人気の女子プロゴルファー
最近、練習熱が上がっていて、
めっきりゴルフのTV中継を見ることがなくなっていたが、
俺の知らない間に女子プロのツアーメンバーも大分変ってきている様子だ。
あの横峯さくらも、既にベテラン組と言われるようになり、
若手がドンドンと台頭してきている。
・渡邉 彩香
・鈴木 愛
・福田 真未
・香妻 琴乃
・藤田 光里
などなど・・
二十歳そこそこの若い女子プロたち。
プロになってからまだ2,3年しか経っていないというのに、
すでにレギュラーツアーで堂々と戦っている姿には俺も注目せざるを得ないが、
それに加えて「可愛い」となれば、例えゴルフやらない人でも視線が釘付けになる事だろう。
・ゴルフが上手
・そして可愛い
・しかも若い!
ときたならば、男は無条件にその人の事が好きになる。
これは、男性として「正常な生理現象」だ。
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めっきりゴルフのTV中継を見ることがなくなっていたが、
俺の知らない間に女子プロのツアーメンバーも大分変ってきている様子だ。
あの横峯さくらも、既にベテラン組と言われるようになり、
若手がドンドンと台頭してきている。
・渡邉 彩香
・鈴木 愛
・福田 真未
・香妻 琴乃
・藤田 光里
などなど・・
二十歳そこそこの若い女子プロたち。
プロになってからまだ2,3年しか経っていないというのに、
すでにレギュラーツアーで堂々と戦っている姿には俺も注目せざるを得ないが、
それに加えて「可愛い」となれば、例えゴルフやらない人でも視線が釘付けになる事だろう。
・ゴルフが上手
・そして可愛い
・しかも若い!
ときたならば、男は無条件にその人の事が好きになる。
これは、男性として「正常な生理現象」だ。
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速報!米ツアー松山初優勝!
おぉぉぉーーー!
松山英樹が、米PGAツアーで初優勝を成し遂げた!
凄い!ヤルね!!
プレーオフで、優勝を決めた松山
最終ラウンド、18番でバーディー
PGAツアー、メモリアルトーナメントのプレーバック
松山英樹が、米PGAツアーで初優勝を成し遂げた!
凄い!ヤルね!!
プレーオフで、優勝を決めた松山
最終ラウンド、18番でバーディー
PGAツアー、メモリアルトーナメントのプレーバック
アマチュアの快挙
先日の女子プロゴルフ「バンテリンレディース」で、
アマチュアゴルファーの「勝みなみ」が優勝をした。
しかも、「女子プロゴルフの国内ツアー史上最年少優勝という快挙」で
彼女はまだ「高校1年生の15歳」だという。
まったく、凄い事をやってくれたじゃないかっ。
俺も同じアマチュアゴルファーとして、とても嬉しく思っている。
いや、「同じ」ではないな。
彼女の足元にも及ばないのは当然理解しているさ。ふふ~ん。
でも、同じところ共通点はある。
どうやら彼女、小さい頃「体操教室」に通っていたという事で
バック転が出来るらしい。
そして俺、高校生時代は「器械体操部」に所属していた。
なので、バック転は出来る。ついでに鉄棒で「大車輪」も出来る。
当然、今「やって」と言われたら救急車のお世話になることは確実だが・・・。
他にも似ているところがある。
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アマチュアゴルファーの「勝みなみ」が優勝をした。
しかも、「女子プロゴルフの国内ツアー史上最年少優勝という快挙」で
彼女はまだ「高校1年生の15歳」だという。
まったく、凄い事をやってくれたじゃないかっ。
俺も同じアマチュアゴルファーとして、とても嬉しく思っている。
いや、「同じ」ではないな。
彼女の足元にも及ばないのは当然理解しているさ。ふふ~ん。
でも、同じところ共通点はある。
どうやら彼女、小さい頃「体操教室」に通っていたという事で
バック転が出来るらしい。
そして俺、高校生時代は「器械体操部」に所属していた。
なので、バック転は出来る。ついでに鉄棒で「大車輪」も出来る。
当然、今「やって」と言われたら救急車のお世話になることは確実だが・・・。
他にも似ているところがある。
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苦節11年間
「勝てないプロ」と言われ続けてきた宮里優作が、
ツアー最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で初優勝を果たした。
きっと、多くの人がこの優勝に歓喜の声を上げたと思う。
俺も、最終ホールのチップインを見て思わず「やったゼ!」とガッツポーズをして叫んだ一人だ。
ジュニアの頃から「天才」と呼ばれ、
アマチュア時代に数々の栄冠を持ってプロの世界に進んだが、
11年間も勝てない時を過ごしていた彼。
その戦歴からも「勝って当然!」と周囲から注目され、
妹の宮里藍の活躍から比較されて、「もっと頑張れ!」と常に激を飛ばされ、
若手の後輩たちがどんどんと優勝していく中で、「初優勝はまだか?」とプレッシャーを受け続けながら11年間も優勝出来なかった彼の心中を考えると、
あの優勝シーンは涙なくしては見れないものだった。
しかし、それ以上に俺は、
彼の活躍を常に願っていたのだった。
実は、今からさかのぼる事6年前。
俺は「日本プロゴルフ選手権」のボランティアとして群馬県のレーサムゴルフにいた。
そう、あの「石川遼」のラウンドにスコアラーとして付いて回ったあの話だ。
(日記はこちら→「むら、プロツアーに出る!」」)
そのボランティアの二日目。
再びスコアラーを任命された俺が付いた組に、なんと宮里優作がいたのである。
予選二日目の大事なラウンド。
今日のスコアの良し悪しで、決勝進出になるか?それとも予選敗退か決まってしまう大事な一戦。
その大事な一戦に、ゴルフを始めて1年足らずの右と左をよく間違えるゴルフ初心者の俺が
スコアラーとして一日張り付いていたのだった。
その時の組み合わせは、
「宮里優作、藤田寛之、深堀圭一郎」というメンバー。
今、振り返ってみると、何という豪華メンバーに囲まれていたのか!と自分でもビックリするが、当時はまだゴルフの事も、どんなプロがいるのかもよく分からない俺。
「プロってスすげぇボールを打つなぁー。
うわっ。一体どこまでボールが飛んで行くんだ?
バシっと打って必ずビタっですかっ。ほんにスゴイ!」と
ただただ周りの状況に圧倒されていたギャラリー気分のボランティアだったのである。
ちなみに、「スコアラー」とはどんな仕事か?と言うと、
プラカードを持って選手のスコアをギャラリーに知らせる係り。
リアルタイムで、刻々と変化するスコアの情報を正確に伝える重要なミッションを背負っている。
各組には、「マーカー」と呼ばれる選手のスコアを記録する係りが付いてはいるが、
スコアラーは、自分自身で選手のスコアを数えていかなければならない。
なぜなら、プロのプレー進行はものすごく早くて
いちいちマーカーに「今、いくつでした?」と聞いている余裕は全く無いので、
自分で選手のプレーを見ながらプラカードの表示を変えていくのだ。
でも、ここでよく考えて欲しい。
その重要な係りに、まだゴルフを始めてたばかりのピッカピカの一年生の初々しい俺。
しかも、自分のスコアを数えるのにカウンターでは数が足りなくなるという超ゴルフ初心者。
さらに、ルールだって完璧にマスターしているワケじゃないし、プロのプレーを生で見るのもこれが初めての経験。
という事は、一見いかにも
「私はボランティアですけど、ゴルフは上手いですよ!」
という涼しい顔してプロの近くに立ってはいるが、
実際は、
「えっと、今はパーだったらかスコアの変動なしで、
ボギーは+1だから合計を変えなきゃ。」
と、あたふたしながら一緒にコースを回っていたのだった。
そんな時、宮里優作のティーショットがOBになった。
その場から打ち直して、次はフェアウェイ。
そして、グリーンに乗せて2パットでそのホールは上がった。
「えっ、今のいくつのスコアになるの?
OBは1打罰だっけ?それとも2打罰だっけ?
でも、ボールを打った回数が全部で5回だからボギーだよね?」
次のホールに行くまでにはスコア表示を変えなければならないが、
計算するのも一苦労。
焦りと緊張とよく理解していないが加わってもう冷静に計算も出来なくなっている。
とりあえずボギーって事で「+1」の表示をして歩いていたら、
宮里優作がスッと俺に近寄ってきて、
「さっきのホールはダボだから、表示違うよ」
と小さく囁いたのだった。
「えっ、そうなの!?」
とんでもないミスをやらかしてしまった俺。
スコアを計算間違えする失態に、
それを堂々と表示してギャラリーに見せる失態。
さらには、プロ自身に「ダボだよ」と言わせた失態。
ただでさえOBを打って心が穏やかでない状況に、
プレイヤーが口に出したくない言葉を言わせてしまうという
ツアー史上初の最低最悪のミスをやらかしてしまったのだった。
もう、恥ずかしいやら情けないやらの気持ちで一杯になっていたが、
不思議と「あーあ、やっぱり俺ってダメだな・・・。」と落ち込むことは無かったのである。
なぜなら、その時の彼は、
いつも間にか静かにそっと俺に近寄ってきて、
さらに、何となく会話すような感じで耳の横で小さく「ダボだよ」と囁いて
また何事もなかった涼しい顔をしてウェアウェイに戻り、
そして真剣な顔つきのプレイヤーに戻っていったのだった。
その一連の所作を間近で見た俺は、
「なんてスマートな立ち振る舞いなんだ・・・。
ほんと、優しい心に満ち溢れているよ・・・。」
と感じた。
彼はもしかしたら、
表示に手間どりあたふたしている俺を見て
「うん?初心者さんかな?」と感じたのかも知れない。
でも、それを分かっいたとしても、
自分のプレーに徹しなければならない状況の中で、
ただのボランティアにあんな風に声を掛けられるだろうか?
そして俺は一瞬で「宮里優作ファン」になったのは言うまでもない。
そんな思い出が詰まった彼が、ついに初優勝を果たした。
これからは、この勢いに乗ってさらに優勝を重ねて行って欲しいと
この信州の雪空の真ん中で願っている俺なのである。
ツアー最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で初優勝を果たした。
きっと、多くの人がこの優勝に歓喜の声を上げたと思う。
俺も、最終ホールのチップインを見て思わず「やったゼ!」とガッツポーズをして叫んだ一人だ。
ジュニアの頃から「天才」と呼ばれ、
アマチュア時代に数々の栄冠を持ってプロの世界に進んだが、
11年間も勝てない時を過ごしていた彼。
その戦歴からも「勝って当然!」と周囲から注目され、
妹の宮里藍の活躍から比較されて、「もっと頑張れ!」と常に激を飛ばされ、
若手の後輩たちがどんどんと優勝していく中で、「初優勝はまだか?」とプレッシャーを受け続けながら11年間も優勝出来なかった彼の心中を考えると、
あの優勝シーンは涙なくしては見れないものだった。
しかし、それ以上に俺は、
彼の活躍を常に願っていたのだった。
実は、今からさかのぼる事6年前。
俺は「日本プロゴルフ選手権」のボランティアとして群馬県のレーサムゴルフにいた。
そう、あの「石川遼」のラウンドにスコアラーとして付いて回ったあの話だ。
(日記はこちら→「むら、プロツアーに出る!」」)
そのボランティアの二日目。
再びスコアラーを任命された俺が付いた組に、なんと宮里優作がいたのである。
予選二日目の大事なラウンド。
今日のスコアの良し悪しで、決勝進出になるか?それとも予選敗退か決まってしまう大事な一戦。
その大事な一戦に、ゴルフを始めて1年足らずの右と左をよく間違えるゴルフ初心者の俺が
スコアラーとして一日張り付いていたのだった。
その時の組み合わせは、
「宮里優作、藤田寛之、深堀圭一郎」というメンバー。
今、振り返ってみると、何という豪華メンバーに囲まれていたのか!と自分でもビックリするが、当時はまだゴルフの事も、どんなプロがいるのかもよく分からない俺。
「プロってスすげぇボールを打つなぁー。
うわっ。一体どこまでボールが飛んで行くんだ?
バシっと打って必ずビタっですかっ。ほんにスゴイ!」と
ただただ周りの状況に圧倒されていたギャラリー気分のボランティアだったのである。
ちなみに、「スコアラー」とはどんな仕事か?と言うと、
プラカードを持って選手のスコアをギャラリーに知らせる係り。
リアルタイムで、刻々と変化するスコアの情報を正確に伝える重要なミッションを背負っている。
各組には、「マーカー」と呼ばれる選手のスコアを記録する係りが付いてはいるが、
スコアラーは、自分自身で選手のスコアを数えていかなければならない。
なぜなら、プロのプレー進行はものすごく早くて
いちいちマーカーに「今、いくつでした?」と聞いている余裕は全く無いので、
自分で選手のプレーを見ながらプラカードの表示を変えていくのだ。
でも、ここでよく考えて欲しい。
その重要な係りに、まだゴルフを始めてたばかりのピッカピカの一年生の初々しい俺。
しかも、自分のスコアを数えるのにカウンターでは数が足りなくなるという超ゴルフ初心者。
さらに、ルールだって完璧にマスターしているワケじゃないし、プロのプレーを生で見るのもこれが初めての経験。
という事は、一見いかにも
「私はボランティアですけど、ゴルフは上手いですよ!」
という涼しい顔してプロの近くに立ってはいるが、
実際は、
「えっと、今はパーだったらかスコアの変動なしで、
ボギーは+1だから合計を変えなきゃ。」
と、あたふたしながら一緒にコースを回っていたのだった。
そんな時、宮里優作のティーショットがOBになった。
その場から打ち直して、次はフェアウェイ。
そして、グリーンに乗せて2パットでそのホールは上がった。
「えっ、今のいくつのスコアになるの?
OBは1打罰だっけ?それとも2打罰だっけ?
でも、ボールを打った回数が全部で5回だからボギーだよね?」
次のホールに行くまでにはスコア表示を変えなければならないが、
計算するのも一苦労。
焦りと緊張とよく理解していないが加わってもう冷静に計算も出来なくなっている。
とりあえずボギーって事で「+1」の表示をして歩いていたら、
宮里優作がスッと俺に近寄ってきて、
「さっきのホールはダボだから、表示違うよ」
と小さく囁いたのだった。
「えっ、そうなの!?」
とんでもないミスをやらかしてしまった俺。
スコアを計算間違えする失態に、
それを堂々と表示してギャラリーに見せる失態。
さらには、プロ自身に「ダボだよ」と言わせた失態。
ただでさえOBを打って心が穏やかでない状況に、
プレイヤーが口に出したくない言葉を言わせてしまうという
ツアー史上初の最低最悪のミスをやらかしてしまったのだった。
もう、恥ずかしいやら情けないやらの気持ちで一杯になっていたが、
不思議と「あーあ、やっぱり俺ってダメだな・・・。」と落ち込むことは無かったのである。
なぜなら、その時の彼は、
いつも間にか静かにそっと俺に近寄ってきて、
さらに、何となく会話すような感じで耳の横で小さく「ダボだよ」と囁いて
また何事もなかった涼しい顔をしてウェアウェイに戻り、
そして真剣な顔つきのプレイヤーに戻っていったのだった。
その一連の所作を間近で見た俺は、
「なんてスマートな立ち振る舞いなんだ・・・。
ほんと、優しい心に満ち溢れているよ・・・。」
と感じた。
彼はもしかしたら、
表示に手間どりあたふたしている俺を見て
「うん?初心者さんかな?」と感じたのかも知れない。
でも、それを分かっいたとしても、
自分のプレーに徹しなければならない状況の中で、
ただのボランティアにあんな風に声を掛けられるだろうか?
そして俺は一瞬で「宮里優作ファン」になったのは言うまでもない。
そんな思い出が詰まった彼が、ついに初優勝を果たした。
これからは、この勢いに乗ってさらに優勝を重ねて行って欲しいと
この信州の雪空の真ん中で願っている俺なのである。
誕生
「LPGAレジェンズチャンピオンシップ」の大会裏方として参加した俺。
大会ボランティア本部に顔を出したが、
いきなり別の場所に行ってくれと言われた。
「すみません。ココじゃなくてクラブハウスの方へ行ってください。」
へっ?ココじゃないって??
突然、意味の分からない事を言われて混乱しつつも、
とにかく言われた通りにクラブハウスに向かった俺。
何だ?クラブハウスに一体何があると言うのか?
まさか、清掃係とかレストランで皿洗いしろとか言わないよな?
「まずは下積みが必要だ!」なんて。
いや、それをするんだったら、
選手のマッサージ係とかの方がいいよな。
「お客さん、ここ凝ってますね~」とか言いながらモミモミと。
って、そんなボランティアがあるかどうかは知らないけど。
それより俺、「性感専門」だしぃ。
じゃあ何だ?
まさか、そのままフロントでチェックインして「大会に出場」とか言わないよね?
「代役にぴったりなんです」って。
男役が宝塚なら、女役のニ丁目か?
俺は新宿生まれじゃなくて、信州生まれなんだぞ!
「おはようございます。今日はよろしくお願いします。
じゃあ、こちらをどうぞ。
中に着替えが入っていますので。」
と挨拶を受けると同時に、
会場本部の人から大きな手提げ袋を手渡された。
通常ボランティアになると、
一般キャラリーと見分けが付くように、
「専用キャップ」や「ベスト」などを着る事になる。
「そうか、これが俺のミッションなんだな?
今回はどんなユニフォームなんだろう・・・?」
と、入っていたものを取り出してビックリ。
なんと、
その中には、
LPGAのキャディー服が入っていたのだった!!
「えっ!?コレってまさかっ!? 」

