2014年11月07日

人気の女子プロゴルファー

最近、練習熱が上がっていて、
めっきりゴルフのTV中継を見ることがなくなっていたが、
俺の知らない間に女子プロのツアーメンバーも大分変ってきている様子だ。

あの横峯さくらも、既にベテラン組と言われるようになり、
若手がドンドンと台頭してきている。

・渡邉 彩香
・鈴木 愛
・福田 真未
・香妻 琴乃
・藤田 光里

などなど・・

二十歳そこそこの若い女子プロたち。

プロになってからまだ2,3年しか経っていないというのに、
すでにレギュラーツアーで堂々と戦っている姿には俺も注目せざるを得ないが、
それに加えて「可愛い」となれば、例えゴルフやらない人でも視線が釘付けになる事だろう。


・ゴルフが上手
・そして可愛い
・しかも若い!


ときたならば、男は無条件にその人の事が好きになる。
これは、男性として「正常な生理現象」だ。



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Posted by アマゴルファー・むら at 20:12 Comments( 11 ) 日常雑記 プロゴルフ

2014年08月03日

荷物が届いた

長い旅から家に戻った俺に
荷物が届いていた。





「何だ?この荷物は?」

そこそこに大きい段ボールだが、
持ち上げてみると意外に軽い。
両手で簡単にヒョイと抱えられる重量だ。

そして、箱を左右に軽く振ってみた俺。

中からは特別変な音も聞こえてこない。
小さく「カサカサ」と、紙が擦れる様な音が聞こえてくるだけだった。

「何だコレ?中に何が入っているんだ?」

インターネット経由で物を買う事が多い俺は、
たまに自宅に宅配便の段ボール箱が届くことがある。
しかし、最近物を購入した記憶がないので、
この荷物には心あたりが無い。

「でも、待てよ・・・?


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Posted by アマゴルファー・むら at 21:33 Comments( 7 ) 日常雑記 ゴルフ用品

2014年04月06日

春だけど・・・

卒業だけが理由だろうか?

会えなくなってから既に3か月。
俺は未だに信州の雪に埋もれている。


右手を出しても、その手の中にはゴルフクラブは握られていない。
あるのはだた、「掴み損ねた夢」「記念のボタン一つ」だけだった。


「さみしくなるね・・・」
そんな事をポツリと呟いた人もいたかも知れない。

「今までどおりに会えるよね・・・?」
と言いながら友だちが呼んでいる方へ駆け出して行った人もいたかも知れない。


流れる季節たちを微笑みで送った6年間。

俺のゴルフ人生は、
ただそれだけだった・・・。


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Posted by アマゴルファー・むら at 21:15 Comments( 12 ) 日常雑記

2013年12月12日

決別

「ゴルフの一番の欠点は、
それが「止められないほど面白いゲーム」という事だ。」


と誰かが言ったが、そんな止められない止まらないカッパえびせんの様なゴルフに、
俺は「さよなら」を言わなくてはならない時が来てしまった。

ここ信州のゴルフ場がクローズになる12月。
早いもので、俺がゴルフを始めてから今年で丸5年、
5回目のオフシーズンに突入しようとしている。


「目指せ、シングルプレイヤー!」と声高らかにスタートを切り、
まずは「知識だ!」と書店に置いてあるゴルフ雑誌を片っ端から立ち読みし、
次に「スクールだ!」と数々のティーチングプロのドアを叩いて、
あとは「練習だ!!」と最低でも週に1回、多ければ毎日の様に練習場でボールを打ち込んできた。

コースにも足を運び、月2回という限られたラウンドの中で実践と検証を繰り返しては、
日々変化する自然の中で、天気を見て気温を感じ風を読んではコースとの対話を続けてきた。

芝の種類やグリーンの形状、ハザードの位置、レイアウトなど、
どんな意図を持ってコースが設計されているかを考えながら、
併せて自分の身体のコンディションを確認しプレーの戦略を立て、
その時に最適なショットを選択していく。

しかし、スイング技術の数より欠点の数の方が多い俺には、
イメージするマネジメントを確実に実行出来るだけのスキルはまだ身に付いていはいなかった。

「どうしてスライスになってしまうのだろうか?」
「なぜ、いつも短いアプローチがトップになってしまうのか?」
「パターの距離感が全く合わない・・・」


俺の悩みは尽きることなく溢れていた。




「もう、今年も終わってしまうんだな・・・。」

毎年いつも感じる事だが、
一年なんてアッという間に過ぎて行く。

「行くな!まだ行っちゃダメなんだ!!」
とどんなに願ってもアッという間に過ぎて行く。

「我慢だっ。もっと我慢するんだっ。よっ・・・」
と強くしっかり言い聞かせてもアッと言う間に過ぎて行く。

でも、それは仕方がない。
季節は常に変わって行くものだし、
また季節が変わるからこそ新しい気持ちに切り替えることも出来る。
そう考えればこのシーズンオフも、
ゴルフの上達には「必要不可欠な要素」なのかもしれない。



俺はこの冬、
自分自身のゴルフを見直そうと思っている。

今までの丸5年間に身に付けた知識と経験を全てリセットして、
始めからからゴルフを見つめ直そうと考えている。

クラブの持ち方から始まって、
グリップの握り方、アドレスの取り方、テークバックにトップにダウン、
インパクトからフォロー、フィニッシュに至るまでの一連のスイング動作。

ドライバーの打ち方、ボールの飛ばし方、
アイアンショットに寄せるアプローチ、
ウェッジでのバンカーショット、1ピン以内は確実に決めるパッティングなど、
今まで蓄積してきたありとあらゆるプレーをゼロにして、
「ゴルフとは何か?」
「なぜ俺はゴルフをするのか?」
「俺にとってゴルフとは一体どういうものなのか?

というところまで戻って、自分自身を見つめ直そうと思っている。

果たしてその結論が、オフシーズンの間に明らかになるのかは分からないが、
しかし、この「ゴルフとの距離を置く」というステップは、
冷えてしまった二人の関係をもう一度修復すると同じくらいに大切な事だと俺は思っているのだ。



雨は夜更け過ぎに雪に変わっていく事の多い信州の冬。

今年の冬も、また例年通りの寒さがやってくる予感を
朝、凍ったフロントガラスをみて感じている今日この頃。

俺のキャディーバックは、いつも積みっぱなしにしてある車のトランクから降ろされて、
押入れの隅に静かに片づけられた12月の日であった・・・。





Posted by アマゴルファー・むら at 23:01 Comments( 17 ) 日常雑記 100の壁 シングルプレイヤー

2013年11月21日

ストレスとの戦い

丸5年間に渡るゴルフ練習の結果が全て出揃ったのを目の前にして、
俺の心と身体は、大きなストレスに見舞われてダウン寸前の状態になっていた。

何に対しても全くやる気が起こらず、
ただ一日の時間が過ぎるのだけをボケーと待ちながら、
ふらふらと世の中を彷徨っている「生きた屍」の様な日々。

常にうつむき加減で、窓の外を見つめては「ハァァァ・・・」とため息を吐き出し、
何かに思考を巡らしている様な素振りでありながら実は何も考えていない状態で、
あらかじめ設定されたプログラムだけを忠実に実行するマシンと化して一日を過ごしていた。

持ち前の、
「明るく」「元気に」「前向きに」という冬でも半ズボン姿で飛び回る姿は隠れて、
代わりに「暗く」「病的に」「後向きに」という「ヒロシですっ」みたいな姿に変貌し、黒々としていた髪の毛も、いつの間にか白いモノが所々に交じるヘアースタイルに変わりつつあった。

ストレスというものは、
ここまで人の姿を変えてしまうのものなのか?と、
やっと今になって気付いた俺。

今までは、
「ストレスってなに?あの喫茶店にいる人?って、それはウェイトレスだろ!
と返事をするくらいストレスとは無関係な生活を送っていたが、
もはやそんなボケを噛ます余裕もない切り切り舞いの生活に変わり果ててしまったのだった。

そして、俺はふと思った。

この「ストレス社会」と叫ばれている現代社会の中で、
人々は一体どうやってストレスと戦いながら生きているのだろうか?

どんな方法でそのストレスを解消し発散して
普通の生活を送っているのだろうか?

ストレスを解消する術を知らない俺は、
とりあえず「どんな方法が有効なのか?」にボケーっとした意識を向けることにした。


まず俺が、ストレス解消法として思い付くことと言えば酒だ!

噂によると関西の方では「飲んで飲んで飲まれて飲んで」を繰り返しながらストレスを解消しているらしいが、あいにく関東圏に属する信州人の俺には、その方法を実行するだけの
「強靭な肝臓」を持ち合わせていない。

さらに、ストレスと戦う前に尿酸値との格闘を続けている俺にとっては、
必要以上の「アルコール厳禁!」と医者からストップも掛かっている。
また右足の指先に激痛が走ったりしたら大変だしなっ。


次に思いつくことは、やっぱり食うことだ!

誰だって、
美味しいもの、好きなものをたらふく食べれば、
嫌な事だって忘れることが出来るだろう。

じゃあ、何を食べに行こうか?

ジューシーで柔らかい歯応えの「信州牛のステーキ」か?
それもいいけど、メタボリックなウエストと高いコルステロール値を示している俺のボディーには
ちょっと合わないな。

それより、秋に新しく獲れたそば粉で打った「戸隠そば」か、
甘い蜜が中にたっぷり詰まっている「ふじ」のリンゴか?

でも、普段から食い慣れている物だから、
あえて腹いっぱい食べたいとは思わないぞ。

なら、甘いスイーツ、チョコレートはどうだ!
いや、女子じゃないんだから、
そんな物を朝から食べたらきっと鼻血が止まらなくなるぜ。


という事は、俺が思い付くストレス解消方法って、
最後に残るものはもうコレしかないぞ?

「愛に溺れる」
という手段。


このボロボロになった俺の心と身体を、
温かく柔らかく肌に包まれながら優しく優しく癒してもらいたい。

そして、時には激しく狂う様に燃え上がって頭の中を全て空っぽにして
また時には、静かにそっと何も動きもいままで強く抱き締め合っていたい。

まるで、母の胸で安心しきってスヤスヤと寝ている子供の様に、
そんな大きな胸の中で俺も心安らかに眠りにつきたい。

嫌な気持ちも、嫌な思いも全部全部吹き飛ばして忘れられる
「愛の世界」溺れてしまいたい!


分かった。
今夜はお前と一緒に寝ようじゃないか。

こっちにおいで。

俺の愛しいミーよ・・・。












Posted by アマゴルファー・むら at 00:12 Comments( 14 ) 日常雑記 メンタリティ 100の壁

2013年10月29日

One more time, One more chance.

