出来た。
今まで、目も当てられない成績ばかりを記録していた俺が、
どうして、100の壁を乗り越えられたのか?
右に左に大曲りしていたドライバーショットが、
なぜ真っ直ぐ飛ぶようになったのか?
その理由は一体どこにあるのか?を考えていた。
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無謀なラウンド
遂に、「大曲りのドライバーショットから脱却!」出来た俺は、
それが稀にみる偶然の産物なのか、それとも、
正しいスイングを身に付けた結果なのかを検証するため、
ゴルフ場に出掛けて行った。
場所は、「信濃ゴルフ倶楽部」

もし、今回のラウンドでも、
スペシャルストレートのビッグなドライブショットを打てたのなら、
それは「本物」だと言ってもイイだろう。
ただ、いくらティーショットが良くても、
その後に続くアイアン、アプローチ、パッティングが駄目では
スコアは一向に良くならないのは分かっている。
俺が目指しているのは「曲がらないドライバーショット」ではなくて、
あくまで「100切り!」いや、「シングルプレイヤー」なのだから。
真夏の日差しがとても眩しい日。
俺は、自分のスイング検証を始めたのだった。


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それが稀にみる偶然の産物なのか、それとも、
正しいスイングを身に付けた結果なのかを検証するため、
ゴルフ場に出掛けて行った。
場所は、「信濃ゴルフ倶楽部」

もし、今回のラウンドでも、
スペシャルストレートのビッグなドライブショットを打てたのなら、
それは「本物」だと言ってもイイだろう。
ただ、いくらティーショットが良くても、
その後に続くアイアン、アプローチ、パッティングが駄目では
スコアは一向に良くならないのは分かっている。
俺が目指しているのは「曲がらないドライバーショット」ではなくて、
あくまで「100切り!」いや、「シングルプレイヤー」なのだから。
真夏の日差しがとても眩しい日。
俺は、自分のスイング検証を始めたのだった。


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今まで培ってきたもの
どスライスサーからチーピニストへと変貌を遂げた俺は、
自分を見つめ直す「ゼロからの再出発」を決めていた。
しかし、
これまでの6年間に培ってきた全てを捨てるなんて事は、
そんな簡単に出来る訳がない。
そこには、俺が費やした「タイム&マネー」に加えて
「汗」と「涙」と「根性」がギッシリと詰まっている。
そうさ。
スライスと共に歩んできた6年間には、
もう切っても切れない「情」と言うものが存在しているのだ。
青空に描かれた柔らかくしなやかな曲線。
フェアウェイからラフ、OBと、
まるでコースの全てに「さよならの挨拶」をしているかの様子。
遥か遠く、白杭の彼方に静かにフェードアウトしながら
徐々に見えなくなってしまうその姿。
「もう会えないんだね・・・。」なんて悲しみに暮れていると、
いきなり脇の草むらの中に姿を現して俺を驚かし、
「自分勝手にどこでも行っちゃダメだぞ!」としっかり言い聞かしても、
また気が付いた時には右に大きくカーブしながら消えて行ってしまう。
いつも俺を困らせてばかりで、言う事をちっとも聞いてはくれないそんなスライスだけど、
突然いなくなってしまうと、なぜか寂しさが込み上げてくるじゃないか。
いや。
俺にはもう、新しい人がいるんだよ。
「飛ばない、スコアが作れない、ゴルフ自体が成り立たない」
というチーピンフックが!
でも、
こいつとも長くは付き合えないのは分かっているから、
ここで俺は自分の全てを見直して、
また新たに再出発しようと思っているんだ。
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自分を見つめ直す「ゼロからの再出発」を決めていた。
しかし、
これまでの6年間に培ってきた全てを捨てるなんて事は、
そんな簡単に出来る訳がない。
そこには、俺が費やした「タイム&マネー」に加えて
「汗」と「涙」と「根性」がギッシリと詰まっている。
そうさ。
スライスと共に歩んできた6年間には、
もう切っても切れない「情」と言うものが存在しているのだ。
青空に描かれた柔らかくしなやかな曲線。
フェアウェイからラフ、OBと、
まるでコースの全てに「さよならの挨拶」をしているかの様子。
遥か遠く、白杭の彼方に静かにフェードアウトしながら
徐々に見えなくなってしまうその姿。
「もう会えないんだね・・・。」なんて悲しみに暮れていると、
いきなり脇の草むらの中に姿を現して俺を驚かし、
「自分勝手にどこでも行っちゃダメだぞ!」としっかり言い聞かしても、
また気が付いた時には右に大きくカーブしながら消えて行ってしまう。
いつも俺を困らせてばかりで、言う事をちっとも聞いてはくれないそんなスライスだけど、
突然いなくなってしまうと、なぜか寂しさが込み上げてくるじゃないか。
いや。
俺にはもう、新しい人がいるんだよ。
「飛ばない、スコアが作れない、ゴルフ自体が成り立たない」
というチーピンフックが!
でも、
こいつとも長くは付き合えないのは分かっているから、
ここで俺は自分の全てを見直して、
また新たに再出発しようと思っているんだ。
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真逆な世界
再び、どスライサーに戻ってしまった俺。
6年前の振り出しに「バック・トゥ・ザ・オールド」した中で、
またラウンドに出掛けた。
場所は、
上田市にある「上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部」


このゴルフ場に来るのは、あの「レジェンドゴルフ」から約2年ぶり。
今年も女子プロの「ステップアップツアー」が開催されるらしい。
このコースは、やはりトーナメント会場にもなっているだけあって
ラフの芝がとても長くて平坦なフェアウェイも少ない丘陵コース。
特に、ティーショットのボールコントロールが求められるので
俺のどスライスを荒治療するにはもってこいになるだろう。
俺が、過去から未来へ戻る「鍵」を見つける重要なラウンドだ。



早速、フロントでチェックインを済まして、
コースの状況を確認する俺。


青々とした元気の良い芝がコースを包んでいる。
ボールがそれなりに転がってくれるグリーンも、
ソフトタッチの俺にはピッタリ合っている。
周りに置かれているプランターにも、
綺麗な花が咲いていた。

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6年前の振り出しに「バック・トゥ・ザ・オールド」した中で、
またラウンドに出掛けた。
場所は、
上田市にある「上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部」


このゴルフ場に来るのは、あの「レジェンドゴルフ」から約2年ぶり。
今年も女子プロの「ステップアップツアー」が開催されるらしい。
このコースは、やはりトーナメント会場にもなっているだけあって
ラフの芝がとても長くて平坦なフェアウェイも少ない丘陵コース。
特に、ティーショットのボールコントロールが求められるので
俺のどスライスを荒治療するにはもってこいになるだろう。
俺が、過去から未来へ戻る「鍵」を見つける重要なラウンドだ。



早速、フロントでチェックインを済まして、
コースの状況を確認する俺。


青々とした元気の良い芝がコースを包んでいる。
ボールがそれなりに転がってくれるグリーンも、
ソフトタッチの俺にはピッタリ合っている。
周りに置かれているプランターにも、
綺麗な花が咲いていた。

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I can't stop!
先日、コンペに参加した。
今シーズンは初めてのコンペだ。
場所は、斑尾東急リゾート「タングラムゴルフコース」。
俺のホームコースと言えるゴルフ場でのコンペとなれば、
もちろん参加しないワケにはいかないが、
しかし、今年はまだ一度もこの場所ではプレーしていない俺。
だが、好調なドライバーショットを発揮して、
苦手な「洋芝」を攻略し、
さらに「100切り」を成し遂げ、
おまけに「豪華賞品ゲット!」を密かに目論んで参加したのだった。

北信州の奥、標高800mもある場所だが、
既に新緑がコース全体を包んでいた。
天気もイイ。高原の風も爽やかだ。
俺は早速、練習場でウォーミングアップを開始して、
身体の動きとスイングのコンディションを確認し始めた。


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今シーズンは初めてのコンペだ。
場所は、斑尾東急リゾート「タングラムゴルフコース」。
俺のホームコースと言えるゴルフ場でのコンペとなれば、
もちろん参加しないワケにはいかないが、
しかし、今年はまだ一度もこの場所ではプレーしていない俺。
だが、好調なドライバーショットを発揮して、
苦手な「洋芝」を攻略し、
さらに「100切り」を成し遂げ、
おまけに「豪華賞品ゲット!」を密かに目論んで参加したのだった。

北信州の奥、標高800mもある場所だが、
既に新緑がコース全体を包んでいた。
天気もイイ。高原の風も爽やかだ。
俺は早速、練習場でウォーミングアップを開始して、
身体の動きとスイングのコンディションを確認し始めた。


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スイング考察
今シーズンの初ラウンドで、
「なぜ、あれほどまでにドライバーショットが冴えたのか?」
その理由を解明する為に俺はスイング分析を開始させた。
まず、研究に必要なのは、
「事象」と「考察」の2点だ。
事象としては以下の事が挙げられる。
1、14回のドライバーショットで、その13回に成功している。
2、スライスになったのはたったの1回。
3、他はフェアウェイ、もしくはラフに飛んでいる。
4、低弾道が高弾道に変わった。
5、飛距離は「240ヤード(推定)」を記録。
これに対し、
俺の考察は以下になる。
1、13回成功 → 凄いね、俺
2、スライス1回 → やれば出来るじゃん!
3、2打目が打てる → ボールが残っているって素晴らしい
4、高弾道 → 気持ちがイイぞ!
5、飛距離アップ → もっと飛ばすぜ!!!
って、気持ちの考察をしてどうする。
ではなく、
再び「ナイスショット!」を繰り出すための
スイング分析をしなきゃ駄目だぜ。論理的にロンリーで。
でも、
俺が「原因」として考えられる事は
以下の3つしか思い浮かばない。
続きを読む
「なぜ、あれほどまでにドライバーショットが冴えたのか?」
その理由を解明する為に俺はスイング分析を開始させた。
まず、研究に必要なのは、
「事象」と「考察」の2点だ。
事象としては以下の事が挙げられる。
1、14回のドライバーショットで、その13回に成功している。
2、スライスになったのはたったの1回。
3、他はフェアウェイ、もしくはラフに飛んでいる。
4、低弾道が高弾道に変わった。
5、飛距離は「240ヤード(推定)」を記録。
これに対し、
俺の考察は以下になる。
1、13回成功 → 凄いね、俺
2、スライス1回 → やれば出来るじゃん!
3、2打目が打てる → ボールが残っているって素晴らしい
4、高弾道 → 気持ちがイイぞ!
5、飛距離アップ → もっと飛ばすぜ!!!
って、気持ちの考察をしてどうする。
ではなく、
再び「ナイスショット!」を繰り出すための
スイング分析をしなきゃ駄目だぜ。論理的にロンリーで。
でも、
俺が「原因」として考えられる事は
以下の3つしか思い浮かばない。
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3か月間のブランク
不思議なことが起こった。
約3か月ぶりに練習を再開させた俺は、
久しぶりに練習場でボール打ち始めた。
「さぁ、上手くボールが打てるかな?」
と、3か月間完全にゴルフを忘れてクラブも握らなかったブランクに大きな不安を感じながら、
俺は9番アイアンをキャディーバックから取り出して軽く素振りを始めた。
素振りした感触は、非常に良かった。
何も考えずにクラブを握って、
ただクラブを振り回しただけなのにスムーズなスイングになっている。
身体の回転とクラブの動きがマッチしているのか、
ヒュンという風切音も聞こえてきた。
クラブヘッドの重みも握った手から伝わってきて、
身体がクラブと一体になったしなやかな動きを見せている。
この感覚なら、きっとボールを打っても上手くいくだろうという期待が大きく広がって、
俺の不安が小さくなっていくのが分かった。
続きを読む
約3か月ぶりに練習を再開させた俺は、
久しぶりに練習場でボール打ち始めた。
「さぁ、上手くボールが打てるかな?」
と、3か月間完全にゴルフを忘れてクラブも握らなかったブランクに大きな不安を感じながら、
俺は9番アイアンをキャディーバックから取り出して軽く素振りを始めた。
素振りした感触は、非常に良かった。
何も考えずにクラブを握って、
ただクラブを振り回しただけなのにスムーズなスイングになっている。
身体の回転とクラブの動きがマッチしているのか、
ヒュンという風切音も聞こえてきた。
クラブヘッドの重みも握った手から伝わってきて、
身体がクラブと一体になったしなやかな動きを見せている。
この感覚なら、きっとボールを打っても上手くいくだろうという期待が大きく広がって、
俺の不安が小さくなっていくのが分かった。
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修正
久しぶりにゴルフをした。
ドライバーのスライスに悩まされ、「これじゃ、まともなゴルフが出来ないぞ? 」と
練習場に通い詰めスライス矯正に取り組むこと一か月。ありとあらゆる修正方法を試してみた。
・スイング軌道 → 「アウトサイドインからの脱却」
・フェイスコントロール → 「スクエアなインパクトの実現」
・グリップ → 「ストロンググリップとグリッププレッシャーのチェック」
・ポスチャー → 「真っ直ぐズレのないアドレス」
・ボールポジション → 「クラブヘッドの最下点の確認」
などなど、俺がこの5年間1825日と言う時間を費やして学んできた経験と知識の全てをぶっちゃけて「修正に次ぐ修正」と「試行錯誤を重ねた」特訓の日々だった。
しかし、まだ何の手応えも感じていないのに加えて、
スライスが直るなんて事はジャンボの宝くじ一等が当たる確率より低い状態だったが、
それでも、毎年参加しているコンペが開催されるとなればまさか不参加と言う訳にはいかない。
さらには、後3週間後には「むらコンペ」も迫っている。
芝の生えているコースで実践の感を養っておかなければ、
「一体、どんな結果が待ち受けているか?」は既に明らかである。
その「小説より奇なり」という俺の姿を目の当たりにした参加者は、
失望の眼差しを俺に向けたまま静かにフェードアウトして二度とむらコンペには参加する事は無いだろう。
もし、そうなってしまったら
この6年間続いたコンペもジ・エンド。
そして、俺のゴルフライフも
いい事なんか無かったラウンドに夢だけ置き去りのグッバイ青春さ!