って、直ぐに着替えちゃったじゃないか俺!
しかも、決めのポーズまで決めちゃって!!
もう、やる気マンマンになっているけど、いいのか?
ホントにこんな服着ちゃっていいのか!?
後で、「すみません、間違いでしたっ」とか言われたって、
もう脱がないもんねー。
だって、こんな服が着れるなんて事はもう二度とないかも知れないしぃー。
いや、二度とない!間違いであっても二度とない!!
だから今のうちに写真を撮っちゃえー。バンバンと。
そして「むら家の家宝」として祖先代々に受け継いで行くんだよ。
「おじいちゃんはね、ほんとにスゴイ人だったのよ」って。
既に、我を忘れてノリノリになってポーズを決める俺に、
遠くの方から声が聞こえてきている。
「オイ、むら!なにノリノリになっているんだよ!
お前、分かっているのか?」
うん、なに?
誰が呼んでるの?
「オイ!聞いてるのかよ。お前、その服を着てるって事は、
キャディーをやるんだよ、キャディーを!」
どうやら、もう一人の自分「エンジェルむら」が、
頭の中で俺に話しかけてきているらしい。
そんなの分かってるってさ。
「つけま」付けて、ぱみゅぱみゅだろ~。
「バカ!それはキャディーじゃなくてきゃりーだろ!
もう、踊ってる場合じゃないんだよ、PONPONPONとか言いながら。
選手と一緒にプレーするんだって言ってるんだよ!」
そんなの分かってるって。
選手のバックを担いで、距離とか風とかハザードとかアドバイスしたり。
それに俺、「ファーーー!」と叫ぶ事なら決して誰にも負けないゼ!
「バカ!!プロの試合なんだからそんなこと叫ぶ事はないんだよ!
フェアウェイに当たり前の様にボールがあって、確実にパーオンしてくるんだって!
大体お前、グリーン読めるのかよ?」
そんなの簡単さ。
スライスにフック、上りに下り、順目に逆目、あけみにキョウコ。
いつも強気でガツンと一発!だぜィ~。
「お前なぁ、ここはキャバクラじゃないんだよ!プロの試合会場なんだよ!
大体いつもそんな攻め方しているから見向きもされないんだよ。
もっと、複雑なんだって女心は!」
もう、うるさいなぁ~。
俺も遂にアマゴルファーを卒業する日が来たんだよ。
「プロキャディーむら、誕生!」と。
「なぁ~にが、プロキャディーむらだよ!
大体、いつまで経っても100すら出来ないお前が
そんな事出来るわけないだろ!」
分かってないなぁー。
これは「俺への挑戦」なんだ。
今のままじゃ、いつまで経っても「初心者のむら」のままなんだよ。
だからそれを打ち破るには、時には荒治療も必要なんだって。
分かる?
「分かるワケねぇーだろ!
何が挑戦だよ、轟二郎か、お前は?「記録・・・。それはいつも儚い。」って。
びっくり日本新記録じゃねぇーんだぞ、これは!」
いつまでもエンジェルの声が聞こえてきたが、
そのネガティブを振り切って、
俺は、これから始まる戦いに備える事に集中し始めた。
「俺も、俺も選手と一緒に戦うぜ!!」
そして、
無事、
18ホールの激闘をやり切った俺。
「性も根も尽き果てた」とは、
まさしくこんな状況の時に使う言葉なんだなとしみじみ感じながら
誰もいなくなった最終ホールにたたずんでいた。