終わってしまった、俺のコンペ・・・。

今シーズンが始まった4月からこの10月に照準を合わせて
「するぞ!100切り!!」と練習を重ねてきたが、
上達するどころか、段々と下手になっているという現実を
まざまざと見せ付けられた結果だった。

前半踏みこらえていたプレーが、
後半になってもろくも崩れ去ってしまった理由は、
まだ冷静になって振り返ることが出来ないでいる。

これ以上何を失えば、俺の心は許されるのか?
どれ程の痛みを受ければ、 もう一度立ち直れるのか?
今のところは全く分からない状況だ。



あの日以来、信州の季節は物凄い勢いで移ろいでいる。

「わがままな性格が愛しい」と言ってくれて、
意見が食い違う時はいつも先に折れていた俺のクラブ。
しかし、楽しくふざけあった時間は、
記憶に足を取られて次の場所を選べないで彷徨っている。

もし、俺にもう少し時間があったら、
もし、俺にもう少しチャンスがあったなら、
今まで丸5年間練習してきた事を思い出して
今すぐ「シングルへの道」を駆け上がって行くと言うのに。
 
でも、今の俺の気持ちは、
ダメになった理由を考えることが出来ない。

だが、俺はいつでも捜している。
どこかにある「上達出来ない理由」を。

向いのホームや、路地裏の窓。
こんな所にいるハズもないと分かっていながら、
必死になって捜している。

願いがもしも叶うなら、
「出来ない事は何もない!」
と、自分の全てを丸ごと抱きしめるが、
今の俺にはそれさえ願う気力も残っていないのだった。



寂しさ紛らすだけなら誰でもいい。
行きずりの女性にこの身を任すことさえ構わないのに、
星が落ちそうな夜空の綺麗なこの信州の夜には、
自分を偽ることは出来なかった。

One more time,
One more chance.

俺は、いつでも捜している。
どこかにある「上達出来ない理由」を。

交差点でも夢の中でも、明け方の街「権堂町」でも、
こんな所にいるハズもないのに。

奇跡がもしも起こるなら、今すぐあなたに見せてあげたい。
新しい朝に生まれ変わったこれからの俺。
言えなかった「シングルゴルファー・むら」という言葉も。


秋の思い出がまわるふいに消えた俺の夢と共に、
今の俺は悲しみのズンドコに居るのだった・・・。










Posted by アマゴルファー・むら at 14:09 Comments( 17 ) 日常雑記 メンタリティ

2013年08月22日

継続は力なり

何と言ってもゴルフを上達させる為には練習する事が欠かせない訳で、
これをやらずして「上達したよ!」なんて言っている輩がいたら俺は
「なんだとっ!」と大声を張り上げて眉間にしわを寄せながら拳を固く握り鬼の形相になりがらも
「ちょっと教えてくれませんか?プリーズ」と懇願するかも知れないが、
でも世の中には「練習しないで上手になった」という人が存在するらしい。


これはきっと「霊が見える」と同じくらい稀な人だと思うので、
俺は例え法事の際に写真に飾られている人がその席に交じって飲み食いしていても
「見なかった事にしよう」とスルーする事にしている。

この練習、「毎日欠かさずやる!」と言うのがポイントなのだが、
これがなかなか難しいのだ

いや、難しい事をしようとしている訳じゃない。
シャドウスイングをするとか、パターを転がすイメージするとか、
どこにいても一日10分もあれば出来る事ばかりなのだが、
これが毎日続けるとなるとやっぱりなかなか出来ないのだ。

でも不思議だ。

毎日のビールは、つい最近まで欠かさず行っていた。
たまに、「今日は肝臓の為に止めておくか?」と思っていたのにも関わらず
いつの間にか冷蔵庫から一本取り出してタブをプシュと開けている事が多かった。

「止めよう」と思う事は出来て、「やろう」という事は出来ていない。

これは一体どういう事なのだろうか?


一日は24時間ある。
そのうち8時間は寝ているとして残り16時間。
平均労働時間を10時間とすれば後6時間は自由に使える時間と言う事になる。

毎日6時間360分もの自由があっても、
たった10分程度の練習時間がどうして取れないのだろうか?

俺は、毎日6時間もの自由な時間を
一体何に使っているというのだろうか?


ちょっと自分の時間を振り返ってみた。





これを見ると、
全く無駄な時間がなく全ての時間が完璧にスケジュールリングされている。

って言うか俺、
ネットに時間使い過ぎだろーーー!

エブリディーで3時間も使っているじゃないかっ。

そんな事をしている時間があって
たった10分程度の練習時間が取れないだなんて
それはもう言い訳が出来ないよな。

でも、
俺がYouTubeで見ているのはもっぱらこんな動画なのだ。







うん。
いいぞいいぞ、可愛いぞ。

って違うわ!

「初心忘れずべからず」と、
常に新鮮な気持ちでゴルフに取り組む事を忘れない為に
俺はこんな動画でピュアな気持ちを保っているのだ。

しかし、これには若干の問題もあった。


それは、

「一度見だしたら止まらなくなる」

事。



そして、

俺の自由な時間は、

毎日アッと言う間に奪われて行くのだった・・・。





Posted by アマゴルファー・むら at 19:49 Comments( 11 ) 日常雑記 自主練習 スイング(動画)

2013年03月23日

俺のシーズンが始まろうとしている

俺が旅立ってから早くも3か月が過ぎたが、
いつの間にか季節は春になってた。


この信州の雪も、
みるみるうちに消えて暖かい陽気が続いている。

となれば、クローズしていたゴルフ場もオープンに向けて動き始めて、
遂にゴルフシーズンが幕を開ける時が近づいている様だ。

そろそろ俺も、
長い旅を終わられなければならないな。


この3ヶ月間、色んな事があった。

政権は、民主党からまた自民党に戻り、
株価は値を回復し、円高から円安に変わり、
TPPへの交渉参加も決まった。

だからと言って、俺のゴルフライフには何の関係もない話だが。

ゴルフ界のエース「石川遼」はアメリカに行き、
ゴルフ界のアイドル「有村千恵」もアメリカに行き、
アマゴルフ界のプリンス「松山英樹」はついに「プロ宣言」するという。

それぞれがそれぞれのフィールドで心新たにチャレンジする事を決めて羽ばたいているが、
この俺と言ったら相も変わらず、
「今年こそ絶対100切り!」と信州の中心で叫んでいるだけだった。

っていうか、この3ヶ月間に「色んな事があった」と言っておきながら
今までと同じ事を言っているし。俺。

いや、本当に色んな事があった。

愛車エブリィーのバックドアを柱にぶつけた。
そして、かなり凹んでしまった。
修理の見積もりを出してもらったら、
なにっ!交換と塗装で17万円!?と眼玉が飛び出そうなくらいびっくりして、
おまけに心も凹んでしまったっ。
しょーがないので、凹んだままの車を2カ月も乗り続けている。

愛猫のミーがじゃれて噛みついた指がメッチャ痛かったので、
悔しいから耳を噛み返したら爪を出して猫パンチを食らい、
さらに痛手を負ってしまった。

スキーでコブを滑っていたら、
凍っていた斜面にはじかれて転んで顔面を強打してしまった。

その時、
「女優なんだから顔はやめてよ!」
という「Wの悲劇」で薬師丸ひろ子が言ったセリフを思い出して、
「そーだよな。顔はやめてほしいよな・・・。」
と深く同意しながら擦り切れた頬を自分で優しくさすっていた。


うん、本当に色んな事があったよなぁ・・・。


しかし、もうすぐシーズンが始まる。

3ヶ月間に渡る俺の旅も、
そろそろ終わりにしなければならないだろう。


この旅の期間中、
俺は、クラブを握る日は全く無かった。

当然、
練習場に出かけてボールを打つなんでことも無かった。

あれだけチェックしていたゴルフ雑誌も見る事が無かったし、
テレビを付けてゴルフチャンネルに放送を合わせる事も無く、
「スライス」って言われれば「やっぱ、チーズでしょ!」
即答するくらいゴルフとは無縁の生活を送っていた。

そんなド素人同然に戻った俺は、
今シーズンどんなプレーを展開していくのか?

自分でも少しワクワクしている。


そして、
もうすぐ、
俺の今シーズンが始まろうとしているのだった・・・。





Posted by アマゴルファー・むら at 20:00 Comments( 19 ) 日常雑記

2012年11月13日

性格



普通、5年間も練習してきて未だに100を切れなければ、
もうゴルフなんて止めているのが当たり前だと思うが、
それでも俺はゴルフを続けている。


しかも、毎年ティーチングプロのレッスンに入り、
週に2回は練習場に行ってボールを打ち込み、
月に2回はコースに出て実践を積みながら練習を続けてきている。

この5年間のゴルフへの投資金額を計算すれば、
ピカピカの新車が一台軽く買えるお金を投資しているに違いない。

いや、ゴルフ雑誌やDVD、ボールやグローブ、行き帰りの交通費やおやつにドリングなどの付属品を含めれば、新車が一台どころか、そこに「中古車」「バイク」「自転車」まで付いてくるくらいの金額になっているだろう。

いいや、金額だけの話ではない。
ゴルフの練習に費やした時間がある。

一回の練習が約2時間に1回のラウンドが6時間。
TVでゴルフ中継を見る時間やゴルフショップに行って、
「新製品」「お買い得品」をチェックする時間。
生活の中での話題は「ゴルフの話」だけだし、眠っている時だって「ゴルフの夢」を見るくらいだから、24時間年中無休でゴルフの事を考えてきた5年間を計算すればもう、小学校に入学した子供が中学生になるくらいの年月をこのゴルフに費やしてきたことになるだろう。


これだけ投資をしているにも関わらず一向に上達しないゴルフを続けている俺を見て、
もしかしたらあなたは「辛抱強い」と感じるかも知れないが、それはハッキリ言って間違いだ!

俺の性格は、実に「飽きっぽい」

それも、普通の人以上に飽きっぽい性格だったりする。


なぜなら、
中学生に時に入った「剣道部」では、1万円以上の胴着を購入しながら8か月で止めて、
今度は「帰宅部」に入った。

「勉強するから」と言って買ってもらった「進研ゼミ」は3か月でやらなくなったし、
進学集中1カ月講座の塾は、何故か4日目からゲームセンターに通っていた。

気に行ったお店があるのに次々に違うお店を開拓し、
その度に新しいボトルを入れては期限切れで流してしまっている。

ホンダから始まった車は、トヨタ、スバル、スズキ、ニッサン、トヨタと遍歴を変え、
アイドルの追っかけも、山口百恵、ピンクレディー、松田聖子、中山美穂、森高千里、ウィンク、
モーニング娘、キャリーぱみゅぱみゅと形を変えてきている。


そう言えば小学生の通知表に、
「色々な事に興味を引かれる様です」
と書かれていた記憶がある。

これは最近、
「飽きっぽい」とか「注意散漫」と言う意味だったんだなという事も分かってきた。

他にも、
「集中力が続かない」とか、
「協調性に欠ける」なんて言葉も書いてあったっけ?


これだけ飽きっぽい性格なのに、
なぜゴルフだけは続いているのだろうか?

「ゴルフが上手」ならその理由も分かるが、
全く上達しないゴルフに、なぜこれだけの時間とお金を投資が出来るのだろうか?