コンペ会場の「斑尾東急ゴルフコース」は、
朝から真っ青な秋晴れの空が広がっていた。
参加者のみんなも、
年に一度のお楽しみとあってスタート前からワイワイガヤガヤと盛り上がっていた。

キレイなコースを目の前にして、
俺は、
ある決断に迷っていた。
それは、このラウンドのティーショットでは
「ドライバーを使うべきか?それともやめるべきか?」
と言う事を。
当然、スライスはまた修正出来ていない。
それを分かっていながらあえてドライバーを使う事に
何のメリットがあると言うのか?
となれば、少しはまともなショットを打てるアイアンを使う事が
それこそジェントルマンたる者ではないか?
そうさ。
何が何でも「今年中に100切り!」と宣言しているのだから、
このラウンドはスコアメイクに徹するのが王道であって、
それを実現させるのが筋と言うものだろう。
ゴルフを始めて既に5年。
このあたりで本気で「脱初心者」を果たさなければ、
俺もまじめに「こらから進む道」を改めて考える必要があると感じ始めている。
そんな葛藤と戦っている間に、
俺のティーオフする時間がやってきてしまった。
急ぎ足でティーグラウンドにセットアップする手には、
無意識の中で選んだドライバーが握られていた。
「・・・うん、分かった。
ここは逃げちゃダメなんだよな・・・。」
そう自分に言い聞かせて、
俺は、迷いを捨ててスイングした。
すると、俺の目には、
真っ直ぐフェアウェイに向かって飛んで行く白いボールが映り込んできたのだった。
「ヨシッ!」
小さく拳を握り締め、思わずウッと呟いた俺。
あれだけ右に大きく曲がっていたドライバーが、
なんと真っ直ぐ前に飛ぶようになっていたのだった。
「この調子なら、
今日はイケるかも知れないぞ・・・!」
僅かな希望を胸にそっと閉まい込んで、
俺は、
元気よくスタートを切って行ったのであった。

続く・・・。
ドライバーのスライスに悩まされ、「これじゃ、まともなゴルフが出来ないぞ? 」と
練習場に通い詰めスライス矯正に取り組むこと一か月。ありとあらゆる修正方法を試してみた。
・スイング軌道 → 「アウトサイドインからの脱却」
・フェイスコントロール → 「スクエアなインパクトの実現」
・グリップ → 「ストロンググリップとグリッププレッシャーのチェック」
・ポスチャー → 「真っ直ぐズレのないアドレス」
・ボールポジション → 「クラブヘッドの最下点の確認」
などなど、俺がこの5年間1825日と言う時間を費やして学んできた経験と知識の全てをぶっちゃけて「修正に次ぐ修正」と「試行錯誤を重ねた」特訓の日々だった。
しかし、まだ何の手応えも感じていないのに加えて、
スライスが直るなんて事はジャンボの宝くじ一等が当たる確率より低い状態だったが、
それでも、毎年参加しているコンペが開催されるとなればまさか不参加と言う訳にはいかない。
さらには、後3週間後には「むらコンペ」も迫っている。
芝の生えているコースで実践の感を養っておかなければ、
「一体、どんな結果が待ち受けているか?」は既に明らかである。
その「小説より奇なり」という俺の姿を目の当たりにした参加者は、
失望の眼差しを俺に向けたまま静かにフェードアウトして二度とむらコンペには参加する事は無いだろう。
もし、そうなってしまったら
この6年間続いたコンペもジ・エンド。
そして、俺のゴルフライフも
いい事なんか無かったラウンドに夢だけ置き去りのグッバイ青春さ!

コンペ会場の「斑尾東急ゴルフコース」は、
朝から真っ青な秋晴れの空が広がっていた。
参加者のみんなも、
年に一度のお楽しみとあってスタート前からワイワイガヤガヤと盛り上がっていた。

キレイなコースを目の前にして、
俺は、
ある決断に迷っていた。
それは、このラウンドのティーショットでは
「ドライバーを使うべきか?それともやめるべきか?」
と言う事を。
当然、スライスはまた修正出来ていない。
それを分かっていながらあえてドライバーを使う事に
何のメリットがあると言うのか?
となれば、少しはまともなショットを打てるアイアンを使う事が
それこそジェントルマンたる者ではないか?
そうさ。
何が何でも「今年中に100切り!」と宣言しているのだから、
このラウンドはスコアメイクに徹するのが王道であって、
それを実現させるのが筋と言うものだろう。
ゴルフを始めて既に5年。
このあたりで本気で「脱初心者」を果たさなければ、
俺もまじめに「こらから進む道」を改めて考える必要があると感じ始めている。
そんな葛藤と戦っている間に、
俺のティーオフする時間がやってきてしまった。
急ぎ足でティーグラウンドにセットアップする手には、
無意識の中で選んだドライバーが握られていた。
「・・・うん、分かった。
ここは逃げちゃダメなんだよな・・・。」
そう自分に言い聞かせて、
俺は、迷いを捨ててスイングした。
すると、俺の目には、
真っ直ぐフェアウェイに向かって飛んで行く白いボールが映り込んできたのだった。
「ヨシッ!」
小さく拳を握り締め、思わずウッと呟いた俺。
あれだけ右に大きく曲がっていたドライバーが、
なんと真っ直ぐ前に飛ぶようになっていたのだった。
「この調子なら、
今日はイケるかも知れないぞ・・・!」
僅かな希望を胸にそっと閉まい込んで、
俺は、
元気よくスタートを切って行ったのであった。

続く・・・。
制限
相変わらず、「あーでもない、こーでもない」と夜の練習場で一人で黙々と練習に励んでいるが
さっぱり上達の兆しすら見えない暗闇の中を漂っている俺。
街灯が一つもなく、真っ暗の夜道を深夜にポツリと歩く事がどれだけ心細いかは
か弱き乙女に聞いてみれば、きっとこの状況がどれだけ恐ろしい事なのかが分かるハズだろう。
さらに、あと一カ月後に迫った「むらコンペ」のホストアマを務める俺としては、
スタートホールから真のスライスを披露してしまっては、
「やっぱり、むらさんは本物だった!」と別の意味で感心されてしまうに違いない。
「一人きり」「夜」「ポツリと」練習するという行為が、これほどまでに自分に恐怖を与え、
そして、勇気が必要になるとは、夜の街華やかなレディー達と下らないトークで盛り上がった後、自転車に乗ってふらふらと家路を急ぐ途中にパトカーに乗ったお巡りさんに「職務質問」されるまでは分からなかった事だ。
しかし、そんな泣きごとを言っていても、
ゴルフが格段に上達する訳でもないので、
また「あーでもない、こーでもない」と一人で黙々と練習に励んでいる。
相変わらず、
練習すればするほど、ボールを打てば打つほど湧き上がってくる「悩み」と「疑問」と
格闘をしながら・・・。
「ショートアイアンは結構イイ感じだけど、どうしてドライバーになるとスライスになっちゃうの?」
「アプローチのハーススイングでダフるって、一体どういう事だよっ!」
「ビハインド・ザ・ボール。コレがどうしても出来ないんだよなぁ・・・」
俺の、カニみそにも引けを取らない脳でいくら考えても多分答えは出てこないから、
ここはシンプルに考える事にした。
「基本に立ち返ろう」
と。
となれば、ゴルフを始めた頃に散々言われた「ヘッドアップ」から
再度ゴルフスイングを見直してみる事が大切だろう。
例えばもし、俺がこの「ヘッドアップから脱却出来ていない」したら、
スライスになって、ダフってトップし、まともなインパクトが出来ないのも無理はない。
「基本に忠実」。
渋谷のハチ公の様に、雨が降っても雪が降っても、例えご主人様が帰ってこなくても、いつも間にかリチャードギアに変わっていても、「ゴルフスイングの本質」は変わらないのだ!
確かめる方法は至って簡単。
スイングしている最中に、ボールをずっと見続ける事が出来るのならば
それはヘッドアップになっていないという証拠。
早速俺はチャレンジしてみた。
「ボールをずっと見続けてスイングと・・・」
うん。目の前の景色が良く見えるぞ!って、
ボールを全然見ていないじゃないかーっ。直ぐに前を向いちゃって!
もう一度挑戦だ!
「ボールをずっと見続けて、頭を残してスイングと・・・」
うん。150ヤードの看板くらいまでは飛んで行った感じだな?って、
ボールより先に視線がヤーテージの看板を見ているじゃないかーっ!
ダメだこれじゃ。
もう一回、もう一回やってやる!
「ボール、ボールの下をずっと見続けて、そして、
頭を残してヘッドの軌道が最後まで見続けると・・・」
うん。今度はネットに方に真っ直ぐ飛んで行ったぞ!ナイスショットだ!!って、
モロにヘッドアップしちゃってるじゃん、俺っ。
それに、完璧に身体が起き上がってるし。
どうしてこんな簡単な事が出来ないんだ?
ただボールを見るだけなんだぞ。努力とか意識するって事さえ必要がないんだよ。
「見るだけ」「見てるだけでイイ」だってばもう。
しかし、この簡単な事が、
何回やっても出来ない俺。
「見ちゃだめよっ
」って言われればチラッと覗き見してしまい、
スカートの裾がふわっと風で広がったらすぐさま視線をそちらに移動し、
「見てはイケナイ」とは思いつつ、週刊ポストのグラビアを開いてしまうのは得意なのに、
どうして「見ろ!」と言う事が出来ないんだろう?
そして、
俺の「悩み」と「疑問」は、
さらに深くなって行くのであった・・・。
さっぱり上達の兆しすら見えない暗闇の中を漂っている俺。
街灯が一つもなく、真っ暗の夜道を深夜にポツリと歩く事がどれだけ心細いかは
か弱き乙女に聞いてみれば、きっとこの状況がどれだけ恐ろしい事なのかが分かるハズだろう。
さらに、あと一カ月後に迫った「むらコンペ」のホストアマを務める俺としては、
スタートホールから真のスライスを披露してしまっては、
「やっぱり、むらさんは本物だった!」と別の意味で感心されてしまうに違いない。
「一人きり」「夜」「ポツリと」練習するという行為が、これほどまでに自分に恐怖を与え、
そして、勇気が必要になるとは、夜の街華やかなレディー達と下らないトークで盛り上がった後、自転車に乗ってふらふらと家路を急ぐ途中にパトカーに乗ったお巡りさんに「職務質問」されるまでは分からなかった事だ。
しかし、そんな泣きごとを言っていても、
ゴルフが格段に上達する訳でもないので、
また「あーでもない、こーでもない」と一人で黙々と練習に励んでいる。
相変わらず、
練習すればするほど、ボールを打てば打つほど湧き上がってくる「悩み」と「疑問」と
格闘をしながら・・・。
「ショートアイアンは結構イイ感じだけど、どうしてドライバーになるとスライスになっちゃうの?」
「アプローチのハーススイングでダフるって、一体どういう事だよっ!」
「ビハインド・ザ・ボール。コレがどうしても出来ないんだよなぁ・・・」
俺の、カニみそにも引けを取らない脳でいくら考えても多分答えは出てこないから、
ここはシンプルに考える事にした。
「基本に立ち返ろう」
と。
となれば、ゴルフを始めた頃に散々言われた「ヘッドアップ」から
再度ゴルフスイングを見直してみる事が大切だろう。
例えばもし、俺がこの「ヘッドアップから脱却出来ていない」したら、
スライスになって、ダフってトップし、まともなインパクトが出来ないのも無理はない。
「基本に忠実」。
渋谷のハチ公の様に、雨が降っても雪が降っても、例えご主人様が帰ってこなくても、いつも間にかリチャードギアに変わっていても、「ゴルフスイングの本質」は変わらないのだ!
確かめる方法は至って簡単。
スイングしている最中に、ボールをずっと見続ける事が出来るのならば
それはヘッドアップになっていないという証拠。
早速俺はチャレンジしてみた。
「ボールをずっと見続けてスイングと・・・」
うん。目の前の景色が良く見えるぞ!って、
ボールを全然見ていないじゃないかーっ。直ぐに前を向いちゃって!
もう一度挑戦だ!
「ボールをずっと見続けて、頭を残してスイングと・・・」
うん。150ヤードの看板くらいまでは飛んで行った感じだな?って、
ボールより先に視線がヤーテージの看板を見ているじゃないかーっ!
ダメだこれじゃ。
もう一回、もう一回やってやる!
「ボール、ボールの下をずっと見続けて、そして、
頭を残してヘッドの軌道が最後まで見続けると・・・」
うん。今度はネットに方に真っ直ぐ飛んで行ったぞ!ナイスショットだ!!って、
モロにヘッドアップしちゃってるじゃん、俺っ。
それに、完璧に身体が起き上がってるし。
どうしてこんな簡単な事が出来ないんだ?
ただボールを見るだけなんだぞ。努力とか意識するって事さえ必要がないんだよ。
「見るだけ」「見てるだけでイイ」だってばもう。
しかし、この簡単な事が、
何回やっても出来ない俺。
「見ちゃだめよっ