しかし、
俺の心は、
確かな充足感に包まれていたのであった。
「やり切った・・・。
こんな俺でも、やり切る事が出来たんだ・・・!」
自分への挑戦。
そして、
大会裏方としてのミッション。
全て完了したのであった・・・。
伝説の女王たちの戦い
8月30日~9月1日まで、
長野県上田市で「LPGAレジェンズチャンピオンシップ」が開催された。
伝説の女子プロたちが集まるこの大会に、
実は俺もボランティアとして参加していた。
そー言えば昔、
群馬県で開かれた「PGA日本プロゴルフ選手権」では、
あの石川遼の組について「スコアラー」をやった思い出がある。
あれから4年。
石川遼は世界へ向けて羽ばたこうとしているが、
俺は相も変わらず初心者のままだ。
しかし、
プロの大会には「ベテラン観客」と言われるほど出掛けているだけあって、
ただプレーを見るだけの観戦にはもう飽きてしまっている。
なので今回は、久々に「プロゴルフの裏側」を見て、
さらに、女子プロのプレーを目の前で見ちゃおうという魂胆だった。
朝、まだギャラリーが来ていない中、
早速会場に足を踏み入れた俺。

もうすぐ、季節は秋になろうとしているが、
真夏の様に晴れている予選第1日目。
今日も、本当に暑くなりそうだった。


ギャラリープラザには、
色んなグッズが並べられている。
そして、フードコーナーには、
「これぞ信州!」という名産品も数たくさん並んでいた。



ギャラリー向けのイベントも準備されている。
パターゴルフに、チャリティーレッスン会など、
思わず俺も仕事そっちのけで参加したくなる内容だ。


「ここが、ボランティアの本部か・・・。」
俺は、その入り口に足を止めて、
しばらく自分の呼吸を整えていた。

「きっ、緊張するゼ・・・」
手にもジッと汗が滲んでいるのが分る。
心臓の鼓動も、いつもよりは早くなっていた。
なぜなら、
今日この一日、一体どんな仕事を任命されるかは、
まだこの時点では俺に知らされていない。
その不安が、俺の全身を硬直させてしまっていたのだった。
「何だろう?一体どんな仕事に付くのだろうか・・・?」
周りからは「最強のゴルフ初心者」と言われ、
「ある意味、強靭な心を持っているよね」と称賛され、
「えっ!5年もゴルフやってるの!?」とシングルプレイヤーに言わさせた俺でも、
やはりたった一度のボランティア経験だけでは、
この緊張をやわらげる事は出来なかった。
「果たして、俺にも出来る仕事なのだろうか・・・?」と。
俺は、固まりきった肉体を引きずって、
本部事務所に足踏み入れたのだった。
そして、
この後、
俺は、
衝撃の言葉を聞く事になったのだった・・・。
To be continued.
プロのプレーに学ぶ
続く2番ホール。
少し、左にドックレッグしているPAR4のミドル。
距離は400ヤード。
俺は、選手の後を追ってティーグラウンド横まで駆け上がってコースを見回したが、
この位置からはグリーンは見えない。
右側は崖で、OBゾーンが続くロケーション。
左側は斜面がせり出しフェアウェイがとても狭く感じられる。
「これは落とし所が難しいホールだな・・・」
そんな事を呟きながら、選手たちの第1打目を見つめる俺。
最初にジョン・ミジョンが打った。
全く問題の無いショットだった。
続いて、イ・チヒも打った。
これもスゲぇとしか言いようがない打球だった。
そして、ソン・ボべが打った。
あまりにも勢い良くボールが飛び出したのでその行方を追う事が出来ずにいたが、
打球音からは「ナイスショット!」という事だけは理解出来た。
しかし、
直ぐに歩きそうとしていた選手の足が、急に止まった。
「うん?どうした??」
彼女らの視線は右を向いている。
どうやら、
ソン・ボべの打球はOB方向に飛んで行ったらしいのだ。
前方にいるフォアキャディーはコース左側にいたので、
ボールの落ちた地点が確認することが出来なかった様だ。
そんな状況を見ていた彼女は、
すでに「暫定球」を打つ準備を始めていた。
小さな声で宣言をして、再びティーショットを打った。
バチン!
芯を捉えたキレの良い音と共にボールが飛んで行く。
今度は、しっかりと打ち出しのボールを追う事が出来た俺は、
その方向を見つめながら驚いた。
「えっ!?」
なんと暫定球で打ったボールも、
1打目と全く同じ方向へ飛んで行ったのだ!
「おい、ウソだろ・・・」
プロが2球続けてOB。
しかも、同じ場所に打ち込むだなんて。
今、俺の目の前にいる選手はこのトーナメント最終日の最終組。
そして、優勝を争っているというプレイヤーたちだそ。
それが、俺みたいなゴルフをするなんて事があっていいのか!?
ソン・ボべは、また何事も無かったように第5打目になる暫定球を打とうとしているが、
きっと心の中は穏やかではないだろう。
きっと、
「チクショー!」と言いながらクラブを叩きつけたり、
「は~あ・・・」とため息をついて肩を落としたり、
「チェッ」と舌打ちをして嫌な顔をしてみたり、
ネガティブな感情を発散したくなってもおかしくないと思う。
俺なんか、
「グッバイ!」と大きく叫びながら、
「またボール無くしちゃったじゃん。1個500円もするのにっ。」
と、ラウンドが終わるまでにボールが足りるかどうかが心配でオロオロしてしまうだろう。
しかし、
そんな様子が微塵もない彼女は、
ただ淡々とプレーを進めて行くだけだったのだ。
3球目のボールは左の斜面方向に飛んで行ったので
これは多分セーフなハズだ。
急いで、1球目、2球目のボールを確認しに走り出したキャディー。
その後に続くソン・ボべ。
何とか、2球目、第3打のボールが残っていたみたいだが、
結局この2番ホールを「トリプルボギー」としてスコアを3つも落としてしまったのだった。
この後に続くホール、
彼女は全くと言っていいほど「ナイスプレー」に恵まれなかった。
パットも、ほとんど一回で決める事が無かったし、
「バーディーを取る!」という気迫よりは、パーを拾うのに精一杯な感じがした。
このリゾートトラストレディス2012、
グランディ軽井沢で行われたトーナメントの結果については既に知っていると思うが、
ジョン・ミジョンが優勝した。