アメリカの投資家である「ウォーレンバフェト」は、
投資リスクとは、「 自分が何をやっているかよく分からない時に起こるもの」だと言っている。


そうか。

俺のやっている事は、実は「ゴルフ」ではなくて、
もしかしたら違うスポーツかも知れないぞ?


ある時は、ボールを誰よりも遠くに飛ばす事を考え、
またある時は、ボールの切れるラインを読む事だけに集中する。

OBでボールを無くして「今日は4つで¥2000も損しちゃったなっ」とかードに書き込み、
ロストボールを見つけては「おっ。これはスリクソンのZ-starだぞ! ラッキー!!」と収支計算をする。

常にフルスイングで美しいフィニッシュを取る事を心掛け、
高い弾道でグリーンにボールを上からドスンと落とす事に意識を注ぎ、
ワンピン以内に入っていなければ「ナイスオン!」とは言わない!というルールが存在している俺。



そうか。
俺は、毎回毎回違うスポーツをしていたんだ。

「いかに少ない打数でカップにボールを入れのかゲーム」というゴルフを・・・。


それじゃあ、飽きっぽい性格の俺だって飽きるワケないな?


まだまだ俺の「ゴルフ投資」は続きそうだ・・・。





Posted by アマゴルファー・むら at 15:18 Comments( 17 ) 日常雑記

2012年08月01日

史上最強のアマチュア



先日、こんな夢を見た。


俺がゴルフ場に出掛けようとすると、
一人の女性がそれを遮ろうとする。

「ねぇ、どうしても行くって言うの?」

「あぁ、もちろんさ。
今日は大切な日なんだよ。」


「私がこれだけ「行かないで!」って言っているのに、
それでも出掛けるのなら、
私たち、もう、終わりね・・・」


「何でそうなるんだよっ。
だから、今日は最終ラウンドがある大事な日だって言ってるだろ!」


「そんな事私には関係ないわ。
私はあなたに「行かないで!」ってお願いしているの。」


「だから、何回も言っているだろ!今日は決勝の最終ラウンドだって。
それにアイツとの決戦が待っているんだよ。
「史上最強のアマチュア」を決める対決が!」

「だからそれが何なのよ。
私はあなたにもう少しココに居て欲しいだけなの。お願いだから・・・」


半分、涙目になっているその女性を振り切って、
俺は家のドアを開けた時、目が覚めた。


何だ、夢か・・・。


暫く、ボーッとしながら意識がハッキリしてくるのを待つ俺。
枕元に、ネコの「ミー」が丸くなって寝ていた。





「何だよ、コイツのせいか・・・」

フぅ~と大きく深呼吸をして、
とりあえず気持ちを落ち着かせた。


そう、俺は今日、
「史上最強のアマチュア」と呼ばれているあの「松山英樹」とのラウンドを控えていたのだった。

確かにヤツは強い

マスターズに出場して「ローアマ」を獲得しているし、
去年、日本ツアーの「太平洋マスターズ」でも優勝している。
さらには、先日の「サン・クロレラ クラシック」だって、
怒涛のバーディーラッシュで猛追を見せていた。

誰がどう見ても、「史上最強のアマチュア」だと言うに事には間違いがないだろう。

しかし、俺も別カテゴリーでは、
「史上最強」だと呼ばれているぞ。

ゴルフ初心者カテゴリーの中で、
「史上最強の上達しないアマチュア」だと。

そんな二人をハッキリさせるラウンドが行われる予定だった。


しかし、
この勝負をする前に、
既に俺には結果が見えていた

俺が彼に勝てる要素と言ったら、
「笑いを取る」ぐらいしか見当たらないが、
それが今回は通用しないかも知れないほど、
彼は、俺が持っていない武器を見に付けているのだった。

その武器とは、実は「名前」だった。

もし俺が松山英樹だったら、
優勝インタビューではこう答えるだろう。

「ヒデキ、感激!」と。
もちろん、左手には「ハウスバーモンドカレー」のパッケージを持ってスプーンを口に加えている。

そして、
ティーショットでボールを引っかけてしまったなら、
「ブーメラン、ブーメラン、きっとあなたは戻ってくるだろォーオ!」と、
踊りながら歌うに違いない。

そうさ。俺がどうやっても、
あの「英樹」という名前には勝てないのさ。


「ヤングマンか、ほんと素晴らしいY・M・C・Aだな・・・。」

もう、完璧なまでの武器を備えている彼だが、
いや、ちょっと待てよ?
まだ、俺にも勝てる要素があるのを忘れていたぜっ。

そうだ。
誰にも見せていないアノ手を使ってやろうじゃないかっ。

こうなったら、俺の「ギャランドゥ」で勝負だぜぇぇぇーーー!




「ミャーオ、ミャーオ」

ミーが、俺の顔を肉球で引っ掻きながら鳴いている。


「なんだ、夢だったのか・・・?」

あまりにも変な夢を見てしまったので
とても鮮明に内容を覚えていた。

でも。
あの「謙虚な姿勢」と、
「豪快なスイング」と、
「爽やかな笑顔」の三拍子が揃った松山秀樹。

しばらく、彼の「史上最強」は続きそうだな・・・。






Posted by アマゴルファー・むら at 18:07 Comments( 2 ) 日常雑記

2012年03月27日

春の訪れ



彼女が言った。

「春色の汽車に乗って コースに連れて行ってよ」と。


その言葉を聞いて、一瞬ドキッとした俺は、
タバコの匂いのついたシャツで、
そっと額の汗をぬぐったのだった。


「マジかよ・・・。だって、まだ雪がこんなにあるぜ・・・。」

声にならない言葉を心の中で呟いた俺。

窓の外を見ると、白い山が輝いている。
ここ信州は、まだ深い雪に覆われた世界が続いているのだった。



シーズンオフになって、既に4か月が過ぎた。
この間、俺は疲れた身体と取りつかれたスイング理論を癒す為に、
人里離れた場所で生活していた。

でも、ゴルフを忘れたわけではない。
新しいシーズンに向かっての準備をする為に、
あえて距離を取っていたのだった。


そんな時に、彼女からの言葉。

「コースに連れてってよ」

当然、ゴルフ場がオープンしたなら一緒に行くつもりではいる。
知り合ってから半年。
彼女は俺に寄りそってくるけど、未だに手も握っていないのに。


時々彼女は、こんな事も言う。

「あなたって、ちょっぴり気が弱いよね?」

何故、分かったのだろうか?
俺のメンタルが弱い事を。

「目指せシングル!」などと叫びながら、
未だに100切りすらまともに出来ない理由が、
実は心にあるって事を。


「でもいいの。素敵な人だから・・・

I will follow you

そんな気持ちが伝わってくる。

I will follow you

あなたに付いてゆきたいの



そして俺は、
ついにシーズンインすることを心に決めた。



ふと視線を移すと、
そこには、赤いスイートピーが咲いていた・・・。






Posted by アマゴルファー・むら at 12:01 Comments( 20 ) 日常雑記

2011年11月10日

気掛かりな事



最近、しのぶの調子が良くない。
どうしたのだろうか?


しのぶとは、俺の好きな女子プロ「諸見里しのぶ」の事であって、
決して、柴田恭平が言う「し・の・ぶ・ちゃん」の事ではないが、
今年は未だに優勝していない。

いや、優勝するどころか、
上位争いする事も少なく予選落ちする事も度々ある。

去年、あれだけの成績を残したと言うのに
彼女に一体何があったと言うのか?



この夏、軽井沢で彼女を見かけた時、
「あれっ?ちょっとやつれた?」という印象を持ったが、
最近見る表情からも、調子が良くない事は明らかだ。

彼女は今、何を悩んで何を不安に思っているのか?

この俺も、そんな彼女を見ては毎日心が落ち着かない日が続いている。
この不調の原因は、一体どこにあるのだろうかと?



「さみしい夜は電話しておくれ」と、
彼女に歌っているけど、電話がない。

今年も海へ行くって、いっぱい映画も観るって、
約束したけど、連絡がない。

もしかしたら、
一人で泣いているんじゃないか?眠れない夜を過ごしているんじゃないか?と、
俺は「会いたい・・・」というメールが届くのを待っているが、
それもいつまで経っても届かない。

そんな、
電話も出来ない、メールも出来ない、
何かの連絡すら送れない状況になっているだなんて、
本当にどうしちまったんだ、しのぶよ!

俺も京都にいるときゃ、「しのぶ」と呼ばれた男だぞ。
困っているんだったら、一声掛けてくれよな。
赤いトラクターに乗って迎えに行くぞ!いつだって。

なんなら、キャディーバックだって担いでも構わないぜ。
今年は、未だに100切り出来ない俺でも、
きっと中学生よりは体力があるハズだ。たぶん・・・。

いや、精神年齢だけは誰よりも負けない自信があるぜ!マジで。


これだけ、俺に連絡がないって事は今までに無かったことだよな?
まさかお前、他に男でも出来たのかっ!?

うっウソだろ・・・。
冗談だって言ってくれよな、そんな事・・・。



俺と過ごしてきた日は、一体なんだったんだよぉ~・・・。
あの、燃えるような熱いナイトの出来事は、遊びだったって言うのかよぉ~・・・。


そう言えばお前、前に「やっぱり若い人がイイな」って
言ったことがあったよな?

マジで、俺より若いツバメを見つけたって事なのか?
ゴルフが上手くて、そして、若くて張りのある肉体を持っているヤツとか?

もしかして、お前。
最近、交際宣言をした石川遼が相手じゃないだろうな?


どっどうなんだっ、そこのところっ。


いくら俺だって、
遼が相手なら潔く身を引くぜ。グッバイと。

夕日に向かって遠ざかりながら、
大きく「アバヨ!」って叫んでやるぅ~。柳沢慎吾の様に・・・。


でも、いいんだ。
例えお前が離れて行っても、それでもいいんだ。



お前さえ幸せになってくれれば・・・。




そんな事を思いながら、
俺は今日も、GDOで「スイング映像」を見るのであった・・・。




Posted by アマゴルファー・むら at 16:25 Comments( 17 ) 日常雑記

2011年06月20日

ストレスとの戦い



毎週一回のゴルフレッスンも相変わらず続いているが、
俺のスイングもコレと言って変わりがない。


相変わらずダフるし、
右にも行くし左にも行く。

スイングの基本になるドリルを毎日せっせとこなしているが、
それが目に見える形で表れてこない事は、
いくら俺が「仏のむらさん」と呼ばれて取調室でかつ丼を出すような人でも
それにはイラっとくる。

そう、ストレスが溜まるのだ。



石川啄木は、

「働けど 働けど 我がくらし 楽にならざり
 じっと手を見る」


と詠ったけれど、
今の俺にしてみればこんな気持ちだ。

「練習するけど 練習するけど
 我がゴルフ 上手くならざり
 ジッタリリン・ジン」


エブリディが遠い夢の中に消えていく打ち上げ花火みたいな日々が続いている。



こういう八方塞がりの状況になってしまった時は、
一体どうすればいいのか?

この大きく圧し掛かるストレスに対して、
どの様に立ち向かっていけばいいのか?