スカートの裾がふわっと風で広がったらすぐさま視線をそちらに移動し、
「見てはイケナイ」とは思いつつ、週刊ポストのグラビアを開いてしまうのは得意なのに、
どうして「見ろ!」と言う事が出来ないんだろう?
そして、
俺の「悩み」と「疑問」は、
さらに深くなって行くのであった・・・。
スライスを改善する方法
世の中には、「スライスを直す方法」と言うものが数多く存在しているが、
そのほとんど全てを読み漁り、一つ気付いたことがある。
それは、そのアドバイスが
「スイングを矯正する」
と言う事に集中している事だ。
確かに、
「曲がるって事は、曲がる打ち方をしているからだ!」
という理屈は分かる。
しかし、俺のスライス歴は、
既に丸五年を超えている。
ゴルフを始めてから今日までの約2000日もの期間ずっとスライスだった事を考えると、
これは生まれ持った性格かも知れない。
となると、「性格を矯正する」と言う事が、
全人類の誰もが未だ達成できていない状況を見ると、
「それは無理じゃね?」と理解することが出来るので、
俺は別の方法でスライス改善することに着手した。
「クラブチューニング」
そう、性格と言う個性を変えるのではなく、
使っている道具を俺に合わせるのだ!
しかもこの方法、
このハイテクノロジーの発達した現代社会では、
誰もが
「簡単に」
「手っ取り早く」
「安価」
で実現することが出来るのだった!
ジャ~ンジャジャ~ン!

「鉛を貼る」
僅か¥300程度の、スタバでコーヒーを一杯飲む金額でスライス改善が出来るのなら
これはやらない方がおかしいだろう。
でも、
「鉛なんて貼った事が無いし、どうやって貼ったらイイか分からないや?」
という心配を持っていた俺だったが、その心配は全く必要が無かった。
クラブチューニング初心者の俺でも、
何の問題も無く「お好みに合わせたカスタマイズ」を実行することが可能だったのだ。

「説明が裏に書いてある」
俺の相棒ゼクシオも、これで
Newゼクシオ・むら仕様
に生まれ変わるのだ!

と言う事で、
鼻歌を歌いながら早速ペタペタ貼ってみた。
「♪ Bad Bad Bad チュ~ニング ずぅれてるほうがイイー
Bad Bad Bad チュ~ニング 男と女ぁぁぁ~ ♪」
気分はもう、沢田研二。
隣で樹木希林が、「ジュリーィィィ!!」と腰を振りながら悶えている。
「まずはココに貼ってぇ~
それからココにも貼ってぇ~
まぁ、最初はこんなモンにしておくかな?」
ジャ~ンジャジャ~ン!出来上がり~!!

これで、
俺のスライスともオサラバさ!
「♪ Bad Bad Bad チュ~ニング ずぅれてるほうがイイー
Bad Bad Bad チュ~ニング 男と女ぁぁぁ~ ♪」
そのほとんど全てを読み漁り、一つ気付いたことがある。
それは、そのアドバイスが
「スイングを矯正する」
と言う事に集中している事だ。
確かに、
「曲がるって事は、曲がる打ち方をしているからだ!」
という理屈は分かる。
しかし、俺のスライス歴は、
既に丸五年を超えている。
ゴルフを始めてから今日までの約2000日もの期間ずっとスライスだった事を考えると、
これは生まれ持った性格かも知れない。
となると、「性格を矯正する」と言う事が、
全人類の誰もが未だ達成できていない状況を見ると、
「それは無理じゃね?」と理解することが出来るので、
俺は別の方法でスライス改善することに着手した。
「クラブチューニング」
そう、性格と言う個性を変えるのではなく、
使っている道具を俺に合わせるのだ!
しかもこの方法、
このハイテクノロジーの発達した現代社会では、
誰もが
「簡単に」
「手っ取り早く」
「安価」
で実現することが出来るのだった!
ジャ~ンジャジャ~ン!

「鉛を貼る」
僅か¥300程度の、スタバでコーヒーを一杯飲む金額でスライス改善が出来るのなら
これはやらない方がおかしいだろう。
でも、
「鉛なんて貼った事が無いし、どうやって貼ったらイイか分からないや?」
という心配を持っていた俺だったが、その心配は全く必要が無かった。
クラブチューニング初心者の俺でも、
何の問題も無く「お好みに合わせたカスタマイズ」を実行することが可能だったのだ。

「説明が裏に書いてある」
俺の相棒ゼクシオも、これで
Newゼクシオ・むら仕様
に生まれ変わるのだ!

と言う事で、
鼻歌を歌いながら早速ペタペタ貼ってみた。
「♪ Bad Bad Bad チュ~ニング ずぅれてるほうがイイー
Bad Bad Bad チュ~ニング 男と女ぁぁぁ~ ♪」
気分はもう、沢田研二。
隣で樹木希林が、「ジュリーィィィ!!」と腰を振りながら悶えている。
「まずはココに貼ってぇ~
それからココにも貼ってぇ~
まぁ、最初はこんなモンにしておくかな?」
ジャ~ンジャジャ~ン!出来上がり~!!