圧倒的な飛距離と常に一定なリズムでプレーしていたジョン・ミジョン。
イ・チヒも、決して悪いプレーではなかったが、一言で言えば「チャンスをモノに出来なかった」になるだろう。
そして、たった一回のミスからバタバタと調子を崩してしまったソン・ボベ。
「優勝する者」と「そうでない者」。
彼女たちを分け隔てた理由は一体どこにあるのだろうか?
しかし、
あの大勢のギャラリーが見つめる中で、
平然としてプレーをしていかなければならない彼女たち。
TVカメラも追い掛けている。
記者のカメラも狙っている。
さらに、「ファン」という名の一般ギャラリーにも取り囲まれ、
色んな声も聞こえてくる。
応援、歓声、ため息、分析、解説、雑音など、
プレイヤーがゴルフだけに集中出来る状態だとは、
とても俺には思えない。
そんな中で、優勝を目指して戦う女性たち。
俺が彼女たちから見習うべき所は、
もしかしたら、こんなところにあるのかも知れないな。
そんな事を感じた、トーナメントだった。
そして俺は、
遠くに見える浅間山を見つめながら、
このグランディ軽井沢の会場を後にしたのだった・・・。
完

戦う女性たち
1番ホール注目のティーショット。
まずは、全美貞からティオフした。
最終組という事もあり、ティーイングラウンドには多くのギャラリーが詰め掛けている。
大体、50、60人くらいは居るだろうか?
全ての眼が、トーナメントリーダーのティーショットに注目していた。
張り裂けそうな緊張感。そして、異様に静まり返っている1番ホール。
その全てが、ピンと張りつめた空気に包まれている。
そんな中で彼女は、全く危なげのないショット放って行った。
「ナイスショット!」
と、大きな歓声も上がっていた。
続いて、イ・チヒが打った。
ボールをセットし、一連のルーティンからアドレスに入ってターゲットを確認する。
アドレスの向きとフェイスの向きを後ろから確認しているキャディーも一言「OK」と呟いて、
そして真っ直ぐなボールを空に打ち出して行った。
「ナイスショット!!」
さらに大きな歓声がギャラリーから上がっている。
それにしても、
彼女らは「プレッシャー」と言うものを感じていないのだろうか?
立ち姿、ルーティン、アドレス、スイングなど、
その動作のどこを観ても特に緊張している様子はないし、
全身に力がみなぎっているという事もない。
逆に、
「こんな状態の中で、どうしてそんなにしなやかなスイングが出来ちゃうの?」
と尋ねたいくらいの動きをしていた。
俺なんかいつも、
「どうしてそんなにコワばったスイングしちゃうの?」
と聞かれる事が多いって言うのに。
二人が繰り出したぶっ飛びのボールに俺は驚きながら、
最後の選手「宋ボベ」のティーショットに目を向けた。
初日、二日目と、スコアを伸ばしてきた彼女。
この上がり調子の中で、一体どんなプレーをしていくのか?
きっと誰もが注目しているはずだ。
彼女も、淡々とティーショットの準備に入った。
他の二人と同様に、全く危なげないショットでフェアウェイにボールを落としてくる事だろう。
ギャラリーの視線もさらに集まって来る中、
第1打目を放った。
「ナイスショッー!!」
彼女が打ち出した瞬間に、大きな声でギャラリーが叫んだ。
しかしそのボールは、
どう見ても真っ直ぐ飛び出していない。
「おい、そこのオヤジ。今のはちょっと違うだろ?」
と俺でさえ思わずツッコミたくなったが、
やはりボールは左のラフに消えて行った。
だが彼女は、
顔色一つ変えずに直ぐにその地点に向かって歩き出した。
その顔も、特に「しまった!」という表情ではない。
まるで、何事も無かったという感じだ。
たぶん心の中は、
既に「第2打目をどう打つか?」に移っているのだろう。
俺も、プレーヤーに置いていかれるまいと早足で追いかけて行ったが、
実はこんな事を考えていた。
「いい当たりじゃないのに、「ナイスショット!」と叫ばれる。
しかも、あれだけ大勢のギャラリーが取り囲んでいる中、
常に集中力を保ち続ける精神力って、一体どれほどのモノなんだろうか・・・?」
優勝を掛けて戦っている最終組。
只でさえその一打一打が重要になってくる中で、
自分のプレーに徹しなけらばならない彼女たち。
集中したくても、周りの状況がそうさせない場合もあるし、
必要以上のプレッシャーも掛けられてしまう時もある。
それが、18ホール6時間以上も続くだなんて・・・。
生で見るトーナメント会場には、
テレビで見るような華やかな世界は全く存在していない。
あるのはただ、女たちの戦いだけだった。
この1番ホール。
全美貞がバーディー、イ・チヒがパー、
そして、宋ボベがボギーだった。
すでに大きく動き出したスコア。
しかし、次の2番ホールでは、
さらに信じられない出来事が起きて行くのであった・・・。
To be contiuned.
リゾートトラストレディス2012
6月1日~3日まで、
軽井沢で「リゾートトラストレディス2012」が開催された。
と言う事で、3日の決勝日に
早速出掛けて行った。

会場のクランディ軽井沢までは、
当然自家用車では入れないのでギャラリー駐車場に車を止めたが、
朝少し出遅れた俺が着いた頃には、既に半分以上の駐車スペースが埋まっていた。
慌ててバスに乗り込む俺。


この大会、軽井沢で開催される様になって今年で3回目。
そして今年は、「第20回目の記念大会」になると言う事で、
当日はたくさんのギャラリーの人が詰め掛けていた。



俺は、ここに来るのがこれで2回目になる。
夏休みの頃に開かれる「軽井沢72ゴルフトーナメント」もほほ毎年観戦しているので、
「生で女子プロ」を観るのも、もうベテランと言っていいだろう。
どんな順番で、
何を観て、
どこに注目すべきかは心得ているし、
選手のどこを見て、
何を意識して、
どんな観戦をしなければイケナイのかも分かっている。
重要な事はただ一つ、
「鼻の下が伸びない事」
俺は、
これだけを注意しながら会場に足を踏み入れたのだった。


既に、会場は熱気に包まれていた。
色んなブースのテントも張られている。
グッズの販売、商品の展示、美味しそうな食べ物、
そして、記念の抽選会などワクワクしてくる内容が満載だ。




アッチコッチと目移りしそうになるところをグッと堪えて、
俺は直ぐに練習レンジに向かった。
なぜなら、今回このトーナメントで観戦する内容は、
既に「事前に決めていた」からである。
それは、
「最終組を追い掛ける事」。
優勝に一番近い位置にいる選手は、
一体どんなプレーをしていくのか?
これが俺の一番興味がある事だ。
それ以外には、もう何も俺の目には映らない。
例え、
スカートがヒラヒラだったり、
ピンクの可愛いウェアを着ていたり、
爪がキラキラカラーで光っていたり、リップが赤く輝いていたり、
そばに寄るとイイ匂いが漂って来たりしたとしても・・・。
練習レンジでは最終組の3人、
・李 知姫
・宋 ボベ
・全 美貞
が既にボールを打ち込んでいた。

そして、
俺はその練習風景をつぶさに見つめて、
選手たちが醸し出している「これから始まる戦いへの思い」を肌で感じ取りながら、
一番ホールへと足を踏み出して行ったのだった・・・。
To be continued


今すぐ連絡して!
緊急の連絡をしたい!
明日に開催が迫っている
女子プロトーナメント「リゾートトラストレディス in 軽井沢」
を観戦したいと思っている人はいないだろうか?
実は、今ここ俺の手元に入場券がある。
「前売り入場券3枚綴り 各日共通¥5,000」の品物。
当然、本物だ!