きっとある人は、
酒を飲むことでそのストレスを紛らわすかも知れない。

飲んで飲んで飲まれて飲んで、
飲み潰れて寝るまで飲む!
みたいな。


またある人は、
物を食べることで重圧から逃れそうとするかもしれない。

君たちパパイヤ・キーウィー・マンゴーだね。
不思議な不思議なピーチパイ!



人それぞれのストレス対処法があると思うが、
俺の場合、ゴルフをすることが唯一の「ストレス解消法」だったのが、
それが逆に「ストレスの原因」となってしまっているのはどうしたらいいのか?




ある人は言った。

「ゴルフの唯一の欠点は、面白すぎることだ。」

確かにその通りだ。

だから、
丸3年経って一向に上達しなくても
未だにこうして続けているんじゃないか。


そして、またある人が言った。

「ゴルフの上達に近道は無い」

全く同感だ!
って言うか、近道があって欲しい!と切に願っている。


そして、またある人が言った。

「ゴルフは朝に自信を与えるかと思えば、夕べには自信を失わしめるゲームである」

ほんとそう思う。マジで。

これだけ俺の自信を奪うものは、
たまに行く居酒屋で「ナンバーワン!」とか写真が貼られているカオリか、ゴルフくらいなモンだ!
まったく、いくら金を使えばいいと思ってんだよっ。



それにしても、
誰が言ったが知らないが、数々の名言を残してくれている。


そー言えば、こんな言葉もあったな?


「ゴルフで最も重要な鉄則で、最も守れない鉄則は、
 眼をボールからはなすなということだ」


なっなんという名言なんだ!
いや、名言を飛び越えて鉄則になっているんだから、
もうスゴイとしかいいようがないぜ、この言葉。


道理で、
俺が何度注意されても直らないないワケだよな。


なんか、この名言たちを聞いていたら、
俺のストレスなんてちっぽけなモノに思えてきたぞ。


要するに、
ゴルフは女性と一緒ってことだな。
その、取り扱いが難しい。


「100シューターは、ゴルフをおろそかにし
 90シューターは、家庭をおろそかにし
 80シューターは、ビジネスをおろそかにし
 70シューターは、すべてをおろそかにする」




何事もおろそかにしないように、頑張るしかないな。
これは・・・。




Posted by アマゴルファー・むら at 18:21 Comments( 9 ) 日常雑記

2011年04月01日

ゴルフのうそ


小さい時に、こう言われた事はないだろうか?


「嘘をついちゃイケマセン」と。


その他にも、
「ウソをついたら舌を抜かれるよ」とか、
「泥棒がやってくるから」とか、
挙句の果てには
「針千本飲ますよ!」とまで言われている。


恐ろしいことだ。



しかし、どうだろう?
本当にウソをついてはいけないのだろうか?


「あなた、本当に下手ね」
「どうして、いつもで経っても上達しないの?」
「センスないわ、マジで」


もし、これらが本当だとしても
面と向かって言われてしまったら一体どうなってしまうのか。

きっと俺なら、盗んだバイクで走りだし
行く先も分からないまま暗い夜のトバリの中に消えて言ってしまうに違いない。


確かに、
子供の時から「ウソをついてはイケマセン!」と教えられてはいるが、
こういう時には、

「おっ、少し上手になったんじゃない?」
「いつもがんばっているねー。ほんと、練習熱心だよ」
「ナイスパット!いいタッチしてるよ!」
なんて、
ウソでもいいから言ってもらいたいものだ。



大体、
ゴルフに関する事もウソが多すぎるのではないか?


「誰でも簡単に100は切れるよ」とか、
「普通に打っても、200ヤードは飛びますよ」とか、
「毎日練習すれば、すぐにシングルです!」とか。

あたかも本当のように、誰でもが出来るかのように宣伝しているが
実際、そのメリットを受けた事がない俺にとっては
ただの無駄使いとなってまた資産を減らしてしまうのである。

資産が減るのは、本当に「しさん」だ。


し・さん?
ひ・さん??
悲惨!?

江戸っ子バンザ~イ!バンザ~イ!!




ところで俺は、ウソをつくのが大変苦手である。


「今日はずいぶん遅かったわね」

「あぁ、帰りにちょっと打ち合わせが入って・・・。」

「ふ~ん、そうなの?どうせお酒を飲んだだけでしょ。」

「何言ってるんだよ。仕事の話だよ。」

「その割には、いつもと違うに匂いがしたけど。」

「ばっばか。そっそんなことはナイだろっ。じゃあきっと、帰りの電車で付いたんだよっ」

「ふ~~~ん。そーなんだぁ~・・・。」


ドキッドキッ。


あれ?おかしいな?
まさか、バレテいないよな?

そんな会話があれば、なんとなく不穏な空気が流れるから気の利いた台詞の一つでも言いたいのだが。

「イイねその髪型。ずいぶん若返った感じがするよ!」とか、
「おっ、イイじゃんそのワンピース。春らしい色で似合ってるね~!」とか、
「あれ、ちょっと痩せたんじゃない?スラッと引き締まったよね!」
とか。

でも、
絶対そんな言葉は言えないのである。



そう言えば、
今日はエイプリルプールだった・・・。




Posted by アマゴルファー・むら at 12:34 Comments( 5 ) 日常雑記

2011年03月10日

春なのに

卒業だけが 理由だろうか?


「会えなくなる」と話をしないまま、
あれから4カ月が過ぎてしまった。

季節は秋から冬に変わって、
今は3月。

そう。暦で言えば、
もう春だ。

俺のゴルフライフも、
今年の春で4年目を迎えることになる。




「目指せ!シングル!!」などと意気込んで始めたゴルフだが、
思いがけない試練困難に見舞われ、
去年やっと100切りが達成出来た。

しかし、俺の予想に反しての上達ぶりには、
思わず右手を出して、
「さみしくなるよね・・・」と、ただそれだけを言いたくなるほどだった。




春から秋にかけての約半年間。
この間が、ここ信州でゴルフが出来る期間だが、
その全てを使って、
俺の持っているありとあらゆる時間と、
持っていないアララこれだけ?のお金を費やして、
練習に練習を重ねてきて丸3年。

流れる季節たちは、このゴルフ初心者に微笑みさえ送らずに、
過ぎて行ってしまった。


もうゴルフは、
卒業しないといけないかも知れないな・・・。


むこうで友達も
呼んでいることだし・・・。



でも、
春だからシーズン始まる。

待ちに待った、ゴルフシーズンが始まる。

緑の芝生に、青い空。
高原の澄んだ空気と、白い雲。

森では小鳥たちがさえずり、
花を求めてチョウが舞い飛ぶ。

例えスコアが悪くたって、
コースを歩いているだけで幸せな気持ちになってくるスポーツ。

それがゴルフだ。




しかし、
お別れだろうか?


もう、
このままゴルフを続けても、
きっと今までの繰り返しになってしまうのではないか?

白い喫茶店では今までとおりに会えると言ったけれど、
例え、ボタンを一つ記念にもらっても続ける事は出来ないのではないか?


どうしてだろう?
春なのに、涙がこぼれてしまう。


そうさ。
今まで通りの事を続けるわけにはイカナイんだぁぁぁーーー。



そこで。

俺は、

今年、

新たに生まれ変わろうと思う。



新生!アマゴルファーむらとなって、
シングルへの道に進もうと思っている。

ついに、「ゴルフ初心者の練習日記」も、
第2章への幕開けを果たさなければイケナイ時だ!



という事で。



アマゴルファーむら、
これで卒業します!!




ああ、春なのに春なのに・・・。



Posted by アマゴルファー・むら at 15:12 Comments( 5 ) 日常雑記

2010年10月15日

星に願いを・・・



「流れ星にお願い事をすると、それは必ず叶う。」


一体、誰がこんなことを言ったのだろうか?


あの「歴史に残る敗北」を記した俺は、
その後、毎晩、
夜空を眺めるようになった。




秋の澄み渡る夜空は、
星がとてもきれいに光っている。

北に輝く北極星から、カシオペヤにアンドロメダ。
その下に位置するペガサスなど、ギリシャ神話に登場する名が多く現れている。

頭上に大きな「4角形」が見えるのが、
秋の夜空の特徴だ。


もし、俺がスマップに一員だったら、
ここで「夜空のムコウ」をギターを鳴らして歌っているが、
あいにく俺は ゴルファーだ。

こんな時に歌う歌は決まっている。



「♪ 苦しくったってぇ~ 悲しくたってぇ~
    コースの中では 平気なのぉ~
    
    ボールが~ 曲がるぅと~ 胸が痛むわ~
    スライス フック OB~
    ワンツー ワンツー 暫定球

    「だけど 涙が出ちゃう 初心者だもん」

    涙も汗も 若いファイトでぇ~
    青空に遠く 叫びたい

    ファー!ファー!ファ~~~!
    ホールインワン
    ファー!ファー!ファ~~~!
    ホールインワン ♪ 」





そんな時、
輝く星の中に一筋の光りが横に走った。


「アッ。流れ星だ!」


つかさず俺は、願いを込める。


「ゴルフが上達しますように。
 ゴルフが上達しますように。
  ゴルフが上達しますように・・・。」



3回唱える前に、
星はあっという間に流れて行くが、
きっと、願いに込めた思いは届いてるだろう。


続いて、
また星が流れた。

さらに、口早に願いを込めた。



「新しいドライバーが欲しい。
 新しいドライバーが欲しい!
  新しいドライバーが欲しい!!



しかし今度も、
全ての言葉を言い終わる前に、
星は流れて行ってしまった。  



「ちぇっ。もう・・・。」




この「流れ星の法則」は、
流れ切る前に、3回言わなければならないと言うのがネックだな?

現在の状況を見て規制緩和してもらいが、
それこそ叶わぬ夢となりそうだ。



なら、今度言う時は、
もっと言葉を短くしよう。

例えば、

「リラックスしてスイング出来ますように」
なら、

「スイング安定」


「毎回、100切り達成出来ますように」
なら、

「100達!」とか。


このくらいの長さなら、
きっと時間内に言い切ることができるだろう。


後は、
星が流れるのを待つばかりだ。





秋の星座を眺めるには、
夜の10時ぐらいが一番イイ時間帯。

はくちょう座に、うお座に、おひつじ座。
東側には、すばるの星達も輝いている。

遥か何万光年も離れている輝きを
ここでこうして感じられるなんて、
本当に不思議なことだ。

あの星達は、
あんなに遠く離れた場所で、
一体どんな生活を送っているのだろうか・・・?



そんな時、
また星が流れた。


俺は、
用意していた言葉をつぶやいた。





「ゴルコン。ゴルコン!ゴルコン!!