これで、
俺のスライスともオサラバさ!
「♪ Bad Bad Bad チュ~ニング ずぅれてるほうがイイー
Bad Bad Bad チュ~ニング 男と女ぁぁぁ~ ♪」
原因不明
突然、スライスが止まらなくなった。
何をどうしたのか分からないが、スライスが止まらなくなった。
先日のラウンドでもドライバーでのティーショットは常にスライス。
18ホール中、ショートホールを4つ抜かせばドライバーを使えるホールが14もあるが、
その内13ホールは右に大きく曲がって行った。
確率にして93%。
そうなのだ。
真っすぐボールが飛んでいく方が確率が低いのだ。
さらに、ただスライスなだけではない。
確実にOBになるほど曲がって行く。
しかも、その曲がり方が半端じゃない。
まるでトンビが気流に乗ってクルクル旋回する様な、
「カービング」を空に描いてくれるのだ。
そのスライスして行くボールの姿は、もはや「芸術作品」の域に近い。
同伴プレイヤーも、
「どうしてそこまでのRを描く事が出来るのか?」と、
とても真似が出来ない凄さを感じると表現していた。
「アーティストだよ、お前は」だよと・・・。
確かに、自分で見ていても、
「完璧なスライス」だと感じている。
例えプロが、インテンショナルでボールを打ったとしても、
「さすがに、あそこまでは曲げられない」と脱帽するくらいの
「パーフェクトなスライス」だと思っている。
しかし、このスライスが「芸術作品」と言われる理由は、
実は曲がり幅の事だけではなかった。
ボールを打ち出した時は、
フェアウェイのセンターに向かって真っ直ぐストレートにボールが飛び出して行くのだ。
そのショットを見て誰もが、
「おぉ~、ナイスショット!」と声を掛けるが、
その後ヒュイ~ンと音を立てて右に大きく曲がり始めて、
その後林の奥に消えて行くのだった。
曲がり幅で言えば、100ヤード、いや150ヤード以上はカーブしているだろう。
それも、柔らかく美しい曲線の軌道を空中に残したままで状態で。
きっと、あなたもこのスライスを見たなら、
無言のまま茫然とそこに立ちすくむことだろう。
そう、芸術作品の前では、
誰もが言葉を無くしてしまうのだから・・・。
昔、杏里は、「悲しみが止まらない」と歌っていた。
だが、俺が歌うとしたら「スライスが止まらない」に変わるだろう。
崎谷健次郎は、「もう一度夜を止めて」と言っていた。
だが俺は、「もう一生スライスを止めて」と言うに違いない。
そして山下達郎は、「さよなら夏の日」と
過ぎゆく夏ともどかしい想いを雨に濡れながら伝えていた。
しかし俺は、「さよならスライスの日」と
消えゆくボールと捜しても見つからないもどかしさを涙に濡れながら伝えたい。
だけど、俺の本心は、
こんな気持ちを叫びたいのだ。
http://youtu.be/7C8__qFg9Ko
しかし、いくら俺が叫んでも、
ボールがフェアウェイに帰ってくることは
一度も無いのであった・・・。
何をどうしたのか分からないが、スライスが止まらなくなった。
先日のラウンドでもドライバーでのティーショットは常にスライス。
18ホール中、ショートホールを4つ抜かせばドライバーを使えるホールが14もあるが、
その内13ホールは右に大きく曲がって行った。
確率にして93%。
そうなのだ。
真っすぐボールが飛んでいく方が確率が低いのだ。
さらに、ただスライスなだけではない。
確実にOBになるほど曲がって行く。
しかも、その曲がり方が半端じゃない。
まるでトンビが気流に乗ってクルクル旋回する様な、
「カービング」を空に描いてくれるのだ。
そのスライスして行くボールの姿は、もはや「芸術作品」の域に近い。
同伴プレイヤーも、
「どうしてそこまでのRを描く事が出来るのか?」と、
とても真似が出来ない凄さを感じると表現していた。
「アーティストだよ、お前は」だよと・・・。
確かに、自分で見ていても、
「完璧なスライス」だと感じている。
例えプロが、インテンショナルでボールを打ったとしても、
「さすがに、あそこまでは曲げられない」と脱帽するくらいの
「パーフェクトなスライス」だと思っている。
しかし、このスライスが「芸術作品」と言われる理由は、
実は曲がり幅の事だけではなかった。
ボールを打ち出した時は、
フェアウェイのセンターに向かって真っ直ぐストレートにボールが飛び出して行くのだ。
そのショットを見て誰もが、
「おぉ~、ナイスショット!」と声を掛けるが、
その後ヒュイ~ンと音を立てて右に大きく曲がり始めて、
その後林の奥に消えて行くのだった。
曲がり幅で言えば、100ヤード、いや150ヤード以上はカーブしているだろう。
それも、柔らかく美しい曲線の軌道を空中に残したままで状態で。
きっと、あなたもこのスライスを見たなら、
無言のまま茫然とそこに立ちすくむことだろう。
そう、芸術作品の前では、
誰もが言葉を無くしてしまうのだから・・・。
昔、杏里は、「悲しみが止まらない」と歌っていた。
だが、俺が歌うとしたら「スライスが止まらない」に変わるだろう。
崎谷健次郎は、「もう一度夜を止めて」と言っていた。
だが俺は、「もう一生スライスを止めて」と言うに違いない。
そして山下達郎は、「さよなら夏の日」と
過ぎゆく夏ともどかしい想いを雨に濡れながら伝えていた。
しかし俺は、「さよならスライスの日」と
消えゆくボールと捜しても見つからないもどかしさを涙に濡れながら伝えたい。
だけど、俺の本心は、
こんな気持ちを叫びたいのだ。
http://youtu.be/7C8__qFg9Ko
しかし、いくら俺が叫んでも、
ボールがフェアウェイに帰ってくることは
一度も無いのであった・・・。
ミッション3、サイエンス
ドライバーの飛距離を伸ばす為に、「クラブの長尺化作戦」に乗り出した俺だが、
ここで問題が発生した。
クラブが長くなればなるほど、ミート率が落ちるという事だ。
当然、「飛ばしの公式」が当てはまる前提には、「正しいインパクト」が欠かせない訳で、
いくらヘッドスピードを速くしても芯をハズしてボールを打ってしまったらボールが遠くへ飛んで行くことは無い。
「長い棒」と「短い棒」。
どちらを扱うのが簡単なのかは、答えはもう明白だ。
しかし、剣豪「佐々木小次郎」は、
物干し竿といわれるほどの長剣を背負い、
「燕返し」という秘剣を遣ってその名を轟かしていた事を考えると、
長い棒を使う事もあながち間違いではない!と言える。
だが、今シーズン中には何が何でも結果を出さなければならない俺には、
手っ取り早く簡単に飛距離を伸ばす方法が必要になっているのだ。
「他に、何かイイ方法はないものか・・・?」
俺は、全世界の英知の全てが結集しているアメリカ合衆国のカリフォルニア州、マウンテンビューにアクセスして情報収集にあたった。
「グーグルで、「ドライバーの飛距離を伸ばす」と・・・。
おっ、コレならイケるかも知れないぞ!!」
「クラブヘッドの重量を重くすると、ボール初速が増える」
そうか、
インパクトの衝撃が大きくなるからその分反発も増すって事だな?
子供に「勉強しなさい!勉強しなさい!」って言えば言うほど勉強しなくなると同じ様な。
現代科学は、既にここまでも明らかにしていたのか。
そー言えば、「ヘッドに鉛を張っている」のを見かけたことがあるよな?
コレがその理由だったんだな。
でも、
クラブを重くしたら振りにくいクラブになるんじゃないのか?
「軽いヘッド」と「重いヘッド」のどちらが振りやすいかは、
例え俺でも答えは分かる。
長尺のメリット、重量アップのメリットはそれぞれあるが、
逆にデメリットも存在するってことか。
・長尺=ミート率ダウン
・重量=振りにくいクラブ
と言う事は、
結局、「あるがままのドライバーを使ってスイングする」
と言う事になるじゃないか!
何だよ、ミッションもこれでジ・エンドになってしまうぞ。チャンチャンって感じで。
でも、
これで諦める訳には行かないぜ。
そうだよ、
俺は、「ドラコンシングルになる!」ってあれだけ大見得を切って宣言したのだからな。
「何か、何か他にスペシャルな方法があるハズだ・・・。」
俺は、全世界の英知が集結しているアメリカ合衆国のカリフォルニア州、マウンテンビューにも引けを取らないマイブレインにアクセスをして情報収集にあたった。
「飛ばす方法・・・、簡単に・・・、手っ取り早く・・・」
アッ、そうだ!
この方法を忘れていたゼ!
「想像力を使う」
そうだ。イメージの力を使う方法が残っていたんだよ。
「相対性理論」を発表しノーベル賞を受賞した物理学者アインシュタインは、
「想像力は、知識よりも大切だ。なぜなら知識には限界があるが、想像力は、世界を包み込む。」
と舌を出しながら訳のわからない事を言ったが、
まさしく心でイメージした事は現実になりやすいのだ。
これなら、俺にも今すぐに出来る方法だぜ。
よしっ。
これからは、ドライバーで打つ前によりしっかりイメージをして行こう。
「飛んでけー、このヤロー!」
と。
いや、コレじゃ今までと変わらないから、
違うイメージを考えよう。
「俺はウッズじゃーー!!」
いや、今なら
「英樹、感激ーーー!!」
だろ!
それもいいけど、もっと鋭いイメージはないか?
そう、レーザー光線が真っすぐ一点を照準にするように。
ならコレだ!
「セクシービーム!!!」
って、歌っていた言った本人がホントに使っていたぞ。コイツは。
ダメだよ。このイメージの力を使うには
もっと強烈なインパクトが無いと。
なら、コレが最終手段だ。
「もう、どこでもイイから
遠くへ行ってしまえーーー!!!」
いや。
「どこでも」だけは困るんだ・・・。
ここで問題が発生した。
クラブが長くなればなるほど、ミート率が落ちるという事だ。
当然、「飛ばしの公式」が当てはまる前提には、「正しいインパクト」が欠かせない訳で、
いくらヘッドスピードを速くしても芯をハズしてボールを打ってしまったらボールが遠くへ飛んで行くことは無い。
「長い棒」と「短い棒」。
どちらを扱うのが簡単なのかは、答えはもう明白だ。
しかし、剣豪「佐々木小次郎」は、
物干し竿といわれるほどの長剣を背負い、
「燕返し」という秘剣を遣ってその名を轟かしていた事を考えると、
長い棒を使う事もあながち間違いではない!と言える。
だが、今シーズン中には何が何でも結果を出さなければならない俺には、
手っ取り早く簡単に飛距離を伸ばす方法が必要になっているのだ。
「他に、何かイイ方法はないものか・・・?」
俺は、全世界の英知の全てが結集しているアメリカ合衆国のカリフォルニア州、マウンテンビューにアクセスして情報収集にあたった。
「グーグルで、「ドライバーの飛距離を伸ばす」と・・・。
おっ、コレならイケるかも知れないぞ!!」
「クラブヘッドの重量を重くすると、ボール初速が増える」
そうか、
インパクトの衝撃が大きくなるからその分反発も増すって事だな?
子供に「勉強しなさい!勉強しなさい!」って言えば言うほど勉強しなくなると同じ様な。
現代科学は、既にここまでも明らかにしていたのか。
そー言えば、「ヘッドに鉛を張っている」のを見かけたことがあるよな?
コレがその理由だったんだな。
でも、
クラブを重くしたら振りにくいクラブになるんじゃないのか?
「軽いヘッド」と「重いヘッド」のどちらが振りやすいかは、
例え俺でも答えは分かる。
長尺のメリット、重量アップのメリットはそれぞれあるが、
逆にデメリットも存在するってことか。
・長尺=ミート率ダウン
・重量=振りにくいクラブ
と言う事は、
結局、「あるがままのドライバーを使ってスイングする」
と言う事になるじゃないか!
何だよ、ミッションもこれでジ・エンドになってしまうぞ。チャンチャンって感じで。
でも、
これで諦める訳には行かないぜ。
そうだよ、
俺は、「ドラコンシングルになる!」ってあれだけ大見得を切って宣言したのだからな。
「何か、何か他にスペシャルな方法があるハズだ・・・。」
俺は、全世界の英知が集結しているアメリカ合衆国のカリフォルニア州、マウンテンビューにも引けを取らないマイブレインにアクセスをして情報収集にあたった。
「飛ばす方法・・・、簡単に・・・、手っ取り早く・・・」
アッ、そうだ!
この方法を忘れていたゼ!
「想像力を使う」
そうだ。イメージの力を使う方法が残っていたんだよ。
「相対性理論」を発表しノーベル賞を受賞した物理学者アインシュタインは、
「想像力は、知識よりも大切だ。なぜなら知識には限界があるが、想像力は、世界を包み込む。」
と舌を出しながら訳のわからない事を言ったが、
まさしく心でイメージした事は現実になりやすいのだ。
これなら、俺にも今すぐに出来る方法だぜ。
よしっ。
これからは、ドライバーで打つ前によりしっかりイメージをして行こう。
「飛んでけー、このヤロー!」
と。
いや、コレじゃ今までと変わらないから、
違うイメージを考えよう。
「俺はウッズじゃーー!!」
いや、今なら
「英樹、感激ーーー!!」
だろ!
それもいいけど、もっと鋭いイメージはないか?
そう、レーザー光線が真っすぐ一点を照準にするように。
ならコレだ!
「セクシービーム!!!」
って、歌っていた言った本人がホントに使っていたぞ。コイツは。
ダメだよ。このイメージの力を使うには
もっと強烈なインパクトが無いと。
なら、コレが最終手段だ。