これを、あなたにあげたいと思っている。
いや、出来れば今すぐに受け取って欲しいと思っている。
もちろんタダで!!
「って言うか、明日からでしょ? それじゃ、欲しくても間に合わないジャン!」
と怒りの声を出すかも知れないが、それは勘弁して欲しい。
俺だって、出来れば早く案内したかった。
「女子プロ見に行こうーぜ!」と誰かを誘って出掛けたかった。
しかし、そんな余裕がないほどに降って湧いた様にチケットが今日俺に届いたのだから・・・。
という事で、
俺がトーナメント会場に行けるのは3日の日曜日だけ。
決勝に日しか観戦に行けない。
しかし、今ここには3枚チケットがある。
俺が1枚使ったとして「残り2枚のチケット」がある。
そのまま捨ててしまったんじゃもったいないし、
もしかしたら、「観に行きたい!」と言う人も他に居るじゃないかと思って
突然連絡する事になった。
明日の6月1日から軽井沢で行われる
「リゾートトラストレディス 2012」のを観戦チケット2枚、
今すぐにあなたに受け取って欲しいと俺は願っているのだ。
申込は簡単さ。
この「コメント欄」に一言 くれ!とだけ書いてくれ。
後は俺から連絡をする。ASAPの超特急エクスプレスで。
もしろん、
使い方はあなたの自由で構わない。
明日観戦に行くのもヨシ。
土曜日に、誰かと二人で観に行くのもヨシ。
さらに、日曜日に使うのだってOKだ。
どうか、このチケットがゴミ箱行きにならないように、
今すぐ、今すぐ連絡して欲しい!!

大会HPはコチラ。
リゾートトラストレディス 2012
女たちの戦い
軽井沢72ゴルフトーナメント初日。
俺は一番ホールで、
「金ナリ、馬場ゆかり、全 美貞」のスタートを待っていた。
目的はただ一つ。
「韓国人選手のプレーを研究する」だ!
この故郷を遠く離れた異国の地で、
圧倒的な強さを披露している韓国勢。
ゴルフと言う世界共通のスポーツの中ではそのルールには違いはないが、
生活環境の違い、気候や風土の違いがある中、
日本語までも流暢に操り結果を出し続けてるその裏には、
一体何が隠されているのか?
彼女たちは、何を考えて何を意識しながらプレーをしているのか?
そして、
日本人選手との違いは果たして何なのか?を追求する事ことを決めて、
この軽井沢に乗り込んで来たのだった。
そして、選手が入場してきた。
「おっ、金ナリ。結構キレイじゃん。」
「げっ、全 美貞。背がデカイっ。」
「なにっ、馬場チャン。その身体は何ですか!?」
三人並ぶと、大人に連れられて来た子供の様に背が低い馬場チャンだが、
驚くべきはその身体!
思わず「ボディービルダーさんですか?」と聞きたくなるくらいに、
全身が筋肉に覆われている。
一瞬、「Mr.インクレディブル」と間違えてしまいそうになったっ。

383ヤードのパー4.
馬場チャンは、ドライバー。
他の二人はスプーンでティショットした。
3人ともナイスショットで、続く2打目。
全はグリーンオンで、他の二人は少しオーバーか?
金は、グリーンエッジからのアプローチでピン側1mに寄せたが、
馬場チャンはパターで転がしたが少し寄せきれなたった。
しかし、パーセーブ出来ない距離ではない。
全、パー。金、パー。
そして馬場チャン。
少し強目に打ってしまって、カップに蹴られてボギーとなった。
グリーン上に嫌な空気が流れた。
確かに、スタートホールは一番気を使うホールだ。
ここで、プレーのリズムを作り、
今日の精神的な調子も養えるだけに、
いきなりボギーはキツイだろう。
しかも、
パーセーブ出来ない距離では無かっただけに、
この後続くホールに一打のプレッシャーがのし掛かってくる。
ガンバレ、馬場チャン。
正義の味方ロバート・パーが付いているぞ!
2番ホール、3番ホールと3人のプレーを見ていた俺は、
ここである事に気付いた。
それは、
彼女たちの第2打目のスイングに特徴がある事を。
パーオンになる第2打目は、残り距離150ヤード~120ヤードの位置に付けているが、
ココからのスイングが、すごくゆったりしているのだ。
そう。無理して乗せようって感じじゃない。
多分、1、2番手大きいクラブを持って軽く打つ感じなのだろう。
これは、俺のプレーとは全く違う。
俺の場合、
「残り150ヤード?7番でフルスイングだ!」とか言って、
ダフって手前。引っかけてグリーン左ってパターンが多い。
彼女たち、
グリーンを狙うスイングでは、ほとんどフルショットをしていない。
なるほど~。
これは、勉強になったぞ。
って、自分の勉強をしてどうする?
今回は、「日本人選手が活躍するにはどうしたらいいのか?」という崇高な目的のもと、
韓国人プレイヤーの研究をするんじゃなかったのか?俺。
自分の目的なんか、後回しだ!
そして今度は、
「藤本 麻子、藤田 幸希、申 ジエ」の組に付いた。
あのメジャーチャンピオンのタイトルを持っている 「申ジエ」を見るために。
だが、
その組を見つけたのにも関わらず、
注目すべき彼女が見つからない。
「あれ~。あの癒し系ぽっちゃりさんはドコにいるのかな?」
と、良く目を凝らしてみたら、
なんと別人になり替わった彼女がソコにいるではないか!
髪は短く切り、明るい色で髪を染め、
メガネを外して帽子を目深にかぶり、
ボディコンシャスの服を着た彼女。
まるで、信州の田舎から上京した娘が夏休みを境に変貌を遂げた様な感じ。
もしかして、軽井沢デビューですかっ!?
なんて事に感心している場合ではない。
藤本麻子や藤田幸希もスゴイが、何と言っても申ジエのスゴさは、
必ずピンに寄せてくるショットだろう。
彼女も身長は低いが、飛距離は他の選手に負けないくらい飛んでいる。
しかも必ずフェアウェイキープだ。
そして、そこからの2打目3打目は、
これでもか!って言うくらいにピンに絡むショットなのだ。
この日は、あいにくバーディーパットが決まらずに、
スコアを伸ばす事が出来ないでいたが、
それにもめげずに、ひたすらチャンスを待っているようだった。
とここまで、
韓国人プレイヤーの凄さをつぶさに見てきた俺だが、
今までのコメントは、TV解説者となんら変わりがない。
そう。そんな事は誰でも知ってる内容さ。
さぁ、ここからが本番だ!
俺が、朝早くから夕方遅くまでの丸一日、ろくに昼飯も食べずにビールだけ飲んで
掴んできた事実をここで発表しようじゃないか。
なぜ、韓国勢はあれほどの結果を出しているのか?と。
一体、日本人選手と何が違うのか?と言う事を。
それは、
「辛さ」に秘密がある!
と俺は思う。
はっ?
何言ってんの?いきなり。
意味がわかんなぁ~い
ってあなたは言うかも知らないので、
もう少し詳しく説明しよう。
俺が見た選手の姿を芸能界で例えると、
・日本人選手 → 人気若手アイドル!
「キャピキャピ。チヤホヤ。

一方、
・韓国人選手 → 地方営業の新人演歌歌手
「地味に地味に。ひたすら練習。

って感じ。
この「人生の辛さ」が
そのまま結果として出ているのではないか?
と俺は思った。
結局は、ゴルフって「気持ちなのね」と、感じたのである。
と言う事で、
やっぱりキムチは大切って改めて認識したツアー観戦であった。
軽井沢で女子プロ観戦
毎年の事だが、
このお盆の時期に軽井沢で「女子プロトーナメント」が開催されている。
と言う事で、
約2年ぶりに観戦に行ってきた。