願望が出てしまったようだ。




きっと、

俺の願いは、

叶わないだろう・・・。





Posted by アマゴルファー・むら at 22:46 Comments( 13 ) 日常雑記

2010年08月11日

アイツの気持ち


「お前はイイなぁ。幸せそうで・・・。」

俺はいつも、そう言って猫のミーに声を掛ける。


床に横たわってスヤスヤと寝ているミーは、
一瞬チラッとこちらに顔を向けるが、また大きくアクビをして眠りに入る。

そんなミーの体を撫でながら、俺は再び声を掛ける。

「ほんと、お前を幸せだよなぁ。
何の悩みもなく、こうやって寝ていられて・・・」



柔らかい体を上から下へ撫でていく。
フワフワとした毛を整えるようにして、何度も何度も撫でていく。

ミーは心地良くなってきたのか、
グルグル・・・グルグル・・・と喉を鳴らし始めた。


「そーか。気持ちイイのか・・・」

ぐったりと体を横たえて、目をつぶりながら撫でられる感触に身を任しているミー。
そんな顔を見ていると、何故だかこちらまでゆったりとした気持ちになってくる。

「お前はー、ほんとに悩みなんかないだろう・・・」





気付けば3年。
ゴルフというスポーツに熱中していた。

始めは、
置いてあるボールを打つんでしょ。そんなの簡単じゃん!
と思っていた。
1年もすればシングルプレイヤーになれるんだって。

しかし、やればやるほど、
それは勘違いという事が分かってきた。


ゴルフ雑誌を買い、
レッスン書を読み、
DVDを借りてきては練習する日々。


あれっ、おかしいな?
ボールが真っ直ぐ飛ばないぞ?


ドライバーって、200ヤード超えるんじゃないの?
ボールも上がらないし、180ヤードが精一杯じゃないか。


どうして、ちゃんとボールに当たらないんだ?
ダフったかと思えば、今度はトップかよ!?


そんな日が続いていた。


そして、プロのレッスンに入った。

アドレスの取り方に始まり、グリップの握り方、身体の動かし方など
スイングの基本を教わった。

スイング撮影機を使って自分の姿を撮ってもらいながら修正もした。

これだけやれば、もう100は切れるだろう
当然、そう思っていた。


しかし、
結果はいつまでたっても現れない。


もう、ゴルフやめた方がいいのかな・・・

やっぱり、才能がなかったんだよ。俺・・・

ゴルフなんてさ、結局俺がやるスポーツじゃないんだよ・・・


そんな事ばかり、頭の中をぐるぐるグルグル回っていた。






ミーは、相変わらず気持ち良さそうに寝そべっている。
リラックスしきった体を、そっとそっと撫でていく。

「なぁミー。気持ちイイだろ?」

その顔を見ていると、さらに喜ばせたい気持ちになってきた俺は、
今度は、お腹の方を撫ではじめた。


「あっ。イタッ。何だよ、気に入らないのかよ?」

急に撫でられる所を変えられたミーは、いきなり俺に
猫パンチを加えてきた。

「おっ。やるなコイツ。今度は猫キックもか!」

前足に続いて、後ろ足も同時に俺の手を攻撃してくる。
両手でしっかり俺の手を押さえながら。


「イテっ、イテッ。もうやめろって!」

連続で猫キックを繰り出してくるミー。
そんなにお腹を撫でられたのが気に入らないのか?
さらに勢いが増すキックは、まるで自転車を漕ぐようだ。


「よ~っし。お前がその気ならこっちだって黙ってられないゼ!
必殺!もっとお腹グリグリだぁ~!!



俺は、さらにお腹を撫でてやった。
右手を左右に振りながら毛がグシャグシャになるように。


「うりゃりゃりゃりゃりゃ~!!」


俺の反撃に居た堪れなくなったミーは、
身体をヒョイと翻して部屋の向こう側に逃げて行ってしまった。


「ふっふっふー。勝ったぜ・・・」



ミーは、部屋の向こう側で座って、
右手をペロペロペロペロ舐めている。


時々こっちをチラッと見る顔は、
相変わらず幸せそうだ。





Posted by アマゴルファー・むら at 11:00 Comments( 7 ) 日常雑記

2010年05月31日

今、話題の

今、世の中では
「ipad」
がホットな話題になっているが、

当然、流行にも敏感な俺は、
「iphone」
を買った。

もうすでに、
発売から2年以上も経っているが。



しかし、この「iphone」
すっごくイイ!

何がイイのかと言うと、
まず、その名前。

「iphone」と書いて、
「アイ、フォ~ン」と読む。

そう。
「ホォ~ン」と伸ばして発音するところに
何とも言えない心地良さを感じるのだ。

「フォン」ではなく、「ホォ~ン
さらにアクセントは最初にある。
アイ、フォ~ン」。


すでに、これだけでもスゴイのだが、
その凄さはまだまだ序の口。

この「iphone」。
なんと、画面の文字が引き伸ばせるのだ。

「えっ。引き伸ばせるってどういうこと?」

と思ったあなたは、かなり世の中から遅れていると言っていい。

引き伸ばせるとは、
「文字を大きくすること」
が出来るのだ!


「な~に言ってんの、むらさん!
文字を大きくするくらいなら、どの携帯だって簡単に出来るわよ!」

と思ってはイケナイ。

この「iphone」。
その引き伸ばし方がちょっと違う。

普通の携帯なら、ボタンを押して「拡大」とするが、
この場合は、「指をつまんでピュー」なのだ。


「指をつまんでピュー」


分かります?この凄さ。




しかし、
まだこれでは足りない。

さらにスゴイのは、
「アプリ」なのだー。

「えっ。アプリって何なのさ?」
って思ったあなたは、もうシーラカンスに近づいていると言っていい。
その内に、生きる化石と呼ばれてしまう可能性がある。


「アプリ」と言えば、魚屋のおっさんの定番。


♪ 魚屋の おっさんが ヘをこいた ♪


  「アッ ブリ」





という事で、俺が早速ダウンロードしたアプリは、

「ゴルフるず」(By GDO)


なんとコレ。
無料の「ナビゲーション付きGPS」なのだ!

「うん?ナビゲーションって、GPSのことを言うんじゃないの?」

などとと言うツッコミは入れてはイケナイ。

俺が言いたいのは、
残り距離のヤード表示が出来るって事を言いたいのだー!


「無料?」

はい。無料で。


「ほんとに?」

ええ。マジで!


もう、
こんな機能が付いている「iphone」が、
すごく無いわけないでしょうが!!


さらに、という事で、
早速、この間のラウンドの時使ってみた。


「さ~て。
グリーンまでは、後何ヤードあるのかな?」


iphoneをポチッとな。


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「うん、どうした?
はよ、表示せんかい。アイフォーンよ!」


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「あれ、どうした?
画面が出てこないじゃないかっ。
どうなっとるんや!?」


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えっ、でも。
まさか、もしかして・・・。





電波が届かないー!?




俺の住んでいる長野では、
まだまだ使いこなせないようだ・・・。

タグ :ipadiphone3GS


Posted by アマゴルファー・むら at 23:59 Comments( 10 ) 日常雑記

2010年05月06日

ことわざの教え

このところ、あまり練習をしていない。

去年までは、最低でも週2回は打ちっぱなしに行ってボールを打ったし、
スイング練習の素振りはほとんど欠かさず行っていた。

シーズン初めのラウンドで納得出来ない結果を出したが、
それなら逆に練習に励むところだと思う。

しかし今のところ、
モチベーションがそれほど上がってきていない。


「前は、メールも頻繁にくれたよね?」
「電話したって、出ないことが多いし」
もう、飽きたのね?


って言われても仕方がないかもしれない。

いや。
飽きたわけではない!

何でも「広く浅く」O型という事は認める。
「飽きっぽいワケじゃないけど、やらなくなることが多い」B型とも違うのは分かっている。
「熱中しすぎて、他のことは目に入らなくなる」A型とは似ているようで似ていないことも十分承知済みだ。

ただ、
何となく、
アレっという感じのまま練習をしていないだけで、
決して飽きているわけではないのだ。





「石の上にも三年」という言葉がある。

この言葉の意味は、
「何事も3年間続ければ必ず道は開ける」
という意味らしいが、ここで私はあえて意見させていただきたい。


これ、ほんとなの?

と。


もしかしたら、ウソじゃないの?
僕たち騙されていませんか?


と。



ことわざと言えば、いにしえから伝え続けられてきた
歴史書みたいなモンだ。
そこには、人間としてどうあるべきか?という
古代からの伝統も流れている。

だけど、
それを身を以て体験してきた俺は、声を大にして申し上げたい。


「道が開けないじゃないかよ~ぉぉぉ」と。


そして、
ことわざという教えに反する俺は
今日もゴルフの練習をしないのであった・・・。



Posted by アマゴルファー・むら at 16:34 Comments( 8 ) 日常雑記

2010年03月25日

問題がある

4月にコンペがある。

春まだ浅いうららかな季節に
ゴルフが出来るなんて最高ーだ。



雪の下に埋もれていた芝たちも、
やっと陽の目を見てそろそろ顔を出し始める春。

雪解けと共に草木の活動も活発になり、
「ふきのとう」「のびる」「うど」「せり 」などの山菜も
楽しい時期になってくる。

日暮れが伸びて、
陽気も暖かくなり、
新学期・新年度と「新しいこと」
わくわくしながら胸を膨らませる季節。

「春」
と言うだけで、
なぜか楽しくなってくるのは、きっと俺だけではないだろう。

そこに、「ゴルフ」が組み合わさって、
しかも「コンペ」ときたのもなら、
もう至極の時全開だ!




しかし、問題がある。

このシーズンオフの期間、
な~んにも練習していない。

素振りをするとか、練習場でボールを打つとか、パターを転がすとか、
そんなことは全くしていない。


「新しいドライバー、買ったんだよ」
と言われれば、
「うん?スナップオンのやつ?」
と答えてしまうし。

「アイちゃん、すごいよね!もう2勝だって」
と言われれば、
「えっ!?だって早稲田大学を中退したって聞いたよっ」
と話してしまう。

そう。
頭の中から「ゴルフ」という文字が消えてしまった。

「ゴル・・・」とくれば、「・・だし、
「コン・・・」とくれば、「・・になる。



忘れないで!って言ったよね!」
「そっそんなに怒らてもいいじゃんっ。ゴミを出し忘れたくらいで・・・」
みたいに言われたって、
忘れてしまったものは忘れてしまったのだ。




さあ、どうする?

むら、どうする?



4月の3日にはコンペが決まっているし。
仕事関係のコンペだから、ヘマは出来ないし。
それに、まさかゴルフ初心者ですっとも言えないし・・・。


コンペまで、あと1週間。

そろそろ、
今シーズンのスタートを切ろう!かな・・・?