「もう、どこでもイイから
遠くへ行ってしまえーーー!!!」
いや。
「どこでも」だけは困るんだ・・・。
ミッション2、スピード
飛距離を上げるには一定の公式があるが
あなたは知っているだろうか?
「飛距離=ボール初速×打ち出し角×バックスピン量」
どうやら、この公式が「飛ばしの秘密」だと言う事が
ミッションを遂行して行く内に明らかになってきた。
しかし、公式と聞くと、
2次方程式の公式を覚えられず赤点ばかりの中学生時代を思い出す俺には、
それが例え「飛ばしの秘密」だと言われても頭に入ってこない。
なので、俺の頭脳が拒否反応を起こさない様に、
次ぎの通りに公式を変えてみた。
「飛距離=
とにかく早く振る×空にライナーで打ち出す×まっすぐ飛んでけと願う」
どうだ。
これなら、時間の公式を「は・じ・き」と覚えて、
「あれっ?分母と分子はどれがどれだっけ?」
と覚えた事自体に意味が無かった小学生時代にはならないだろう。
そうなのだ。
飛距離を上げる為には、まずは「クラブを速く振る事」が必要なのだ。
今の俺のヘッドスピードは、約39m/s。
これを1m/s上げると約6ヤード飛距離が伸びるらしいので、
250ヤード飛ばす為には、あと5m/sのスピードアップが必要になってくる。
「そうか。もっとクラブを速く振らなきゃイケナイんだな?」
そして俺は、頑張ってクラブを振ってみた。
「40m/s」
「なんだよっ。これしか上がっていないじゃないかっ。」
そして、もっと頑張って振ってみた。
「40.2m/s」
「えっ。あれだけ振ってもこれだけ!?」
そして今度は、
力のある限り全身全霊をかけて思いっきり振ってみた。
「40.5m/s」
「なにっー!たった0.3だと!!」
どうやら、機械の調子がおかしいみたいなので、
俺はミッションを変える事にした。
クラブを速く振る以外にヘッドスピードを上げるには「長尺にする」という方法があると
どこかの雑誌に書いてあった。
「同じスイングスピードなら、スイング半径が大きくなればその分スピードが増してくる」
と。
なら、これを使わない手は無いな?
しかし、
ドライバーのシャフトを換えるだけの余裕は無いから、
このまま長尺にする方法は無いものなのか。
「ヨシッ、分かった!
もう、コレしかないだろう。」
グリップを短く持つ!
名付けて、「誰でも簡単、長尺シャフト作戦」だ。
通常だと、グリップエンドは1cmくらいはみ出ているが、
これを、グリップエンドを左手小指にしてギリギリいっぱいで握るのだ。
どうだ。
コレで1.5インチはシャフトが伸びた事になるぞ。
と言う事は、45.5インチのシャフトが、
アッと言う間に「47インチ」に大変身。
ルールブックに「クラブの長さは48インチ以内」と書いてあるから、
これでも問題がないし。
しかし、
思いっきり振ったらクラブがすっぽ抜けちゃったりしないか。コレ。
コースで実行するのには、
少し勇気が必要なようだ・・・。
あなたは知っているだろうか?
「飛距離=ボール初速×打ち出し角×バックスピン量」
どうやら、この公式が「飛ばしの秘密」だと言う事が
ミッションを遂行して行く内に明らかになってきた。
しかし、公式と聞くと、
2次方程式の公式を覚えられず赤点ばかりの中学生時代を思い出す俺には、
それが例え「飛ばしの秘密」だと言われても頭に入ってこない。
なので、俺の頭脳が拒否反応を起こさない様に、
次ぎの通りに公式を変えてみた。
「飛距離=
とにかく早く振る×空にライナーで打ち出す×まっすぐ飛んでけと願う」
どうだ。
これなら、時間の公式を「は・じ・き」と覚えて、
「あれっ?分母と分子はどれがどれだっけ?」
と覚えた事自体に意味が無かった小学生時代にはならないだろう。
そうなのだ。
飛距離を上げる為には、まずは「クラブを速く振る事」が必要なのだ。
今の俺のヘッドスピードは、約39m/s。
これを1m/s上げると約6ヤード飛距離が伸びるらしいので、
250ヤード飛ばす為には、あと5m/sのスピードアップが必要になってくる。
「そうか。もっとクラブを速く振らなきゃイケナイんだな?」
そして俺は、頑張ってクラブを振ってみた。
「40m/s」
「なんだよっ。これしか上がっていないじゃないかっ。」
そして、もっと頑張って振ってみた。
「40.2m/s」
「えっ。あれだけ振ってもこれだけ!?」
そして今度は、
力のある限り全身全霊をかけて思いっきり振ってみた。
「40.5m/s」
「なにっー!たった0.3だと!!」
どうやら、機械の調子がおかしいみたいなので、
俺はミッションを変える事にした。
クラブを速く振る以外にヘッドスピードを上げるには「長尺にする」という方法があると
どこかの雑誌に書いてあった。
「同じスイングスピードなら、スイング半径が大きくなればその分スピードが増してくる」
と。
なら、これを使わない手は無いな?
しかし、
ドライバーのシャフトを換えるだけの余裕は無いから、
このまま長尺にする方法は無いものなのか。
「ヨシッ、分かった!
もう、コレしかないだろう。」
グリップを短く持つ!
名付けて、「誰でも簡単、長尺シャフト作戦」だ。
通常だと、グリップエンドは1cmくらいはみ出ているが、
これを、グリップエンドを左手小指にしてギリギリいっぱいで握るのだ。
どうだ。
コレで1.5インチはシャフトが伸びた事になるぞ。
と言う事は、45.5インチのシャフトが、
アッと言う間に「47インチ」に大変身。
ルールブックに「クラブの長さは48インチ以内」と書いてあるから、
これでも問題がないし。
しかし、
思いっきり振ったらクラブがすっぽ抜けちゃったりしないか。コレ。
コースで実行するのには、
少し勇気が必要なようだ・・・。
スイングタイプ
ブースアイゴルフスクールの「100切り達成プロジェクト!」に参加した俺は、
レッスンの初日からスイングのコアを教えてもらった。
プロによると俺は、
「縦振り・右軸タイプ」のスイングが一番身体ににマッチしていると言う。
見本となるプレーヤーは、「池田勇太」
今までで俺が目指していたスイングと言えば、
力強く豪快でありながらも華麗なスイングが持ち味の、あの「石川遼」
それが、
スイング、プレースタイル、インタンビューの受け答えのどれをとっても
全く対照的と言っていい池田勇太とは。
さらに彼の姿には、夜の街で見かけたなら速攻で駆け寄り
「アニキ、お勤め御苦労さまです!」とつかさず挨拶しなければならない雰囲気が漂っている。
ダボダボのパンツに金のネックレス。
20代にしてあれだけのファッションが似合うゴルファーと言えば
もはや彼以外には見つからない。
もし彼が、小脇にヴィトンのハンドバックを抱えて銀縁色付きメガネをかけていたら
間違いなく「あちら側の人間」だと俺は思う。
そんな池田勇太を、今後は手本として見習う必要があるのだった。
「最初に、このタイプの基本的な身体の動かし方を教えますね。」
はい。待っていました。
「まず、グリップなんですけど、
手のひらで包み込み様に握ります。パームグリップですね。
野球のバットを握るようなベースボールグリップでもいいですよ。」
ちょっと待て。
グリップの握り方って、フィンガーじゃないのか?
「いえ。このタイプは指で握ると腕に力が入ってしまうので、
フィンガーで握ってはダメです。
腕、特に肘を柔らかくしておいてください。」
へぇ~、そーなのか。
「そして、アドレスなんですけど、
直立したまま腰を落として膝を曲げます。
そのままで、腕をだらりと下げるとアドレスの姿勢になります。」
なに?ちょっと待て。
「股関節を曲げて、上体を前傾させる」じゃないのか?
「いえ。身体の重心は、踵に落ちる様にしてください。」
上体を前傾させると、つま先に体重が乗るのでバランスが取りにくくなります。」
なるほど~、そーなのか。
「そして、クラブを下から支える様に持ったら、腕と手首はもう動かしません。
後は、上体を左右に動かして終わりです。」
えっ、これで終わり?
ちょ、ちょっと待ってくれ~!
コレじゃ、アプローチスイングにしかならないでしょ?
トップはどうやって作るんだ?そしてフィニッシュは?
ダウンは?インパクトは?フォロースイングは?
って言うか、
腕を動かさなきゃスイングにならないじゃないかよー!?
「そこなんですよ。むらさんの欠点は。
クラブを手を使って動かしているところなんです。
クラブは手で上げるんじゃなくて、上体の動きにつられて上がってくるだけ。
まずは、その「手振り」を直して行きましょう。」
ガチョ~ン!
まさしく、「谷啓」がこの場にいたらそう叫んでいただろう。
俺が今までの5年間、汗と涙を流しながら身に付けた「ボディーターン」が、
手振りだと宣言されるだなんて!?
「アッと驚くタメゴロー」とは、実はこの事だとハナ肇も言うに違いない!
俺は、「どうして!どうしてなの!おせーて!」と、
プロをすがる様な眼差しで見つめたのだった。
「縦振り・右軸タイプ」のスイング特性の人が「ボディーターン」を意識すると、
身体は固まり、肩は回らず、
腕に力が入るスイングになり易いとプロは言った。
どうやら、意識して動かす筋肉が違うらしい。
「動かして欲しいのは、脇腹です。
腰、肩、頭は動かさないでください。」
へっ、脇腹なの?
健康診断の時以外には意識したことがない腹を動かせだって?
そーか、分かったぞ!
この脇腹を動かす意識がないから「メタボですね」と診断されちゃうんだな?
しょーがなく、アドバイスの通りに実践してみた俺。
しかし、どうやっても脇腹は動かない。
腰、肩、頭を動かさない事を意識すればするほど脇腹は動かない。
何をどうやっても一瞬たりともピクリともしない。
今ココに「不動むら」が誕生していたのだった。
「うっ、動きませしぇん。プロっ。」
俺は、
石像と化した身体のままで、
声にならない声を精一杯しぼり出してつぶやいた。
「これじゃ、ゴルフにならないんですけどっ・・・」
こんな状態のままで果たして俺は、
本当に100切り出来るまでに上達出来るのだろうか?
怪しい予感を感じながらも、
ひたすら「脇腹ツイストシェイプ」を繰り返している
第1回目のレッスンだった・・・。
レッスンの初日からスイングのコアを教えてもらった。
プロによると俺は、
「縦振り・右軸タイプ」のスイングが一番身体ににマッチしていると言う。
見本となるプレーヤーは、「池田勇太」
今までで俺が目指していたスイングと言えば、
力強く豪快でありながらも華麗なスイングが持ち味の、あの「石川遼」
それが、
スイング、プレースタイル、インタンビューの受け答えのどれをとっても
全く対照的と言っていい池田勇太とは。
さらに彼の姿には、夜の街で見かけたなら速攻で駆け寄り
「アニキ、お勤め御苦労さまです!」とつかさず挨拶しなければならない雰囲気が漂っている。
ダボダボのパンツに金のネックレス。
20代にしてあれだけのファッションが似合うゴルファーと言えば
もはや彼以外には見つからない。
もし彼が、小脇にヴィトンのハンドバックを抱えて銀縁色付きメガネをかけていたら
間違いなく「あちら側の人間」だと俺は思う。
そんな池田勇太を、今後は手本として見習う必要があるのだった。
「最初に、このタイプの基本的な身体の動かし方を教えますね。」
はい。待っていました。
「まず、グリップなんですけど、
手のひらで包み込み様に握ります。パームグリップですね。
野球のバットを握るようなベースボールグリップでもいいですよ。」
ちょっと待て。
グリップの握り方って、フィンガーじゃないのか?
「いえ。このタイプは指で握ると腕に力が入ってしまうので、
フィンガーで握ってはダメです。
腕、特に肘を柔らかくしておいてください。」
へぇ~、そーなのか。
「そして、アドレスなんですけど、
直立したまま腰を落として膝を曲げます。
そのままで、腕をだらりと下げるとアドレスの姿勢になります。」
なに?ちょっと待て。
「股関節を曲げて、上体を前傾させる」じゃないのか?
「いえ。身体の重心は、踵に落ちる様にしてください。」
上体を前傾させると、つま先に体重が乗るのでバランスが取りにくくなります。」
なるほど~、そーなのか。
「そして、クラブを下から支える様に持ったら、腕と手首はもう動かしません。
後は、上体を左右に動かして終わりです。」
えっ、これで終わり?
ちょ、ちょっと待ってくれ~!
コレじゃ、アプローチスイングにしかならないでしょ?
トップはどうやって作るんだ?そしてフィニッシュは?
ダウンは?インパクトは?フォロースイングは?
って言うか、
腕を動かさなきゃスイングにならないじゃないかよー!?
「そこなんですよ。むらさんの欠点は。
クラブを手を使って動かしているところなんです。
クラブは手で上げるんじゃなくて、上体の動きにつられて上がってくるだけ。
まずは、その「手振り」を直して行きましょう。」
ガチョ~ン!
まさしく、「谷啓」がこの場にいたらそう叫んでいただろう。
俺が今までの5年間、汗と涙を流しながら身に付けた「ボディーターン」が、
手振りだと宣言されるだなんて!?
「アッと驚くタメゴロー」とは、実はこの事だとハナ肇も言うに違いない!
俺は、「どうして!どうしてなの!おせーて!」と、
プロをすがる様な眼差しで見つめたのだった。