過去、いくつかのトーナメントを観戦し、
さらには大会ボランティアまで経験している俺としては、
ただ単にプレーを見るだけでは、このトーナメントの醍醐味を楽しめないのは知っている。
「おっ。横峯さくらだ!カワイイ顔してるなぁ~。」
「有村智恵もいるぞ!ちっちゃいけど、貫禄があるね~。」
「しのぶに桃子に古閑美保チャン!みんなアイドルにみたいじゃないかっ!?」
などと、浮かれてあっちの選手こっちの選手と目移りしている間に一日が終わってしまい、
結局「みんな可愛かった!」というアイドル追っかけの様になってしまう可能性があるので、戦略を立てて観戦に臨む必要がある。
東京ディズニーランドには、「現地を100倍楽しむ方法」が存在するように、
このトーナメント観戦にも攻略法がしっかりあるのだー!
今回の、俺の目的はこうだった。
「女子プロたちの練習風景を見る!」
何と言ってもこの一言に尽きる。
彼女たちが、あれだけスゴイ結果を出す裏には
一体どんな練習が隠されているのか?
この、練習方法の事を語り出したら、
三日三晩飲み尽くしても話が終わらない俺が、
今回はその調査を兼ねて避暑地軽井沢に乗り込んできたというワケだ。
早速俺は当日券を購入し、
そのゲートをくぐり抜けた。

「選手の写真が、いっぱい入っている大会プログラムを販売してまーす!」
なにっ?写真がいっぱい!?
その言葉に思わず反応してしまったが、
こういうトラップには引っかかってはイケナイ。
俺の目的はただ一つ「選手の練習を見る」だ。
こんな所で、「やっぱり人妻ゴルファーでは、北田瑠衣が一番キレイだよなぁ~」とか言ってたら、
いくら時間があっても足りなくなってしまう。
先を急がねば!