Posted by アマゴルファー・むら at 15:16 Comments( 11 ) 日常雑記

2009年11月17日

日々のお手入れ


ゴルフシーズンも終わりに近づいてくると、
体の疲れもたまってくる。


ラウンドをした翌日なんかは、

「体が重い・・・」とか、
「脚が張っている・・・」とか、
色んな所がだるくなっている。


他にも、
・腰が痛い
・肘が痛い
・肩がこっている
・背中が張っている
・脚が上がらない

などなど・・・。

どうやらゴルフは、
体を酷使するスポーツみたいだ。


それならやっぱり、
体のケアも大切だろう。

俺は、疲れた身体を癒しに、
近くの温泉に出掛けた。




「まめじま 湯ったり苑」
ここは、天然温泉が出ているスーパー銭湯だ。


中には、
ジェットバス、サウナ、露天風呂もあって
色んなお風呂を楽しめるのがイイ。


「さて。まずはゆっくり温泉につかって、
 それからジェットバスだな・・・。」

なんて思いながら服を脱ぎ始めた。

タオルを手に取って、中に入ろうと扉を引いた時、
ある光景が目に入った。



「アカすり」

浴槽に進む前に、垢すり室がそこにあった。


ガラス越しに中を覗いて見ると、
おばちゃんらしき人が男の身体を一生懸命こすっている。

ベットに横たわっている人も、気持ち良さそうに目を閉じて寝ている。


「アカすりかぁ・・・。」

体験したことはないが、
あの顔を見ていると本当に気持ち良さそう感じがする。

そー言えば、
身体の疲れもたまっているが、長年のアカもたまっている。
今まで、一度も落としてもらったことがナイし。

「ちょっと、やってもらっちゃおうかな?」

と、あの気持ち良さそうな顔につられて、
つい申し込んでしまった。


「じゃあ、名前をお呼びしますので、
 身体は洗わないでお風呂に少し入ってください。」


そう言われるまま、
温泉に身体を沈める。

「あぁ~・・・。
 ふぅ~・・・。」


お風呂に入ると、何故かため息交じりの声が漏れる。
でも、この瞬間こそが極楽だ。



「はい。次の人どーぞ。」

呼ばれて、濡れた身体をそのままに、
垢すりルームに入っていった。

「こちらにネテください。」
たどたどしい日本語で、アカスリをしてくれるおばちゃんが言う。
どうやら、本場韓国の人みたいだ。

「はいっ。」と、ちょっと緊張しながらベットの上にうつぶせになった。

って言うか、このままでやるの?
私、裸なんですけどっ・・・。


初めて会った女性の前で、
全裸で横たわる俺。

しかも、相手は服を着ていて、
俺だけが、生まれたままの姿でスッポンポン。

この状況で、緊張しないワケがない。
隠れる所も、隠す所もない、無防備な状態だ。

そんな強張る俺の身体にお湯を流して、
いきなりゴシゴシと背中をコスり始めるおばちゃん。

「痛い」に近いような感覚を感じるが、
それもしばらくすると「痛気持ちイイ」に変わって行った。


背中から肩。そして、脚太ももへと
アカスリは移動していく。

確かに。
こうして横たわっていると、何とも言えない心地よさが訪れて来る。
このまま、フレディの世界に行ってしまいそうだ。


一通り、身体の裏側をコスり上げたおばちゃんは、
今度は、「ウエを向いてください。」と俺に声を掛けた。

えっ。上を向け!?

このスッポンポンの状態で、上を向けだって?
だって、上を向いたら、
オッペケペーの状態になってしまうじゃないかっ。

そりゃー、いくら俺だって、
それだけは恥ずかしいゼ。

気持ち小さくなりながら、
タオルを腰の周りに置きながら俺は仰向けになった。



大丈夫だ。
醜態はさらしていない。

腰周りは、タオルでしっかりガードされている。

まあ、このくらいだったら全裸を披露しても仕方が無いから、
俺は諦めてベットの上に身を沈めた。

その身体の気が抜けた一瞬、
いきなりおばちゃんが腰に巻いてあったタオルを剥ぎ取った。

「あひっッ。」

無防備な俺は、その出来事に抵抗することすら出来ずに、
呆然と口を空けていた。
そう、一体何が起こったのかが理解できずに・・・。

そしておばちゃんは、タオルを手の平で丸めて小さくし、
それを野球の「ファウルカップ」のようにして、
おれのオッペケペーにかぽっと被せた。

この、あっと言う間の出来事。わずか2.5秒。

あまりの速さに、俺の吉宗も無反応まま
静かに眠りに就いていた。



「なるぼど~。」
落ち着きを取り戻した俺は、改めて感心していた。

こんな風に、タオルを小さくしておけば、
身体の隅々までアカスリ出来るってことなのね?

さすが、本場韓国式は違うな!
日本式も知らないくせに、違いが分かる男、むら。

う~ん、マンダム・・・。




顔に蒸しタオルが置かれ、
外部から完全に遮断されて状況の中、アカスリが進んでいく。

しばらくするとおばちゃんは、
今度は俺の手首を掴んできた。

「えっ、何するの。いきなり!?」

おばちゃんは、掴んた手を取り上げて俺の胸に前に置き、
その手を上下させた。

ゴロゴロ。ゴロゴロ。

どうやら、身体から出たアカをての平で確認させているらしい。

目も閉じているし、顔にもタオルが掛けられているから、
どれだけアカが出ているか見えないからだろう。

思った以上に、アカが出ているのが確認できた。



胸、腹、腰周り。
全身をくまなくこすってくれる。

そして、腕、脚など各パーツも
しっかりアカ出しがされてドンドンこすり上げられて行く。

まるで、
ダイヤモンドの原石から、光り輝く美しい石に変化していく様に、
俺の身体も磨き上げられていった。

最後は、全身をお湯で流され、
俺のアカすり初体験は終わった。



その後、俺は石鹸で身体を洗ったが、
なんと、石鹸の泡立ち方が全然違う。

ちょっとの量でも、全身ふわふわのソープだらけ。
こんなにも、泡立ち方が良いものなのか?
さらに、何だか身体が軽い感じがする
余計なものが付いていない、すっきり身軽になった感じだ。



すっかり生まれ変わった俺は、
鏡に映った全身の姿を見て感動した。



「美しすぎる・・・」




美への追求が、始まりそうだ・・・。








Posted by アマゴルファー・むら at 12:44 Comments( 10 ) 日常雑記

2009年11月02日

ばかと呼ばれて


この時期にラウンドしていると、
必ず言ってほどコイツがくっついてくる。


「ばか」


でも、「ばか」と言っても人じゃない。
俺の足にくっついてくる、コイツのことだ。








フェアウェイの上を歩けるゴルファーなら、コイツとは無縁かも知れないが、
OBゾーンでボールを探し回り、
林の中からトラブルショットを打ち、
コース内の全てを渡り歩く俺に取っては、コイツは天敵と言っていい。

常にどこに行っても、まとわり付いてくるのだ。



「あっ。服にばかがいっぱい付いてるよ」
なんて言われると、

「えっ、ばか!?」
と妙にドキッとしてしまうし、

子供の頃にはよく母親から、
「一体どこで遊んできたの!ほら、ばかだらけじゃないっ」
と怒られては、シュンとなっていた。


最近では、うちの犬が「ばか」だらけになったのを見て、
「お前は本当にばかだなぁ~」
と言っては、体じゅうに付けているばかを取ってやったりした。

そう言う俺も、この時期はばかだらけである。



それにしても、
コイツはなぜ「ばか」と言うのだろう?

いつから、そう呼ばれるようになったのか?



俺の住んでいる信州長野地方では、多分「ばか」と呼んでいると思うが、
全国どこに行っても「ばか」と言われているのであろうか?

でも、例え植物だからと言って、
「ばか」と呼ばれて気分がイイはずがない。

これに、
「や~いや~い、ばかばか!お前のかあちゃんデベソ!」
でべそを付けられて呼ばれた日には、もうケンカになることは間違いがないだろう。

そうなると、
「ばか」と「デベソ」は、同じ種類ということか?


こうしてみると、
一見、何の関係がない間にも「つながり」があるということが分かる。


という事は?

「ゴルフ」=「ばか」

という関係も成り立ちそうだ。



確かに。

ひたすらボールを打ち続け、
バーディーだよ!とかボギーだったとか一喜一憂し、
家族の誰よりも早く朝起きては車を飛ばし、
「今日こそはベストスコアを更新だ!」と気合を入れ、
その割には、「もう今日はダメだ。調子が悪い」と言い訳し、
週末になるとワクワクし、
ゴルフの練習だけは欠かさずに、
「もっと、インサイドからクラブを下ろさなきゃ」とゴルフ理論だけは誰よりも知っていて、
「今度いつ行く?来週あたりどう?」とかの会話だけは忘れずに、
そんな人たちが集まる所が、ゴルフ場だよな?


そうか。
「ばか」って事は、ゴルファーたちの付けられた愛称なんだな。

俺も、
ばかと呼ばれて良かったゼ・・・。






Posted by アマゴルファー・むら at 16:14 Comments( 11 ) 日常雑記

2009年07月27日

夢みる頃

最近、よく夢を見る。


朝目覚めると、時計の針は「8時30分」
「やばい!寝過ごしたっ。」
と慌てて飛び起き、顔だけ洗って車に飛び乗るが、
なんと車の鍵が見当たらない。
どこだ?どこだ?と焦って捜すが、どんどん時間だけが過ぎてゆく。
どうしよう?どうしよう?とさらに焦って捜すばかり。
「あ~もう、遅れちゃう!」と思ったところで目が覚める。


良かった。夢で・・・。
ふぅ~と胸をなでおろす。




見知らぬ公園を歩いていると、突然誰が追いかけられる。
「おい。待てー!」
右手に棒を持って、まるで鬼のような形相で追いかけてくる。
何のことだか分からないけど、追いかけられたら逃げるしかない。
短距離競争のスタートダッシュのように、一気に全力疾走で逃げていく
「こらー!待てー!!」
振り返ると、追いかけてくる人が増えている。
しかも、全員棒を掴んでそれを投げながら追いかけてくる。「おい!こら!」と。
俺は、さらにスピードを上げて逃げていく。
なぜ、追いかけられているのか考えている暇もない。
走って走って、走りまくる。
どんどん増えていく追いかける人。もう、声も近くなってきた。
だんだん息が上がってくる俺。もう、疲れて力もなくなってきた。
「あ~もう、捕まっちゃう」と思ったところで目が覚めた。


汗が、ドッと噴出している。
夢で、良かった・・・。





こんな夢が多い。

でも、
本来「夢」というのは、楽しいものじゃないのか?