「縦振り・右軸タイプ」のスイング特性の人が「ボディーターン」を意識すると、
身体は固まり、肩は回らず、
腕に力が入るスイングになり易いとプロは言った。
どうやら、意識して動かす筋肉が違うらしい。
「動かして欲しいのは、脇腹です。
腰、肩、頭は動かさないでください。」
へっ、脇腹なの?
健康診断の時以外には意識したことがない腹を動かせだって?
そーか、分かったぞ!
この脇腹を動かす意識がないから「メタボですね」と診断されちゃうんだな?
しょーがなく、アドバイスの通りに実践してみた俺。
しかし、どうやっても脇腹は動かない。
腰、肩、頭を動かさない事を意識すればするほど脇腹は動かない。
何をどうやっても一瞬たりともピクリともしない。
今ココに「不動むら」が誕生していたのだった。
「うっ、動きませしぇん。プロっ。」
俺は、
石像と化した身体のままで、
声にならない声を精一杯しぼり出してつぶやいた。
「これじゃ、ゴルフにならないんですけどっ・・・」
こんな状態のままで果たして俺は、
本当に100切り出来るまでに上達出来るのだろうか?
怪しい予感を感じながらも、
ひたすら「脇腹ツイストシェイプ」を繰り返している
第1回目のレッスンだった・・・。
新レッスン始まる
先日から、今シーズンのゴルフレッスンが始まった。
今までのレッスンでは「ゴルフの基本」をみっちり教えてもらってきたが、
今回スタートしたレッスンではたった一つの事だけに集中してレッスンが行われる。
それは、
「スコアアップ」
とにかく「100切り」をする事だけに、
「脱初心者」することだけにそのカリキュラムが進んで行くというのだ。
まるで、俺の為だけに作られたレッスンだな?
ありがとう。「ブース・アイゴルフスクール」様。
早速、
レッスン会場のアップルラインゴルフセンターに出向いた。
スタート時間より少し早めに着いた俺は、
ストレッチで身体をほぐして開始を待つことにした。
このレッスンがスタートする前に、何度か練習場に出掛けてボールを打ってみたが、
今まで間練習してきた蓄積が全く無かった事が明らかになっていたので、
俺の身体は、初めてコースに出た初心者のように固くなっていた。
「一体、どんなレッスンが始まるの?俺でも理解出来るかな?」という不安と、
「本当に大丈夫なの・・・?こんな俺でも上達出来るかな・・・?」という危機感で
胸が一杯になっているのが分かる。
レッスンしてくれる市橋プロには、去年も何度か教えてもらっている。
だから、少しリラックスした状態でレッスンを受けられると思っていたが、
今回は少し勝手が違っていた。
毎週一回のレッスンが全部で10回。時間はトータル20時間。
これが今回俺に与えられているチャンスだった。
この中で俺は結果を出さなければならない。
しかし、グループレッスンなのでアドバイスしてもらえる時間も限られている。
今までの様に「マンツー・マンでみっちり」と教えてもらえる状況では無い事に
俺の不安はさらに大きくなっていた。
「みなさん!今回「100切り達成プロジェクト」にご参加いただき
ありがとういございます!」
参加者が集まったところで、市橋プロが挨拶をした。
「今回このレッスンでは、対処的な打ち方を教えてはいきません。
みなさんには、スイングのコアを身に付けてレベルアップして欲しいと思っています。」
おぉ~。いきなり「本質」の発表ですかっ。
「スイングのコアを身に付けるレッスン」だなんて!?
そう、そーいうのが知りたかったんだよな。実は俺。
「最初に、みなさんにはジュースを飲んでもらいたいと思います。
さっきお渡しした缶ジュースをそれぞれ飲んでみてください。」
そー言えば、レッスンが始まる前にプロが、
みんなにコーヒーを買ってくれていた。
「へぇ~。このレッスン、コーヒー付きなの?すいぶんサービスがいいなぁ~!」
と思っていたけど、いきなりコーヒーブレイクですか、プロ。
こんな和やかなレッスンって珍しいんじゃない?
「どうです?美味しいですか?」
そりゃー、美味いぜ!
特に「おごりのジュース」だし。
「実は、このジュースの飲み方で、
あなたの身体がどうすれば一番動かしやすいのか?が分かるんですね。」
えっ、何ですと!?
「そう、コアなスイングを作っていくためには、
自分の身体にマッチしたスイングをする必要があります。
まずは、それをしっかり理解する練習をして行きたいと思います。」
なっ、なんだって!?
「自分の身体にマッチしたスイングがある」
だって!
あまり聞き慣れない言葉に、意味が分からず動揺する俺。
それと同時に、遥か遠い昔にどこかで聞いた事のある懐しさも感じていた。
しかし、俺の頭の中は、
「何だ?一体どういう事なんだ?」という疑問で埋め尽くされている。
俺のスイング理論によれば、
「良いスイングとは、オンプレーンでクラブが振れる事」になっているが、
プロの言う「身体にマッチしたスイング」とは、
そもそも一体どういう事なのか?
俺は、その言葉を聞きもらすまいと、
全神経全細胞を耳に集中して話を聞き始めた。
「私が今まで見る限り、なかなかスコアが良くならない人は
無理なスイングをしている事が多いです。
身体を無理やり捻ったり回したり、逆に、頭を固定したり足を動かさなかったり。
スムーズに身体が動かないのを「自分の練習不足」だと思って頑張っているんですね。」
うん。そうだ、その通りですよ。本当に。
「実は、再現性の高いスイングが出来ないのは自分の努力不足じゃなくて、
その動かし方が自分の身体にマッチしてないからなんです。
関節の構造上「動かしやすいスイング」と「動かしにくいスイング」があるんです。」
おぉ~。これは、衝撃的な言葉だな!?
そうか、骨格的に無理なスイングっていうのがあるんですね、プロ。
でもそー言われてみれば
以前にも「スイングタイプが違います!」って言われたような気がするな?
すっかり忘れていたけどっ。
「このレッスンでは、自分に合ったスイングをしっかり身に付けてもらいます。」
なるほど~。そういう事だったのか。「自分にマッチしたスイング」って。
それを、プロが見極めて教えてくれるってワケですか。この俺に。
ぜひ、今直ぐ教えてください、
その再現性の高いスイングってヤツを!
これが出来るようになったら、
ダフッたり、トップしたり、どスライスになったり、
チーピンしないって事ですよね?もう二度と。
いいぞ。それはいいぞ!
レッスンがスタートする前に、大きな不安に駆られて泣き出しそうになっていた俺は、
既にそこには居なかった。
これから始まる今シーズンのレッスンに、
「期待」と「希望」に胸を踊らせ夢を見つめている俺が現れていたのだった・・・。
好みのタイプ
「むらコンペ」での決意が夢となった俺は、
再び「ブース・アイゴルフスクール」の扉を叩いた。
実はコンペの後、
あまりにも不甲斐ない結果に終わった俺は、
一人で練習場に出掛けて「自主練」に取り組んでいた。
その時に、ハタと気付いてやってみた方法が物凄く好感触だったので、
それが正しいかどうかをプロに検証してもらう意味もあったのだ。
「プロ!実はこの間、遂に掴んじゃったんですよ。わたし!」
うん、何ですか?と、
少し不思議な顔をしながら俺の話を聞いてくれる、市橋プロ。
「あのですねー。プロが前に、
「クラブに引っ張られる様にダウンスイングをする」ってアドバイスをしてくれたじゃないですかー。
その感覚が、分かるようになったんですよ!」
ほぉ~。と言う様に、
さらに俺の話を聞いていてくれるプロ。
「そしたらですねー、
もう、見違える様なボールが飛びだしたんですって!
いや、マジで!!」
なるぼど~。と言う感じでうなずいているプロ。
じゃあ、ちょっと見せてくださいと、
早速の俺のスイングをチェックし始めてくれた。
「よ~し、見てろよー!」と言わんばかりに、
先日の好感触を披露し始めた俺。
こんな感じですよ。
ペシ。
あれ?こんな感じだったかな?
ペシ。
おかしいなぁ~。あの時はスゲーいい打球が飛び出したんだけどっ。
ぺし、ぺし、ぺし。
しかし、
一度も見違えるような打球が飛び出す事がなく、
いつも通りの俺がそこに居たのだった。
「それじゃダメですよ、むらさん~。」
俺の情けない姿を見て、
再びプロが口を開き始めた。
「むらさんは、そのスイングタイプじゃないんです。」
へっ?今、何て言いました?
「スイングタイプが違う」って聞こえたんですけど、
それ、どういう事ですか?
初めて聞く言葉に少しタメライを覚えながら、
さらに詳しい説明を聞く事にした俺。
「実はですね、スイングには大きく分けると
「縦振りタイプ」と「横振りタイプ」があるんです。
なので、自分がどのスイングタイプなのか理解していないと、
いくら練習しても上達しにくいんですね。」
なにっ?
「縦振り」か「横振り」だって?
そんな話、初めて聞いたぞ?
しかも、「いくら練習しても上達しない」とは、
それはちょっと聞き捨てならない言葉ですぜ、プロ!
「むらさんは、自分のスイングイにどんなイメージしてを持っています?
例えば、真似したいプロのスイングってありますか?」
そりゃーもちろん、石川遼ですって!
でも最近では、「俺は松山英樹だ!」と思ってゴルフしてますけどっ。
「やっぱり、そーでしたか。(笑)
でも、そのイメージは、むらさんのタイプじゃないんですよ。」
なんだってー!
俺の理想としているスイングが間違っていると言うのかーっ!
そんな、バカな!?
だって今までの5年間、常に俺は石川遼を目指して練習してきたんだぞ !
それがいまさら「違う」とか言われたって困るじゃないかっ。
「ハッキリ言ってむらさんは、「縦振りタイプ」ですね。
プロで言うなら「藤田寛之」です。」
えぇーーーっ!
あの「職人」と名高い藤田プロですかっ!?
ショックだった。
あまりにもショックの大きい言葉だった・・・。
いや、
決して藤田プロが嫌いな訳じゃない。
どちらと言えば、大好きなプロの一人だ。
だた、俺がショックなのは、
追い求めていた豪快スイングでは、「上達するのが難しい」と言われた事なのだ。
誰よりも、豪快なスイングで、
誰よりも、遠くへボールを飛ばし、
そして、誰からも「ドラコンむら」と呼ばれる様な、そんなスイングを目指していたと言うのに、
それが叶わぬ夢だなんて・・・。
まるで、「豊満なビデオ」を見ようと思ったら、
それが、「貧相なビデオ」に変わっていたくらいショックだったのだ。
「これは、自分の骨格に対する 「身体の動き易さ」が関係しているからなんですね。
むらさんは、小さくコンパクトにスイングした方が、身体が動きやすい構造になっているんですよ。
まあ、横振りで上達出来ないワケじゃないんですけど、
たぶん物凄く時間が掛かると思いますよ。」
そうか。そんな理由があったんだ。
と言うことは、
俺がいつまで経っても上達出来ないのは、
「目指ざすスイングが違っていたから」という訳なんですね?
さすがは、プロ!
俺の悩みも簡単解決じゃないですか!
そして俺は、
さらなる「スイング改造」をすることを
再び決意したのだった・・・。
俺のスイングの欠点
突然、ティーチングプロから届いたメール、
「レッスンしますよ!」
に浮かれながら、早速練習場に出掛けて行った俺。
今まで一度も会った事もなく見た事もないプロに、
一体どんな顔をして会えばいいのか少しのためらいもなく、
「アップルラインゴルフセンター」の2階に打席に陣取って、
プロが来るまで軽くウォーミングアップをしていた。
5年間もの間、
これだけ練習を繰り返しながらも未だに「シングルプレイヤー」になる事が出来ない俺。
いやそれどころか、
「80台」「90台」のスコアはおろか、「100切り」すら出来ない状態が続いている。
なぜなんだ?
一体どうしてなんだ!?
毎日、こんな質問を自分に投げかけてはひたすら練習をしてきたが、
もしかしたら、それも今日でグッバイ!になるかも知れないぞ。
「むらさん。」
プロがいきなり声を掛けてきた。
「あっハイっ。むらですっ。今日はよろしくお願いしますっ。」
予想以上に若いイケメンボーイに焦ってしまいながらも、
一通りの挨拶は済ます事が出来た俺。
しかし、今まで一度も会った事も無いのに、
すぐに俺だと見抜くところは、さすがはプロだ!
見る目がある!
なぜなら、
何の特徴もなく「平凡人間長野代表!」と誰が見ても納得出来るほどの俺を一発で見つけるなんて、まさしくその眼力が優れているからに違いない。
そして早速、
俺のスイングチェックが始まった。
「とりあえず、何回か打ってみてくださいね。」
7番アイアンを持って、言われた通りにボールを連打し始めた。
「う~ん、そーですね・・・」
どんなチェックしているのかは分からないが、
俺のスイングを見ながら物静かになっていくプロ。
うん?一体なにを考え込んでいるんだ?
「そーですね・・・、そんなに悪くはナイですよ!」
なっ、なんですと!?
今、「スイングは悪くない」って言いました?
ほんとですか、ソレ!?
「そーですね。ただちょっと・・・、」
えっ、「ただちょっと・・・」って何ですかっ!?
「アドレスが悪いのと、手振りですねぇー。」
ガチョーン!
俺のスイングが、手振りだってぇーーー!?
今まで、ボディーターンのマスターだけを特訓してきた俺のスイングが、
「手振り」だと言うのか!?
なぜだ?
この磨き上げたボディーのどこがいけないと言うのか?