「スペシャルグッズも販売してまーす!」
えっ。スペシャルグッズだとっ!?
習性と言うのは非常に怖い。
「スペシャル」とか「特別」って言葉を聞くと、どうしても反応してしまう。
またまた無意識でショップの中を覗き込んでしまったじゃないかっ。
でも、そんな事をしている時間はないんだ。
早く、早く選手の練習を見て、その全てを盗んでこなければっ。
打球練習場では、
すでに多くの選手が試合前のウォーミングアップをしていた。
「うわぁ~。キャラリーもいっぱいジャン」
所狭しと、数たくさんのギャラリーが、
ほんの1メートル先で練習している選手たちを見守っている。
「どれどれ。誰が練習してるのかな?」
俺が目にした選手を上げてみると、
・横峯さくら
・有村智恵
・古閑美保
・諸見里しのぶ
・茂木 宏美
・ニッキー・キャンベル
・馬場 ゆかり
などなど・・・。
すでにたくさんの選手が、
ピンと張りつめた緊張感の中で練習をしていた。
しかし、
俺は目の前にいるトッププレイヤーに目もくれず、
ただひたすらある選手の練習に目を向けた。
それは、
「全 美貞」や「宋 ボベ」に始まる韓国人選手。
しかも今回は、
世界のメジャー大会でも優勝している「申 ジエ」に、
韓国ツアー賞金女王の「イ・ボミ」まで出場している。
彼女たちの一挙手1投足に俺の全神経を集中させて、
メモを取り始めたのだった。
ところで、
なぜ俺が彼女たちに注目しているのか、それにはハッキリ理由がある。
それは、
「キムチが好きだから」
という個人的な嗜好の話ではない。
最近、ツアーで活躍しているのは、
男子プロ、女子プロ共に韓国選手と言うのは
誰の目にも明らかな事実である。
キム・キョンテ、ハン・ジュンゴン、アン・ソンジュ、リ・チヒなど、
多くの選手が優勝を飾り、また毎回上位に食い込んでいる。
この強さの裏側には、一体何があるのか?
彼女らは、
どんな練習をして、何を意識しているのか?
そして、
日本人選手との違いは果たして何なのか?
を解き明かすことが俺の上達へのヒントになると信ているからだ!
そして、
今回のターゲットを決めた俺は、
ティーグラウンドでスタート時間を待つばかりだった・・・。
To be continued
どっちを取るか?
軽井沢で、トーナメントが開催されていた。
「軽井沢72ゴルフトーナメント」
毎年このトーナメントを見に行っている俺は、
当然今年も行く予定でいた。
しかし、今年はある予定と重なっていたので、
観戦に行こうかどうか迷っていた。
「いつも行っているトーナメントだし。」
「道も、スゲぇー混んじゃうから、チョー朝早くに起きないとイケナイし。」
「今年は、6月にも軽井沢のトーナメントを見に行ったしなぁ。」
でも、
「やっぱり、生で見るのは全然違うし。」
「あの練習場の風景をみているだけでも、すっごい勉強になるし。」
「ヒラヒラ、キラキラの女子プロたちを追っかけたいしなぁ。ムフ。」
そんな感じで、
開催日前日まで「行く・行かない」なんて悩んでいたが、
やっぱり他の予定が入っているから、「今年はパス」の方に大きく気持ちが傾いていた。
ところが、ある事実を知ってから、
この状況がさらに変わってきた。
「宮里 藍が出場する!」
えっ!マジで!?
あの宮里藍が、この軽井沢にやってくると言うのだ!
今季、アメリカPGAツアーで3勝を挙げ、
世界ランキングの1位にも顔を見せる宮里藍。
その、世界のトップが、
この軽井沢にやっていると言うのだ!
それなら、
他の予定を優先させようとしていた俺の気持ちが傾くのは当然だ。
「行きたい・でもどうする?」
と。
しかし、他の予定もすでに決まっている。
「あぁ、いいよ」と返事もしてしまっている。
ここで、
「ゴメン。やっぱりその日ダメだわ。」なんて言い直すことも出来ない。
だから、俺は悩んでいた。
どうする?俺、どうする?
と。
もしここで、
「行かない」を選択した場合。
当然、宮里藍は見れなくなる。
世界トップレベルのゴルフも、そのプレースタイルも、
どんなスイングをして、どういう風に打って行くのか?
など、見ることが出来なくなる。
何を考え、何を意識して、
どんなコースマネジメントをして行くのか?
その、世界のトップレベルで戦う姿を
生でこの目で見ることが出来なくなってしまうのだ。
そう。
こんなチャンスは、もう二度とないかも知れない。
この機会を逃したら、もう一生世界のトップ選手を近くで見ることがないかも知れない。
だから、俺は激しく悩んでいたのだ。
「どっちを取ればいいのか?」
と。
「藍を取るか、それとも愛を取るのか?」
と。
そして、
結局俺は愛を選んだ。
藍は、惜しくも優勝を逃したようだった・・・。
むらが見た、女子プロたちの真実!
ここで、
先日見た「トラストレディス2010」のレポートを
まとめてみたいと思う。
女子プロトーナメントの観戦はこれで2回目になるが、
今回は、朝早くから夕方遅くまで丸一日会場にいたので、
色んな所を見る回ることができた。
そこで、
トーナメントのテレビの映らないところを中心に、
「むらが見た!女子プロたちの真実!!」
をお伝えしたいと思う。
まず、
あなたも気になっている選手の素顔だが、
これは一言で言うと、
「みんなカワイイ!」
に尽きる。
どの選手も、
小っちゃくて、
スラッとしていて、
カラフルな洋服に、
キラキラの爪に、
オシャレで、
眉毛バッチリに、
まつ毛パチパチで、
それでもってゴルフが上手い!ときている。
AKB48がオタクたちのアイドルならば、
この女子プロたちは、オヤジ達のアイドルですな。もう。
その華やかさと言ったら、休日の秋葉原を上回る勢いじゃないだろうか?
あの、女子プロを見つめるオヤジ達の真剣な眼差しは、
アキバにも引けを取らないくらいに鋭い。
ジィーーーーーッ!
そして、真剣。
シ~~~~~ン。
賞金ランキングの上位は発表されているが、
この際、「ファン投票によるランキング」も作ってみてはどうか?
おれは横峰さくらのために、CD30万円分買ったぜ!みたいな。
いいや。俺は、不動のあの髪型が好きなんだ!とか。
LPGAの収益にも、かなり貢献すると思うが。
次に、
彼女たちプレー以外での行動は?
「結構、リラックスしている」
例えば、
ティーグラウンドでプレーを待っている時とかは、
キャディーとおしゃべりしたり、他のプレーヤーと雑談している。
「この間行った焼肉屋さん、美味しかったよぉ~」
「えっ、そうなの?どこどこ?」
みたいな会話をしているかどうかまでは聞こえなかったが、
終始笑いながら話をしている感じだ。
それと、
俺が彼女たちを見て一番感じたことは、
「見られている意識」が強いという事。
何て言えばイイんでしょうか?
人様が、鋭い視線で注目しているのを分かっているけど
それを意識しないようにしながら、でもキレイに見られたい。ような。
この意識、男性にはないのでよく分かりませんが、
もしかしたら女性は誰でも持っているのかも知れません。
大変ですね。色々と。
こんな、女子プロたちの横顔ばかりに迫っても、
「おい、むら。お前は一体何を見に行ったんだ?
おねえちゃんのケツしか見てこなかったのか!」
とか言われそうなので、
勉強になった所も書いておきますっ。
むらの勉強になった所
1.距離をしっかり歩測している。
第2打目、第3打目はもちろん、
ティーグラウンでもしっかり距離を測っていました。
2.アイアンショットは、ゆっくり振る。
グリーンオンを狙うアイアンショットは、
全て距離合わせのスイングで、そしてゆっくり振って方向も整えてました。
3.練習場では、バンバン打つ。
はい。彼女たち、ホールアウトしたらそのまま練習場にレッツらゴーです。
そして、ひたすらボールを打ってます。しかもバンバン!
そーなんですよ。プレー時と違って、
ゆっくり距離合わせで振るなんてことはしていません。
もう。バチンっバチンっです!おいおい、一体どれだけ飛ばすんだ?みたいに。
スゴイです。ほんとにスゴイですっ。
もし、トーナメントを見に行く機会があったら、
「練習場での彼女たち」をぜひ見ておくことオススメします!
チャンスがあれば、サインしてもらえるかも?
という事で、
女子プロトーナメント観戦レポートでした。
それにしても、
北田瑠依はキレイだったよなぁ~。
先日見た「トラストレディス2010」のレポートを
まとめてみたいと思う。
女子プロトーナメントの観戦はこれで2回目になるが、
今回は、朝早くから夕方遅くまで丸一日会場にいたので、
色んな所を見る回ることができた。
そこで、
トーナメントのテレビの映らないところを中心に、
「むらが見た!女子プロたちの真実!!」
をお伝えしたいと思う。
まず、
あなたも気になっている選手の素顔だが、
これは一言で言うと、
「みんなカワイイ!」
に尽きる。
どの選手も、
小っちゃくて、
スラッとしていて、
カラフルな洋服に、
キラキラの爪に、
オシャレで、
眉毛バッチリに、
まつ毛パチパチで、
それでもってゴルフが上手い!ときている。
AKB48がオタクたちのアイドルならば、
この女子プロたちは、オヤジ達のアイドルですな。もう。
その華やかさと言ったら、休日の秋葉原を上回る勢いじゃないだろうか?
あの、女子プロを見つめるオヤジ達の真剣な眼差しは、
アキバにも引けを取らないくらいに鋭い。
ジィーーーーーッ!
そして、真剣。
シ~~~~~ン。
賞金ランキングの上位は発表されているが、
この際、「ファン投票によるランキング」も作ってみてはどうか?
おれは横峰さくらのために、CD30万円分買ったぜ!みたいな。
いいや。俺は、不動のあの髪型が好きなんだ!とか。
LPGAの収益にも、かなり貢献すると思うが。
次に、
彼女たちプレー以外での行動は?
「結構、リラックスしている」
例えば、
ティーグラウンドでプレーを待っている時とかは、
キャディーとおしゃべりしたり、他のプレーヤーと雑談している。
「この間行った焼肉屋さん、美味しかったよぉ~」
「えっ、そうなの?どこどこ?」
みたいな会話をしているかどうかまでは聞こえなかったが、
終始笑いながら話をしている感じだ。
それと、
俺が彼女たちを見て一番感じたことは、
「見られている意識」が強いという事。
何て言えばイイんでしょうか?
人様が、鋭い視線で注目しているのを分かっているけど
それを意識しないようにしながら、でもキレイに見られたい。ような。
この意識、男性にはないのでよく分かりませんが、
もしかしたら女性は誰でも持っているのかも知れません。
大変ですね。色々と。
こんな、女子プロたちの横顔ばかりに迫っても、
「おい、むら。お前は一体何を見に行ったんだ?
おねえちゃんのケツしか見てこなかったのか!」
とか言われそうなので、
勉強になった所も書いておきますっ。
むらの勉強になった所
1.距離をしっかり歩測している。
第2打目、第3打目はもちろん、
ティーグラウンでもしっかり距離を測っていました。
2.アイアンショットは、ゆっくり振る。
グリーンオンを狙うアイアンショットは、
全て距離合わせのスイングで、そしてゆっくり振って方向も整えてました。
3.練習場では、バンバン打つ。
はい。彼女たち、ホールアウトしたらそのまま練習場にレッツらゴーです。
そして、ひたすらボールを打ってます。しかもバンバン!
そーなんですよ。プレー時と違って、
ゆっくり距離合わせで振るなんてことはしていません。
もう。バチンっバチンっです!おいおい、一体どれだけ飛ばすんだ?みたいに。
スゴイです。ほんとにスゴイですっ。
もし、トーナメントを見に行く機会があったら、
「練習場での彼女たち」をぜひ見ておくことオススメします!
チャンスがあれば、サインしてもらえるかも?
という事で、
女子プロトーナメント観戦レポートでした。
それにしても、
北田瑠依はキレイだったよなぁ~。
心優しき女性
軽井沢でのトーナメント、
「リゾートトラストレディス・2010」
の大会2日目。
愛するさくらに別れを告げて、
一つ前の組「しのぶ」に会いに行った俺。
アウト5番、170ヤードのショートホールで彼女を見つけた。
「あっ。しのぶちゃんだ!」
去年、惜しくも賞金女王を逃した彼女だが、
その活躍ぶりは誰もが知っている通りだ。
そんな彼女の姿を逃すワケにはいかない!
一体何が、彼女を躍進させたのか?
どうしてそこまで、成長できたのか!
と。
たとえそのワケが、
ビンボー生活だったなんて、
ジャンクスポーツで暴露されても。
「色、白いね~。顔もちっちゃいね~」
生しのぶは、まるで外人のような姿だった。
髪の色も、金髪に近いし。
そう。
まるで、フランス人形の様なのだ!
「おぉ。しのぶもなかなか・・・」
俺の心が揺れ動く。
イカン、イカン。
思い込んだらの一途の道で
今まで生きてきたじゃないか。
例え、他に美しい女性がいたからって
目移りしちゃダメなんだ!
それが、スカートひらひらで
ツルっとした生足を披露しているからと言っても。
って言うか、この組。
全然プレーに入らないぞ。
どうしたんだ?
しのぶと同じ組で回っているのは、
「門川恭子」と「全美貞」。
しかし、ティーグラントにいるのは
二人だけで、全の姿が見つからない。
うん、どうした?どうした?
何でプレーに入らないんだ?
ところで全は、どこに行ったんだ??
そんな風に辺りをキョロキョロしていると
ティーグラウンドの少し前、ギャラリーエリアがざわついている。
そこには、競技役員とボランティア数人が集まって、
ある女性の人を取り囲んでいた。
そこに全の姿もあった。
あれ、どうしたの?
そんな所にみんな集まって?
一体、何があったと言うんだ??
取り囲まれている女性は、
うめき声を上げながらぐったりしている様子。
傍からみても、かなり具合が悪い感じが伝わってくる。
そして、
全の顔が少し青ざめている。
この状況は、
「もしかして・・・。」
俺のブレインがある答えを導きだした。
それは・・・、
「打球事故!」
もしかしたら、
全の打ったボールがジャンクして、
少し前で見ていた女性に直撃してしまった!
のではないかと。
倒れている女性は、相変わらずうめき声を上げている。
その横にいる競技役員も、数人のボランティアも、
ただオロオロしているだけ。
全は、不安な顔で覗き込みながら
時々声を掛けている。
ティーグランドのしのぶと恭子は、
我関せずといった感じで素振りをしている。
「うわ~。大変だぞ、これは。
早く救急車を呼ばないとっ」
しかし、その女性を取り囲んでいる状況は、
全く変わる気配がない。
相変わらず、周りを取り囲んでオロオロしているだけで、
それ以上に何も行われない。
時々、全がその女性に声を掛けるくらいだ。韓国語で。
うん、韓国語?
あれっ?
どうやら、状況がちょっと違うようだぞ?
これって、打球事故じゃないのかな??
同じく、その状況を見ていたギャラリーに声を掛けた。
「あの~。これって、どうしたんですか?」
話を聞いて見ると、内容はこうだった。
「ある女性が、急に具合が悪くなって倒れてしまった。
しかし、その人は韓国人だった。
そこで、ちょうどティーショットを打ち終わった全が、
通訳として声を掛けていた。」
という事だったのだ!
何だ、そうだったのか。
それは、確かに全にしか分からないことだよな。韓国語は。
しかしそれにしたって、選手にそこまでさせていいのか?LPGA。
だって、
もうかれこれ10分以上は経っているぞ。俺が来てからも。
全も、その女性のことが心配で、
その場を全く離れるような気配がない。
心優しき、全美貞。
だが俺は、この場にとどまるワケには行かない。
しのぶのプレーは見ていないが、まだ「智恵」の姿も見ていないのだ。
残念だが、これでグッバイしてしまおう。
という事で、
俺は、最終組「有村智恵」を見るために、
コースを駆け抜けて行ったのであった・・・。
To be continued.
続きは、最終章「むらが見た!女子プロたちの真実。」を待て。
「リゾートトラストレディス・2010」
の大会2日目。
愛するさくらに別れを告げて、
一つ前の組「しのぶ」に会いに行った俺。
アウト5番、170ヤードのショートホールで彼女を見つけた。
「あっ。しのぶちゃんだ!」
去年、惜しくも賞金女王を逃した彼女だが、
その活躍ぶりは誰もが知っている通りだ。
そんな彼女の姿を逃すワケにはいかない!
一体何が、彼女を躍進させたのか?
どうしてそこまで、成長できたのか!
と。
たとえそのワケが、
ビンボー生活だったなんて、
ジャンクスポーツで暴露されても。
「色、白いね~。顔もちっちゃいね~」
生しのぶは、まるで外人のような姿だった。
髪の色も、金髪に近いし。
そう。
まるで、フランス人形の様なのだ!
「おぉ。しのぶもなかなか・・・」
俺の心が揺れ動く。
イカン、イカン。
思い込んだらの一途の道で
今まで生きてきたじゃないか。
例え、他に美しい女性がいたからって
目移りしちゃダメなんだ!
それが、スカートひらひらで
ツルっとした生足を披露しているからと言っても。
って言うか、この組。
全然プレーに入らないぞ。
どうしたんだ?
しのぶと同じ組で回っているのは、
「門川恭子」と「全美貞」。
しかし、ティーグラントにいるのは
二人だけで、全の姿が見つからない。
うん、どうした?どうした?
何でプレーに入らないんだ?
ところで全は、どこに行ったんだ??
そんな風に辺りをキョロキョロしていると
ティーグラウンドの少し前、ギャラリーエリアがざわついている。
そこには、競技役員とボランティア数人が集まって、
ある女性の人を取り囲んでいた。
そこに全の姿もあった。
あれ、どうしたの?
そんな所にみんな集まって?
一体、何があったと言うんだ??
取り囲まれている女性は、
うめき声を上げながらぐったりしている様子。
傍からみても、かなり具合が悪い感じが伝わってくる。
そして、
全の顔が少し青ざめている。
この状況は、
「もしかして・・・。」
俺のブレインがある答えを導きだした。
それは・・・、
「打球事故!」
もしかしたら、
全の打ったボールがジャンクして、
少し前で見ていた女性に直撃してしまった!
のではないかと。
倒れている女性は、相変わらずうめき声を上げている。
その横にいる競技役員も、数人のボランティアも、
ただオロオロしているだけ。
全は、不安な顔で覗き込みながら
時々声を掛けている。
ティーグランドのしのぶと恭子は、
我関せずといった感じで素振りをしている。
「うわ~。大変だぞ、これは。
早く救急車を呼ばないとっ」
しかし、その女性を取り囲んでいる状況は、
全く変わる気配がない。
相変わらず、周りを取り囲んでオロオロしているだけで、
それ以上に何も行われない。
時々、全がその女性に声を掛けるくらいだ。韓国語で。
うん、韓国語?
あれっ?
どうやら、状況がちょっと違うようだぞ?
これって、打球事故じゃないのかな??
同じく、その状況を見ていたギャラリーに声を掛けた。
「あの~。これって、どうしたんですか?」
話を聞いて見ると、内容はこうだった。
「ある女性が、急に具合が悪くなって倒れてしまった。
しかし、その人は韓国人だった。
そこで、ちょうどティーショットを打ち終わった全が、
通訳として声を掛けていた。」
という事だったのだ!
何だ、そうだったのか。
それは、確かに全にしか分からないことだよな。韓国語は。
しかしそれにしたって、選手にそこまでさせていいのか?LPGA。
だって、
もうかれこれ10分以上は経っているぞ。俺が来てからも。
全も、その女性のことが心配で、
その場を全く離れるような気配がない。
心優しき、全美貞。
だが俺は、この場にとどまるワケには行かない。
しのぶのプレーは見ていないが、まだ「智恵」の姿も見ていないのだ。
残念だが、これでグッバイしてしまおう。
という事で、
俺は、最終組「有村智恵」を見るために、
コースを駆け抜けて行ったのであった・・・。
To be continued.
続きは、最終章「むらが見た!女子プロたちの真実。」を待て。
軽井沢「リゾートトラストレディス」
ただ今、軽井沢で行われている
「リゾートトラストレディス・2010」
に出掛けた。