例えば。

朝一番のティーショット。
軽く振って300ヤード。
「うん。まぁまぁかな?」と、2打目をピッタリ寄せてカップまで30センチ。
難なくバーディーを取って、続くロングホールで見事2オン。
残り1メートルのフックラインを決めて、イーグル。
続いてパー、パー、バーディーと決めるが、ここでボギーを打つ。
しかし、その後持ち直し、パー、パーで最後はバーディの前半「32」。
「今日は、ちょっと調子が悪いな?」とか言っちゃって。


そんな夢とか。




朝の眩しい日差しが、部屋に差し込む。
俺は、そっとベットから抜け出し、
カーテンの向こうに広がるコースに目を向ける。
「今日が最終日か・・・」
昨日3日目までの成績は5アンダー。トップと2打差の第2位だ。
ふわっと白いカーテンが揺れ、海の優しい風が頬をそっとなでていく。
気持ちイイ。そして、気分も晴れやかだ。
こうして、落ち着いた気持ちでいられるのは久しぶりのことだ。

今まで、色んなことがあった。
「信州の苦労人」とか、「奇跡のヒーロー」とか言われて、
思うような成績が出せないこともあった。
でも、今日は違う。
ゴルフを始めて早10年。
初心者ゴルファーとして名前を轟かしていた俺が、まさかプロになるなんて。

「ウ~ン。あなた・・・もう起きたのね・・・」
ベットの中にいた彼女は、腕を伸ばしながら目をこすっている。
「ごめん。起こしちゃったかな、ハニー。」と言いながら、彼女に軽くキスをした。
あの熱い夜のことを思い出しながら。

ベットの脇には、昨日の夜飲んだドン・ペリニヨンの瓶がゴールドに光っていた。



とか、そんな夢を。





夢が現実にならないように、願うばかりだ。いや、願うばかりか・・・。





Posted by アマゴルファー・むら at 15:41 Comments( 6 ) 日常雑記

2009年06月12日

何気ない日常

俺は今、海に来ている。


眩しい太陽の光りに反射して、輝いている海を見ている。



静かな波の音が心地よい。

ザ~。ザッザ~。


不規則なようで、そうじゃない。
一定のリズムの強弱が、身体にそっと染みてくる。




毎日の生活。
何変わりのない日常の繰り返し。

こんな天気のイイ日には、
たまにはゴルフのことなど忘れて、心を空っぽにすることも必要さ。

俺は、
ブラックカラーの愛車、「テスサロッサ」に乗り込んでアクセルを踏み込んだ。
全開までぶっ飛ばしたいところだが、メーターに刻まれている数字は「140」
まぁ、スズキ製だから仕方がないか。




Sea of Japanまでは、一直線。
BGMは、もちろん「サザン」さ。

 ♪ 恋をして~いた~のは 去年の夏の~ころさ~
   いつまでもこの胸に オォ クラウディア 憶えてるぅ~ ♪



そう言えば、俺もよくハニーと一緒に海に来たよな。
俺の愛するハニーと・・・。







今日は、俺一人で海を見たい。






でも、不思議だ。
どうして海を見ていると、叫びたくなってくるのだろう?

何故だ?


この、果てしなく広がる大きさが
俺を受け止めてくれると思うからだろうか?

どこまでも続くゆっくり揺れる波の数々が、
俺を包んでくれると感じるからだろうか?

深く、そして、深く・・・。



砂浜に落ちていた貝殻を取って、耳に当ててみた。

ウッ。
耳に水が入ってきた。


今日は、ただ、海を見たいんだ。






買って置いたきり、読まずいた本を持ってきている。
今日は、ここでゆっくり読もう。そう、春樹の本を。








春樹は、いつも俺を another worldに連れってくれる。

どこまで行っても終わらない物語。現実なのか幻なのか。
謎が謎を呼び、頭の中が疑問でいっぱいになる。

そう言えば、最近出た本も人気らしい。
「1Q84」

誰か、手に入ったら俺に伝えてくれよな。
「2時間待ってた」と。

おっと。それはジョニーのことだった。





本当に、最高さ。
海ってやっぱり気持ちイイ。


どうだい?
お前も見にこないか?

一緒に海を見ようぜ。




俺が、波にさらわれてしまう前に・・・。






Posted by アマゴルファー・むら at 13:52 Comments( 3 ) 日常雑記

2009年05月01日

春のスキー

春だー。

休みだー。

ゴールデンウェークだぁー!


今年の休みは、大型連休だし、
天気もイイし、
気温も暖かいし。

絶好のゴルフ日和じゃないですかー!!




って事で。
俺は、スキーの聖地「八方尾根」に出掛けて行った。

もちろん、スキーをする為にっ。





やっぱり、そんなに雪は残っていないか。
そーだよな。
今年は記録的な暖冬だったもんな。

まあ、兎平ゲレンデまで上がれば、
何とか滑れるだろう。






って言うか、まだたくさん雪あるじゃん!
これなら、バンバン滑れちゃうよっ。


でも下を見れば、
春の平地が広がっていた。








さて、この八方尾根では、
1997年に冬季オリンピックが開催されている。
アルペン競技のダウンヒルとスーパーG。
今からもう12年も前の話だ。

そのスタートハウスは、
そのままの形で黒菱ゲレンデの上部に残されている。







俺もあの頃は、
飯縄高原でやったモーグル競技を観戦し、
目の前で「里谷多恵が金メダル」を取ったのを目撃したのを皮切りに、
ノルディックコンバインド、スノーボードハーフパイプなどを駆け巡り、
国際都市と化した長野駅前で、ノベルティグッズを買いまくり、
夜はバーに出掛け、外人たちと酒をあおって盛り上がる日々を過ごしていたっけ。


懐かしい・・・。




ヨシ。
今日は天気がイイから、さらに山頂を目指して登っていこう。





さすがに、標高も1800メートルを越えれば、
まだ一面銀世界。


北アルプスの山々もとってもキレイだ。






こんな美しい景色を見ていると、
自分の心までもが浄化されていく感じがする。

目の前のスコアにこだわり、
何かイイ本は無いか、誰かイイ先生はいないかと
一時的な満足感だけを追い求め、
寝ても覚めても「ゴルフ、ゴルフ」と。

大きな山を目の前にすると、自分の小ささに気付いてしまう。

あぁ。

もう、ここから飛び降りてしまいたい・・・。






って、
どんないいタイミングやねん!

目の前にこんな看板があるなんてっ!?



Posted by アマゴルファー・むら at 15:28 Comments( 0 ) 日常雑記

2009年04月01日

私、この度・・・

突然ですが。

私、この度、

「プロ」
なることになりました。


いきなりですが。




えっ!本当ですか?


って思いますよね?



はい。本当です!





どうせ「エイプリルフール」でしょ?


って思っていますよね?



いいえ。「4月バカ」ではありません。
本当の話です。



アメリカのゴルフ界では、自分が
「今日からプロになる!」と宣言した時点から
プロゴルファーとしてスタートするらしいですが、
日本で「プロゴルファー」を名乗る為には、それなりの認定機関の試験をパスにしなければなりません。

これは、私の住んでいる長野県でも例外ではありません。



じゃあ、試験にパスしたの?

って聞きたくなるでしょうが、もちろんパスはしていません。
と言うより、試験自体受けていません!(キッパリ)



じゃあ、やっぱりウソなのね?


まぁまぁ、話は最後までお聞きください。

私が「プロ」になるといったのは、もちろんゴルフでのことですが、
その中でも、
プロの初心者
として今日から活動していきます!

そうです!
プロのゴルフ初心者です!

初心者のレベルが、プロと名乗れるくらいすごいと言う意味でのプロですよ!




どっどうですかっ!?





新年度も始まって、私のゴルフシーズンも3年目に突入したわけですが、
相変わらずゴルフ初心者ぶりを発揮しています。

ドライバー。
飛びません。

アイアン。
ダフったりトップしたり。

パット。
もう、イヤになっちゃいます。


そうです。
今までにあれだけ練習してきたのにもかかわらず。
そして、
ゴルフスクールにも通ったり、読書やDVDも見て勉強してきたのにもかかわらず。
さらに、
血の汗流し涙を拭かなかったのにもかかわらず、全然上達していません。

全くです。まったく。
ナッシングですっ!

もう、これだけ上達していないなら
「プロ」を名乗ってもいいでしょう。

「プロ級の初心者」
と。

きっと、誰もが認めてくれると思います。
確実に。
「あなたの初心者ぶりはスゴすぎる!」と。



という事で、
アマゴルファー・むらは、
今日から

「プロ初心者・むら」

として頑張って行きたいと思います!



よろしくどーぞ。icon06




Posted by アマゴルファー・むら at 18:02 Comments( 8 ) 日常雑記

2008年12月25日

サンタからの贈り物

クリスマス。


この日には、
サンタクロースがやって来てプレゼントを届けてくれると言う。



スゴイじゃないかっ。

「サンタからのプレゼント」

って、スゴイじゃないか。



俺の元には、
今まで、
サンタどころか神も仏もいなかったが
今年はちょっとお願いをしてみるか。






サンタさんへ

ぼくの欲しいものは、
「シングルプレイヤー」
です。
おねがいしまちゅ。





手紙をカキカキ。






でもこれで、
目が覚めたら、
「ハイ。シングルプレイヤーです!」
って、誰が届いていたら怖いな。


と言うより、
そんなプレゼントは意味ナイじゃん。
俺自身がそうなっていなければ。



じゃあ、
ちょっと願いを変えよう。







サンタさんへ

ぼくの欲しいものは、
「スコア72」
でしゅ。
おねがいちます。




えんぴつでカキカキ。






でもこれも、
枕元に「スコアカード」
置いてあってもうれしくないよな。

例え、
オールパープレイ、72のスコアでも。





そうやって考えると、
サンタさんがプレゼントしてくれるのは、
どうやら「物」に限りそうだ。



うん?

物!?




今、ちょっと気が付いたが、
クリスマスというファンタジー
プレゼントという現実。



この組み合わせが、
人々に「夢」「希望」を与えているんだな?


だって、クリスマスが近づいていると、
気持ちがワクワクしてくるし、
街もキラキラ華やかになってくるし、
シャンペン飲んだりケーキ食べたりして盛り上がるじゃない。

「クリスマスなんて、来なければいいのにー!」

なんて言う人も、あまり見かけたことがないし。

家で、泣きながら飲んだくれている人意外は・・・。



そうか。
それなら俺の願いも物質的なものに変えようじゃないか。

希望 に 満ち溢れた願いにしようじゃないか。



こんな、「リーマンショック」な経済でも、
「リストラ、派遣、首切り」の社会でも、
「ボーナスカット、金融危機、大不況」な生活だったとしてもっ。





あらためて、カキカキ。





サンタさんへ

ぼくの欲しいものは、
ぼくの欲しいものは・・・






「マネー」
ですっ。










ふっ。

しがない世の中だぜ・・・。








Posted by アマゴルファー・むら at 17:51 Comments( 3 ) 日常雑記

2008年12月16日

てっきり、緑色だと思っていたら!?

何かにつけ、
「気合」 や 「根性」 という言葉を口にする俺は、


熱い男!

と思われがちだが、
いやいやそんなことは無い。


ただ、人より血が濃いだけだと自分では理解している。



そーなんだよなぁ~。

きっと、俺の血は、
誰より赤く、そして燃え盛っているのだろう。

だから、基本的に、
「スポ根」大好き、そして「涙なしでは語れない物語」にハマッってしまう。



しかし。

常に熱く燃え盛っていたのでは、
これもちょっと問題だ。

「KY」という言葉があるが、
周りにいる人達との温度差を整えていないと、
さらに大きな問題に発展してしまう。




ドラキュラは、
血を吸うことでパワーを蓄えるが、

俺の場合は、
血を抜くことで普通の人間に戻れるみたい。




うん。
この比較、
何だかスゴイ。


吸う男 に 抜く男


どちらにしても、ネオンが良く似合うことはすでに承知だ。






という事で、
今年も例年通りに、
年の瀬が近づいてきているこの師走時期、
血を捧げるために血液センターに出向いて行った。








よく街頭なんかで、
「血が足りませーん。献血をお願いしま~す!」
と呼びかけているのを見かけるが、
俺の住んでいるここ信州、長野では、
「血液センター」というのが常設されているので、
いつでも都合のいい時に献血することが出来るのだ。








一度でも献血をしたことがあれば、「献血カード」と言うのを作ってくれる。
ここには、自分の血液型や過去の献血のデータなどが書かれていて、
それを持って受付を済ませる。


「いつもありがとうございます。」
受付のお姉さんが、声を掛けてきた。

「いえいえ。はい、コレ。」
そう言って、献血カードを手渡す俺。


「あの~。今日はお時間ありますか?」




えっ。
時間があるかだって!?