胸か?
ローマ彫刻の様な大凶筋がいけないのか?
それとも腹か?
仮面ライダーV3の様にパックリ割れた腹直筋がダメだと言うのか?
確かに、最近はその上に脂肪が乗っているけどっ。
「ゴルフのスイングって実はシンプルで、
自分の向いてる方向、アドレスで構えた方法へ必ずボールが飛んで行くんですね。」
ふむふむ。
それは聞いた事がある話だぞ?
「でもプロ、ちょっとイイですか?
私、ボールがスライスになったりフックになったりで滅茶苦茶なんですけど、
それはどうしてですか?アドレスが悪いって事?」
「それもありますけど、ボールが曲がる原因は、
一番は「クラブフェイスの向き」ですね。」
ほぉー、そーなんだぁ~。
「この事はまた後で、その理屈「ボールが曲がるメカニズム」をお話しますよ。
で、正しいアドレスがセットアップ出来たら、
後は、身体を捻りながら腕を上げて下ろすだけ。これだけです。」
へっ、これだけ?
「はい、これだけです。
腕を振ってボールを打とするから上手く行かないんですね。
腕は振らない!しっかり身体を捻ってから、アドレスの位置に戻すだけですよ。」
なんだってぇー!「腕は振るな」だとぉーーー!
そんなバカなっ。
だって、腕を振らなきゃボールを飛ばせないじゃないかっ!
それは一体どういう事なんだ、プロ?
「だから手振りになってるんですよ、むらさんは。
手は振っちゃダメ。上から下りてくるだけです。
しっかり身体を捻ってあげれるだでいいんですよ、こうやって。」
そう言いながら、プロが見本を見せてくれた。
凄い!確かにプロだ!
TVや雑誌で良く見る「プロの連続写真」の形そのものだ!
「じゃあ、ちょっとやってみてください。」
そう言われて、
プロの見本通りにテークバックからトップの形までやってみた。
「ダメダメー。それは、身体の捻りじゃなくて回転です。
そうなじゃなくて、上半身全体を捻っていかないと。
スイングは、回転じゃなくて捻転ですよ!」
なにっ。
スイングって身体の回転運動じゃないのかっー!?
俺の「スイング理論」が一気に覆された一瞬だった。
どうやら俺は、
今まで間違った練習してきたらしい。
スイングは、
「身体の回転運動」だと。
そして、
俺の、
今までの5年間を全てリセットして、
新たなスイング作りへの取り組みが遂に始まったのである・・・。
「ブース・アイゴルフスクール」プロのブログ
↓ ↓
「そんなあなたがステキです!!」
スイングの欠点
「週に一度のプロレッスン」は相変わらず続いているが、
ただ、それだけでは上達しないと思っている俺は、
当然「自主練習」もやっている。
先日も、仕事が終わった後に練習場で打ち込んでいた。
「俺の欠点は、身体に力が入りすぎちゃう事なんだよ。
もっと、力を抜いてスイングしないと・・・」
「まずは、身体をしっかり捻転させるんだ。
股関節をしっかり曲げて・・・」
「だから、グリップを強く握っちゃイケナイんだって。
優しくソフトに包みこんで・・・」
などと、独り言をブツブツ呟きながらスイング練習に励む俺。
テークバックからトップ、トップからハーフウェイダウンと、
理想のスイングプレーンをイメージしながらそれを何度もなぞって行く。
「こうだよな?こういう感じに動かすんだよな・・・?」
しっかり確認をしてボールを打つ。
「あ”っ」
ダフッてしまった。
結局、自主練習を繰り返していても、
「これだ!」という感覚はなかなか得られない。
なぜだ?
一体俺のスイングの何がイケナイというのだろうか?
今までプロから教えてもらった事は、
すべでノートに書き残してある。
俺は、その一枚一枚をめくりながら、
今まで教わってきた事を復習し始めた。
・スイングは、身体の回転運動
・腕は、右肩から左肩へと振っていく
・首後ろの頸椎がスイング軸
・右足の拇指球が要
・フィニッシュは正面に向かって真っ直ぐに立つ
などなど、たくさん書かれている項目から、
スイング時のチェック項目を確認して行った。
「うんうん、なるぼどなぁ~。
でも、出来ることは全てやっているけど・・・」
自分の中では、完璧なまでにチェックを行っていた。
多分、アルソックの警備保障にも負けないくらいの厳重ぶりだ。
「じゃあ、何だ?一体どうして、ボールの弾道が安定しないんだ?」
とにかく、俺のボールは曲がる。
右に行ったり左に行ったり。
きっと、お前は自由気ままに自分の行きたいい所へ飛びたいんだろうと、
最近ではその姿を静観していたが、だからスコアがまとまらないのは言うまでもない。
心の中では、
「頼むから、曲がるのはどっちか一方方向だけにしてっ」
と願っているのが実情だった。
「おかしいな?
教わった通りにやっているのにどうして
ダフったりトップしたり、
右に行ったり左に行ったり、
距離が飛んだり飛ばなかったり、
カットになったりプッシュになったり、
ヘッドアップしちゃったり腰が開いちゃったりしちゃうんだ・・・?」
俺の悩みは、さらに深まっていくばかりだった。
そんな時、
先輩のMさんが声をかけてきた。
「おー。相変わらずヤッテルね~。」
それは、アマチュア大会にも出場しているMオヤジだった。
「あれ、Mさん。珍しいですね、練習なんて?
あっでもイイところに来た。ちょっと教えてくださいよぉ~」
ワラにもすがる気持ちでお願いしてしまった。
また独自ゴルフ講釈が始まるのをすっかり忘れて。
「どうした?100、切れたか?」
「まだ切れてないですよっ」
「なんだよお前。まだ100も切れないのか?」
やっぱり、声を掛けなきゃ良かったと後悔したがもう遅かった。
「じゃあ、少し見てやるよ」と、
俺のスイングを後ろからチェックし始めていた。
「固いよ、固い。
もっと力を抜いてスイングしろって前に言わなかったっけ?」
確かに、
以前見てもらった時にも同じことを言われていた。
「これでも、スゲー力を抜いてスイングしているんですけどっ」
「ダメだなそれじゃ。もっとこう柔らかくスイング出来ないのかね~?
それに、その打ち方じゃボールも飛ばないだろう?」
「えっ、どうして分かるんですかっ?
ボールも飛ばないし、弾道も高くならないんですよっ」
「そうだろ?もっと速く振らなきゃ
ボールだって飛んで行かないぜ!」
なにっ?もっと速く振れだって!?
「そんな事したら、力が入っちゃうじゃないですかっ。
「抜け!」って言ったくせにっ」
「バカだなぁお前。
速く振るって言うのは、身体の回転を速くするんだよ。
もっと腰を切るんんだよ。腰を!」
そう言いながら、腰を動かすMオヤジ。
確か還暦と言っていたが、なかなか鋭い腰の動きだ。
一瞬、俺の暴れん将軍の血が騒ぎだしそうになったが、
公衆の面前なので控えて置いた。
「そんな事より、お前の場合は違う練習をした方がいいな。」
うん?どういう事だ?
「しっかりインパクトしろって事だよ。
いつもフェイスの同じ場所に当たるように打たなきゃ、
球筋が安定しないだろ。」
えっ、どうして分かるの?
今俺が一番知りたい事を!?
このMオヤジ。
たまにドキッていう事を指摘してくるから怖い。
「そうそう!実はそれが一番の悩みなんですよぉ~。
で、どうすればしっかりとしたインパクトが迎えられるんですか?」
「そんなもん、しっかりボールを見ていればいいんだよ。」
バカだった。このオヤジに詳しい方法を求めた俺がバカだった。
常に感覚で物を言う天才肌には、
言葉での説明が出来ないのを忘れてしまっていた。
「だから、そういう事じゃなくて・・・」
俺は、言葉に詰まってしまった。
どうやって、この思いを伝えればいいのか?
どうすれば、本当に聞きたい事をに伝えられるのか?
ラ~ラ~ラ~ ララ~ラー 言葉に出来な~い
今ほど、小田和正になりたい!と思ったことはなかった。
「お前のスイングはよぉー、
足が動き過ぎてるんだよ。」
へっ、あし?
「そーだよ。身体が上下に動いたり左右に動いたりしているから、
いつも同じ場所でインパクトが出来ないんだよ。
膝の高さが最初から最後まで変わらないようにスイングしてみな。」
言われた通りにやってみた。
げっ!
今までとは打って変ったボールが飛び出して行った。
何度も何度も飛び出して行った。
「なっ。いいだろ~!」
得意げな顔でMさんが呟いていた。
今まで、上半身の使い方に問題があると思って練習してきたけど、
それがまさか下半身にあるだなんて!?
まさしく「まさか!」を経験した一瞬だった。
また、新しいスイングを手にした俺は、
今週末のコンペに向かってひたすら練習に取り組むのだった。
そして、
「下半身が重要」というプロの言葉を忘れていた事も
思い出したのだった・・・。
パワー おぶ ××
「お前の最大の欠点はなぁ、・・・」
県アマ予選会を間近に控えたM先輩は、
俺のスイングを見ながら言った。
えっ。
俺のスイングの欠点だって!?
一瞬、驚きに近い声を上げてしまったが、
すぐに我を取り戻し、次の言葉を待つ俺。
しかし、心の動揺は収まったワケではない。
「うっウソだろ?欠点だなんて・・・?」
「何を言ってるんだ?このオヤジは・・・?」
「この俺に、一体どんな欠点があると言うのか・・・?」
心の中では、こんな言葉が繰り返されている。
昔、モテる男の条件と言えば、
「高学歴」「高収入」「高身長」の「3高」と言われていたが、
その条件を全て満たしている俺。
「ゴルフ好き」「練習好き」「レッスン好き」の「3好」に加えて
「酒好き」「女好き」「ちょめちょめ好き」の「6好」まで持っているパーフェクトなこの俺に、まさか欠点などあるハズがないと今まで信じて生きてきた。
もし街角で、
「完璧という言葉が似合う有名人教えてください」と言われたら、
間違いなく「俺!」と即答で答える自信を持っているのだから、
欠点なんて探しても見つからないと思っていた。
しかし、敢えて「欠点を上げてください」と言われれば、
「欠点のないのが欠点」と答えるだろう。
そんな俺に対して、
「欠点がある」とはどういう事だ?
おまけに、
「最大」とまで付けるその真意はどこにあるのだ?
俺は、
M先輩からの言葉をジッと待っていた。
「お前の最大の欠点はなぁ、
肩に力が入っていることだよ!」
なっ、何だってぇっ!?
「そんなに肩に力が入っていちゃ、ボールなんてまともに当たらないぜ。
いいか?腕の力でスイングするんじゃなくて、身体で振るんだよ!」
あまりに当たり前すぎる答えに、しばらく呆然としてしまったが、
どうやら、先輩の指摘する事はこういう事だった。
「腕に力が入っている限り、いいスイングは出来ない」と。
なぜなら、ヘッドは走らなくなるし、
ダフリやトップも多くなるから。
だから、スイングで重要なのは、
「パワー」ではなくて「力を抜く」ことだと言うのだ。
確かに。
力に頼っていた所があったかも知れない。
「パワーが全て!」と、感じていた所があったかも知れない。
だけど、このパワーを信じなくて
一体何を信じろと言うのか?
この疲れ切った世の中で、
パワーの源となる「愛」を信じなくて、
どうして夜の街に出掛けられると言うのか?
ハウンドドックの大友康平も歌っていたじゃないか。
「愛はすけべさ。愛をこめて 強く強く」と
そうさ。
「パワー おぶ ラブ」なのだ!
「えっ。そんなに肩に力入ってます?
結構、力を抜いてスイングしてるんですけどっ?」
「ダメだな、それじゃ。腕を振る意識が強すぎるんだよ。
腕じゃなくて、腰をもっと回すんだよ。腰を。
腕を早く振ろうとするから、肩に力が入るんだよ。
それをやっている内は、何をやってもダメだな。」
「ダメだなって・・・。じゃあどうすりゃイイんですかっ!
どうすれば、肩の力が抜けるか教えてくださいよっ。」
「バカだなぁ、お前。
そんなモン、意識すりゃーいいんだよ。力を抜くって。」
「・・・・・。」
やっぱり、このオヤジに聞いた俺が悪かった。
「意識して出来たら、もうシングルになってるわー!」と叫びたかった。
「それが出来ないから悩んでいるんだぞ」と。
しかし、とりあえず言われた通りに力を抜いてスイングしてみたボールは、
見違えるような弾道でネットに突き刺さった。
あれっ?
これって、どういう事なの?
そして、俺の悩みは、
さらに深まって行ったのだった・・・。
最大の欠点
俺にも、ゴルフを教えてくれる先輩がいる。
と言っても、
ただ俺より人生を長く生きていて、
ゴルフ歴が30年以上にもなり、
毎年「県アマチュア競技選手権」に出場しているが、
いつも予選通過にならずに帰ってきては、
「あそこでOBを出さなきゃ決勝に進めたのなー」と愚痴をこぼしているオヤジなのだが。
一緒にラウンドする機会も多く、
「お前、少しは上達したのか?もう、100は切れるんだろうな?」
といつも俺にプレッシャーを掛け、
そして自分は「今日は70台で回るぞ!」なんて言いながらも結局そんなスコアは出ずに
「あんな短いパット外していたら、70台は出ないわ」と、独り言をつぶやいているオヤジである。
周りからは、
「じい」とか「ボケてる」とか呼ばれながらもそんな事は気にせず、
ひたすら自分の事だけを考えて行動し、そして都合が悪くなれば、
「あっ。わるいわるい。」と言って特に反省している素振りも見せない人だ。
そんな先輩に、
先日練習場で会う機会があった。
「あれ~Mさん。珍しいじゃないですか、練習だなんて?」
「おぉ。もうすぐ県アマの予選が始まるからよ。」