おいおい。
会っていきなりデートの誘いかよ。お姉さん。

しょーがねぇなぁ~。
まぁ、ちょっとだけなら付き合ってもいいけど・・・。


「えぇ。少しならイイですよ。」

「ありがとうございます!じゃあ、今日は成分献血でお願いしますネ!」




なにっ。
デートの誘いじゃなかったのかよー!?


で、成分献血って何だ?


「成分献血は、血液の中の血しょう血小板だけをいただくものです。
赤血球は身体にお返ししますので、負担が少ないんですよ。
でも、一時間くらいはお時間が掛かるんです。」




ふ~ん。そーなのか。

初めての経験だけど、ちょっと挑戦してみるか。





待合室はとってもキレイ。
ここで、自分が呼ばれるまでの間、
本やテレビをみてくつろぐことが出来る。







奥のスペースには、自動販売機まで設置されている。







そして、
この写真に注目して欲しい!






「無料」

そーなのだ!
ここでの飲み物は、
全てタダでいただけちゃうのだー!。


ずいぶん、太っ腹じゃないか。
献血センター。





「では、こちらにどうぞ。」


ドリンクを飲んで、マンガを読んでいたところに声が掛かかった。



まず初めは、
記入した問診票を元に医者の診断を受ける。

「特に、問題はなさようですね。」
初老の先生が聞いてきた。

「ハイ。全くありません!」
とにかく俺は、健康だけがトリエなのだ。



「では~、こちらのベットにどうぞ。」

看護婦さんが呼んでいる。

「もし良かったら、
飲み物とか本とかも持ちこんでもいいですよ。」



へぇ~。そうなんだ。
じゃあ、コーヒーと「サラリーマン金太郎」を4冊ぐらい持っていこう。




ベットの上に横たわる俺。
脇には、小型のテレビまで付いている。


「スゴイですねー、これは。
もう、至れり尽くせりって感じじゃないですか~。」




「そうですか?」
なんて言いながら、
看護婦さんは血を抜く準備をしている。



「ちょっとチクっとしますからねー。」
定番のお決まり文句で、腕に針が刺さる。
そして、俺の身体から、
管を通って血が抜けて行くのが見えた。






「こちらの機械に入った血液が、
血しょうと血小板に分けられて、二つの袋に溜まっていきます。
そして、赤血球だけは身体に戻していきますからね。」


看護婦さんが説明してくれた。



ふ~ん。
良く分からないが、俺の血の全ては必要ないらしい。
一度出て行ったものが、また戻ってくるのも変な気分だけど。




しばらく、本を読みながら、コーヒーを飲んで、
そしてテレビを見ながらくつろいでいた。



そろそろ、俺の血液も貯まってきたんじゃないかな?


そう思い、
ふと、血を抜いている機械の方に目を向けた。




あれっ?
何ですか、それは!?



俺の血が貯まっていく袋が、おかしな色に染まっている。

久々に血を抜いているせいか、
その袋に貯まる血液が黄色に見えるじゃないか。



ヤバイ。
ちょっと、意識がもうろうとしてきている?

大丈夫か、俺。


もう一度、
しっかり目を大きく開けて注視した。





そっ、そんなバカなっ。




どう見ても、
やっぱり黄色だ。








なんとっ、

俺の身体には、

黄色い血が流れていたのだったー!





どうやら俺は、
人間ではなかったようだ・・・。




Posted by アマゴルファー・むら at 01:36 Comments( 9 ) 日常雑記

2008年12月02日

シーズン終了

早いもので、
今シーズンのゴルフも終わりに近づいている。


ゴルフ初心者にして、2シーズン目を迎えた俺。

あと、1ラウンドを残すのみとなってしまったが、
今シーズン当初に立てた目標、「オールボギー。90」
達成出来そうにない予感がしている。


ほとんど毎日練習し、
レッスンプロにも教わって、
ラウンド数も10を越えたが、
100を切ることはおろか、110も切れずにいるなんて。



はぁ=。

一体、俺は何をやってきたんだ?




自由になる時間を、まるで湯水を使うかのようにゴルフに注ぎ、
自由にならないお金を、ららら無人くんららら無人くんと歌うようにゴルフにつぎ込み、
生活の全てをゴルフに捧げてきたハズなのに・・・。



それが、

もう、

終わってしまう。







あ~ぁ。



ふぅ=。



どうも「終わり」という言葉を聞くと、
つい、感傷的になってしまうじゃないか。





「・・・私たち。終わりにしましょう・・・。」



えっ!?





「もう、おしまいね・・・・・」



何でっ!?





「さよなら・・・。楽しかったよ・・・。」


マジですか!?






うっうっう。
ナンだか、泣けてきた・・・。





そうだ。
「終わり」って、言葉がイケナイんだな。

それなら違う表現に替えてみよう。



では、
業界風で。

「じゃあ、これで「りわお」ね~。」


おっ。イイ感じだぞ。

でも、一般人には通じなさそうだ。




これはどうだ。

「じゃあ、これで「全てが始まる」ね~。」



よく、「終わりじゃない、スタートなんだ!」って言うじゃない?
それを使うとこんな表現になるだろう。

うん。
格好もイイ。映画の予告編みたいで。




では、外国語を使ってみるとどうだろう?

「じゃあ、これで「フィニッシュ」ね~。」

イケてるぜ。これ!
ダイゴみたいだぜ!!「お疲れウィッシュ」





最後に、歌にしてみよう。



「 ♪ もぅ、終わ~りーだね・・・。
  さよなら。さよなら。さよなら~ぁぁ。 ♪ 」





やっぱり。
こんな歌しか出てこない。



俺の頭も、
Off Couse だぜ・・・・・。






Posted by アマゴルファー・むら at 17:50 Comments( 15 ) 日常雑記

2008年11月15日

負けましたっ。

「今日は、このへんで勘弁しといてやるか~。」


仕事が終わって、ゴルフ練習場で打ち込む俺。
毎日とまでは行かないが、ちょっとした時間があれば最低50球くらいボールを打つ。

しかし、仕事による疲労と、ゴルフ練習での疲労も
ずいぶんと蓄積されてきた感じがする。

何故ならそれは、「腰の痛み」「左肘の痛み」で分かるから。

こういう時には、思いっきりリフレッシュするのも大事。
という事で、
練習場帰りに家の近くにある「スーパー銭湯」に立ち寄った。


ここには、数多くのジェットバスが置いてあるから、
いつも多くのお客で賑わっている。



「おっ。今日はそれでも空いている方かな?」


早速、お目当てのマッサージ風呂に飛び込んだ。


「あぁぁ~。気持ちイイ~。」

背中、腰、太ももと、勢い良く泡のジェットが当たってくる。


「う~ん。極楽、極楽・・・。」

この細かい泡の塊が、疲れた筋肉の披露を和らげてくれる。


「やっぱり、泡風呂って最高ーだよなぁ~。」



きっと、男なら誰でも泡が大好きなハズだ。





すっかりリフレッシュしたところで、風呂から上がった。

火照った身体をバスタオルで拭いて、服を着ようと脱衣所のロッカー向かうと
俺が使っているロッカーの前に誰だか立っている。


「うん?誰だお前。
ちょっと、ソコに立っていると服をロッカーから取り出せないんですけどっ。」


なんて、心の中でつぶやく俺。


どうやら、俺が服を入れたすぐ上のロッカーを使っているようだ。



背の高い、若いお兄さん。
上下、紺色のジャージを着ている。


「おっ。お前もトレーニングの帰りか?」



上着を脱いだ下には、ヨネックスのロゴが入ったTシャツを着ている。


「なにっ?ヨネックスだと!?」


そう。ヨネックスと言えば、
あの石川遼にゴルフクラブを提供しているメーカーだ。


「ってことは、お前もゴルファーか!?



って一瞬思ったが、その身体からはテニスのオーラが漂っている。
たぶん、テニスプレイヤーに間違いないだろう。

そう言えば、顔つきも何となく「松岡修造」に似ているな。
おまけに、背も190センチ近くありそうだし。


「コイツ。デカイ身体しやがって・・・。
いいから、早く服を脱げっ。」



俺より背が高いのが気に入らない。
でも、このボディは俺の方が勝っているだろう。

そうさ。
盛り上がった胸板に、引き締まったお腹は伊達じゃないんだからなっ。

うん。
自分で言うのも何だか、
鏡に映る姿も素敵だ。

俺。



目の前にいるお兄さんが、ジャージのズボンに手を掛けてそして、
下から脱ぎ始めた。


「おいー。結構イイ太ももしてるジャンかよっ。」


はっきり別れた大腿ニ頭筋に、しっかり盛り上がっている大腿四頭筋。
ごぶとい太ももに、足首がキュッと締まっている。


「やっやるな。お主・・・。」



足の鍛え方は負けたようだが、
でも、
まだ、
上半身が残っている。


「早く、脱げっ。」

ちょっと、気持ちがあせってきている俺。



そして、Tシャツに手を掛けるお兄さん。

両手をクロスさせて、一気に上に捲り上げた。


「えっ!何っその背中はー!?」



見事なまでに逆三角形の広背筋。
まるで、背中が羽根で広がっているようだ。


「うっ。そんなに大きい背中なのかよ・・・。」



ヤっやばい。
脚に続いて背中までも負けたっ。


しかし、
でも、
まだ、
上半身の正面が残っているじゃないか。

俺だって、
「脱ぐとスゴいんですーっ。」

と言われた男だぞ。
この大凶筋には敵わないだろう。


まだだ。
勝負はまだ、決まっていない。

お前のその胸はどうなのか、早く俺に見せてくれ。


「こっち向け、コッチ。
あっそうだよ。もう少し・・・。」



お兄さんが振り返る。



「なっ何だー!その大胸筋はっ。
どれだけ盛り上がっているんだーっ!?」



もう、スゴイ。
凄いとしか言い様がないまでの胸板だ。
おまけに、腹筋まで割れているじゃないかーっ。



ミケランジェロの彫刻ですか?あなた。





完璧だ。
完璧なまでに鍛え抜かれた肉体だ。


分かったよ。
もぅお前にはノックダウンだよ。

俺もあっさり負けを認めるよ・・・。




だから。

だから・・・。


一言だけ言わせてもらっていい?





「抱・い・て。icon06



Posted by アマゴルファー・むら at 20:57 Comments( 5 ) 日常雑記