「ふ~ん、そーなんですか。で、いつから?」
「来月だからよ。でも、後2回のラウンドで調整しなきゃならねえんだ」
どうやら、予選に向けてのコースプレーが後2回しか出来ないと言う事で、
それじゃ足りないと久々に練習場に来たらしいのだ。
「でも、調子イイ見たいじゃないですか?」
「おぉ、分かる?ドライバーは調子イイんだよ。」
さすがは、ゴルフ歴30年のベテランだけはある。
バツン!バツン!と勢いのある打球が遠くのネットに向かって飛び出していた。
俺は隣の打席に陣取り、
いつも通り「スイングドリル」の練習を始めた。
「何だそれ。お前、また変なことやり始めたな。」
隣でボールを打っていたMさんが、イキナリ俺に言ってきた。
「変な事って何なんですか、もう。これはプロ直伝のドリルですよっ!」
「プロって、またお前レッスン通ってるのか?
好きだねー、ほんとに。」
「当たり前じゃないですかっ。好きじゃなきゃ、ここまでゴルフ続けてないですよっ!」
「そんな事やったって、上手くならねーよ。
もっとコースに出なきゃダメだぜ。」
相変わらずの憎まれ口は止まらない。
大体このオヤジ、この手の事を言い出したらキリがなく
「もっと、力一杯振らなきゃ飛ばないぜ!」とか、
「腰だよ、腰!腰のキレが重要なんだよ!」とか、
止めどなく練習の邪魔をしてくる。
こう言う場合は、
「はいはい。分かりましたよっ。」と、
俺は、右耳から左耳へのスルーでやり過ごす事にしている。
相手にされていないと気付いたのか、気付かないのか、
M先輩は、自分の練習に戻って今度はアイアンでボールを打ち始めた。
これもさすがにパチン!パチン!と、元気のいいボールを打っている。
それにしても、物凄い高い弾道だ。
すかさず、今度は俺が声を掛けた。
「スゲえ、高いボールですね。それ、何番で打ってるんですか?」
「7番だよ。」
「えっ。7番!?だって、俺の9番で打つ球より高く上がってますよっ?」
「おぉ。ちょっと高く上がり過ぎちゃんだよなぁ。もっと低いボール打ちたいんだけどな。」
確かに高い弾道だ。
しかし、どの番手を使っても「低弾道、横スピン」の俺にしてみれば
憧れの高さだと言える。
俺は思わず、
「ちょっと、俺のスイングみてくださいよっ」
と声を掛けてしまった。
あの説教じみた独自のゴルフ理論が始まる事を忘れて。
先輩は、
「しょーがねぇーなぁ~」と言いながら、
俺のスイングをしばらく見ていた後、こうつぶやいた。
「お前の最大の欠点はよぉ・・・」
えっ!
なに!?
俺の最大の欠点はなんだってっ!?
この後、
M先輩から、
「俺の最大の欠点」という、
驚くべき事実が、
伝えられたのだった・・・。
To be continued
クセ
「なくて七癖」
と言う言葉がある。
自分では分からないけど、
誰でも「クセ」というのがあるというものだ。
ゴルフをする上でも、このクセを 知っている と 知らない では、
ずいぶん結果も変わってくることだろう。
自分のスイング軌道が、
「アウトサイドイン」なのか、
それとも、
「インサイドアウト」なのか?
俺は、当然「インサイドイン」で振っているつもりだけど、
スライスが出るので「アウトサイドイン」のスイングになっているのだろう。
たぶん・・・。
そう、
クセだから、
困ったことに、自分では分からないのだ。
「もう少し、テークバックからインサイドに上げた方がイイですね。」
とか言われても、
「えっ!?すごくインサイドに上げてるつもりなんですけど・・・。」
とか言っちゃうし、
「頭を、インパクトまでしっかり残して!」
とか言われても、
「ええっ!?すげェ残ってませんか?もうイイからって言われるくらいにっ。」
とか思ってしまう。
そうなのだ。
普通にやっていることでも「自分のクセ」が、
普通と違う結果をもたらしてしまうのだ。
こうやって考えると、
クセって恐いなぁ~ってつくづく思う。
そこで、
「俺には一体どんなクセがあるんだろう?」
と、冷静になって見つめ直してみた。
う~ん?
何があるのかな~?
傘を持つと、ついスイングしたくなことかなぁ?
いや。
これは誰でもやっていることだから、
クセとは違うなっ。
他には・・・?
3って数字を見ると、
おっバーディーかとか言っちゃうことかなぁ?
いや。
ショートホールではパーだから、これも違うな。
じゃあ、何がある?
あっ。アレはついやってしまうよな。
トイレットペーパーを三角形に折ってしまうこと。
こうすると、次に入った人が取りやすいモンね~。
あとアレもそうか?
エスカレーターに乗った時、鏡に映る自分をチラッと見てしまうこと。
不思議なんだよねー。
ジッとは見ないんだよ。あくまでチラ見。
チラッチラッって。
ってことは、コレも絶対にクセだよな?
「あなたっ!一体いま何時だと思っているの!」
「しょーがないだろっ。付き合いなんだからっ。」
って言うやつ。
そーだよ。
何も好きで飲んでるわけじゃないんだよっ。
仕方ないじゃない、付き合いなんだから・・・。
女性のみなさん!
これは、男のクセなんですっ。
だから、
だから・・・。
優しく接してくださいね・・・。
と言う言葉がある。
自分では分からないけど、
誰でも「クセ」というのがあるというものだ。
ゴルフをする上でも、このクセを 知っている と 知らない では、
ずいぶん結果も変わってくることだろう。
自分のスイング軌道が、
「アウトサイドイン」なのか、
それとも、
「インサイドアウト」なのか?
俺は、当然「インサイドイン」で振っているつもりだけど、
スライスが出るので「アウトサイドイン」のスイングになっているのだろう。
たぶん・・・。
そう、
クセだから、
困ったことに、自分では分からないのだ。
「もう少し、テークバックからインサイドに上げた方がイイですね。」
とか言われても、
「えっ!?すごくインサイドに上げてるつもりなんですけど・・・。」
とか言っちゃうし、
「頭を、インパクトまでしっかり残して!」
とか言われても、
「ええっ!?すげェ残ってませんか?もうイイからって言われるくらいにっ。」
とか思ってしまう。
そうなのだ。
普通にやっていることでも「自分のクセ」が、
普通と違う結果をもたらしてしまうのだ。
こうやって考えると、
クセって恐いなぁ~ってつくづく思う。
そこで、
「俺には一体どんなクセがあるんだろう?」
と、冷静になって見つめ直してみた。
う~ん?
何があるのかな~?
傘を持つと、ついスイングしたくなことかなぁ?
いや。
これは誰でもやっていることだから、
クセとは違うなっ。
他には・・・?
3って数字を見ると、
おっバーディーかとか言っちゃうことかなぁ?
いや。
ショートホールではパーだから、これも違うな。
じゃあ、何がある?
あっ。アレはついやってしまうよな。
トイレットペーパーを三角形に折ってしまうこと。
こうすると、次に入った人が取りやすいモンね~。
あとアレもそうか?
エスカレーターに乗った時、鏡に映る自分をチラッと見てしまうこと。
不思議なんだよねー。
ジッとは見ないんだよ。あくまでチラ見。
チラッチラッって。
ってことは、コレも絶対にクセだよな?
「あなたっ!一体いま何時だと思っているの!」
「しょーがないだろっ。付き合いなんだからっ。」
って言うやつ。
そーだよ。
何も好きで飲んでるわけじゃないんだよっ。
仕方ないじゃない、付き合いなんだから・・・。
女性のみなさん!
これは、男のクセなんですっ。
だから、
だから・・・。
優しく接してくださいね・・・。
スイングのリズム
DVDを見た。
「激芯のドライバー・曲げずに飛ばす5つの掟」
教えてくれるのは、ツアーコーチ・内藤雄士だ。
ゴルフ練習を始めた当時から、俺はドライバーの打ち方に悩んでいた。
一、ボールが高く上がらない。
一、飛距離も出ない。
一、地を這うような低い弾道。
一、左への引っ掛け。
一、チーピンでしかもドロップ。
これこそ「ド素人」と言うくらい、
ダメダメぶりを発揮している。
内藤雄士といえば、あの「丸山茂樹」もコーチに頼むくらいだから、
実力もバッチリ。
アメリカで学んできた最新のスイング理論と、分かりやすい教えたかに定評がある。
そして、人気の元は、その「イケ面」だろう。
俺と”共通点”があるのも、何だか信頼が置けるじゃないか。
「イケてる面子」に「イケナイ面子」。
短くすれば同じ「イケ面」だが、意味が全然違うところは理解してほしい。
そんな、内藤雄士によると、
ドライバーで何より大切なのは、「リズム」だと言う。
1でアドレス。
2でテークバック。
そして3で振り下ろす、「イチ、ニ、サン」のリズムだ。
早速、俺も試してみる。
「イチッ、ニッ、サンッ。イチッ、ニッ、サンッ。」
素振りは何だか調子がいい。
ヨシ。この調子、この調子。
「イチッ、ニッ、サンッ。イチッ、ニッ、サンッ。」
いいぞ、いいぞ。
これで、250ヤードも軽くオーバーだな。
「イチッ、ニッ、サンッ。イチッ、ニッ、サンッ。」
そう言えば、「あした天気になあれ」の向太陽も、
「チャー・シュー・メン!」
と叫んで打っていたな。
じゃあ、今度は、チャー・シュー・メンで打ってみるか。
「チャー・シュー・メ~ン!」
まあ、これも悪くはない。
それならこれはどうだ?
「ミソ・ラー・メーン!」
リズムが合わない。
やっぱり、本場札幌じゃなきゃダメか。
「シオ・ラー・メ~ン!」
好みもあるが、チャーシューにはかなわない。
なら、この人のパワーを借りてみよう。
「ジャッ・キー・チェーン!」
さすがはカンフー。キレが違う。
「ペ・ヨン・ジューン!」
冬のソナタは今でも健在。
あっ、それなら、彼女達ならどうか?
「も・も・こー!」
「し・の・ぶー!」
「さ・く・らー!」
どうやらこの勝負、しのぶに軍配が上がったようだ。
でも、日本語じゃなくて英語のリズムだったら
さらにイイかもしれない。
「アイ・ラブ・ユー!」
「アイ・ニー・デュー!」
「アイ・ウォン・チュー!」
こんな言葉しか出てこない頭の中を、
一度覗いてみたい気がするのは、
きっと俺だけではないだろう・・・。
宿題レッスン
前回の「ゴルフ講座」の終わりに、プロから宿題を出された。
「ハーフのスイング練習を、次回までに練習してきてくださいね」
と。
どうやら、”手打ち”の矯正には、
ハーフスイング
が効くらしい。
バックスイングは、腰の高さ。
フォロースンイグも、同じく腰の高さまで。
時計の針で表現すれば、
「9時~3時」
いや、「3時~9時」か。
そんな、どっちでもいいことに少し悩みを感じながら、
今日は練習場でトレーニングをした。
「えっと、何を気をつけながらスイングすれば良かったんだっけ?」
と、記憶を探る俺。
そうだ。
確か、
「背中を動かすことを意識して」
と言っていたなぁ。
「背中を捻って、正面に向けて行く」
ボディターンでいいはずだ。
「胸の向きを、クリップエンドに同調させて行く」
感じだろう。
俺は、
グリーン手前からのピッチショット
をイメージしながらボールを打った。
ポーンと軽く飛んで行く。
うん。
なかなかイイ感じだ。
でも、俺はフト思った。
やっぱり、この練習を名づけるとしたら、
「ハーフ&ハーフ」
になるのだろうか?
いや、それじゃあ芸がない。
なら、
「半分、半分」
でどうだ。
ただ日本語にしただけじゃないかっ。
じゃあ、
「9時、3時」。
まるで、
セブンイレブン(7-11)の様だ。
でも、”イイ気分”だ。
それなら、コレはどうだ?
「開いてて良かった!」。
うん?何の話しだ?
分かった!これだ!!
「どうして長野には「ファミリーマート」が無いんだ!」
・・・・・。
このネーミングを聞いた人は、
一体何をやっているのか分からないだろう。
絶対に・・・・。
「ハーフのスイング練習を、次回までに練習してきてくださいね」
と。
どうやら、”手打ち”の矯正には、
ハーフスイング
が効くらしい。
バックスイングは、腰の高さ。
フォロースンイグも、同じく腰の高さまで。
時計の針で表現すれば、
「9時~3時」
いや、「3時~9時」か。
そんな、どっちでもいいことに少し悩みを感じながら、
今日は練習場でトレーニングをした。
「えっと、何を気をつけながらスイングすれば良かったんだっけ?」
と、記憶を探る俺。
そうだ。
確か、
「背中を動かすことを意識して」
と言っていたなぁ。
「背中を捻って、正面に向けて行く」
ボディターンでいいはずだ。
「胸の向きを、クリップエンドに同調させて行く」
感じだろう。
俺は、
グリーン手前からのピッチショット
をイメージしながらボールを打った。
ポーンと軽く飛んで行く。
うん。
なかなかイイ感じだ。
でも、俺はフト思った。
やっぱり、この練習を名づけるとしたら、
「ハーフ&ハーフ」
になるのだろうか?
いや、それじゃあ芸がない。
なら、
「半分、半分」
でどうだ。
ただ日本語にしただけじゃないかっ。
じゃあ、
「9時、3時」。
まるで、
セブンイレブン(7-11)の様だ。
でも、”イイ気分”だ。
それなら、コレはどうだ?
「開いてて良かった!」。
うん?何の話しだ?
分かった!これだ!!
「どうして長野には「ファミリーマート」が無いんだ!」
・・・・・。
このネーミングを聞いた人は、
一体何をやっているのか分からないだろう。
絶対に・・・・。