軽井沢の手前、御代田町のギャラリー駐車場から
バスに乗り込む。
実は、
「明日は、会場に遅くても7時半には入るぞ!」
と思っていたのだが、駐車場に着いた時点で9時半過ぎ!
朝のシャワーとモーニングコーヒーに、
思いもよらぬほど時間が掛かってしまったため、
こんな時間になってしまったっ。

早速当日券を買い、足早にコースに向かう。

ほんと、今日はイイ天気だ。
クラブハウスも西洋風の建物で、なかなか素晴らしい。

おっ。話題のエコカー「プリウス」じゃなかっ!

これ、優勝するともらえちゃうのね?
さすがは、女子プロトーナメントだ。
なんて、周りばかり見ていても仕方が無いぞ。
早く、早くコースに行かなければ。
俺のラブリー「さくら」は、何時にスタートなんだ?

えっ、なに?
「7:49INスタート」だと?
もう出ちゃってるじゃなかっ!?
やばい、やばい。
これは急がないと、見逃してしまうぞっ。
ASAPで、ゴーだ。
うん?ちょっと待て。
何だ、あれ?何かやってるぞ。

へぇ~。チャリティーダーツ?
「¥1000以上のチャリティーで、選手のサイングッズが当たる!」
オッケー、分かった!
帰りに挑戦してやるぜ。
と、いきなり出向いたアウトコースの一番で、
人だかりのギャラリーに遭遇。
「誰や?誰がおるんや??」
なんて思いながら、人だかりの中を掻き分けて進入していくと・・・、
「あーっ。さくらじゃないかっ!」
そう。
目の前には、前半を折り返した横峯さくらの組が
ティーショットを待っていたのであった。
「おぉ~。今日はブルーのパンツルックか。
でも・・・。」
もう、夢の中では、
その姿を何度も見てはいるが、
初めて生で見る横峯さくらの姿は。
けっこうマッスル?
それにしても、ギャラリーが多い。
どうやら俺のさくらは、他のヤツにも好かれているみたいだ。
まあいいさ。
今日だけは、お前らがみるのも許可しよう。
せっかくの軽井沢だしな。
そして、さくらが打った。
ビューンーーー!
ぎょえ~。
そんなにぶっ飛んじゃうの、ドライバー!?
最後までボールを追うことが出来ないくらいに、
空高く飛んでいった。
「すっ、すげェ・・・」
確かに、
飛ばす飛ばすとは聞いていたが、
まさかあんなに飛ばすとは思わなかったっ。
あの小さい身体の一体どこに
あんなパワーがあるというのだ?
同じ組の2人、
「原田香里」と「イウネ」を軽く20、30ヤードは
追い抜いて行くぞ。
2打目も、しっかりグリーンオン。
しかも、ピンからそんなに離れない位置に乗せていく。
「これか・・・。これが賞金女王の力なのか・・・」
ひたすら感心するばかりの俺の観戦。
さくらが動けば、おれも動く。
さらに、多くのギャラリーまでもが列を作って移動していく。
移動マーシャルの数も多いし、
ボランティアの人たちも「声掛け」で大変な様子。
「プレー入ります!」
「止まってください!」
って。
この後、しばらくさくらの組について行ったが、
ここで俺は、一組前の組で回っている「諸見里しのぶ」を見に移動した。
愛するさくらとグッバイをして。
しかし、
そこで、
まさか、
あんなアクシデントに遭遇するとは、
まだ全く分かっていなかったのだった・・・。
To be continued.
石川遼という男
国内男子ツアー第23戦。「ダンロップフェニックストーナメント」で、
石川遼が第2位になった。
もしかしたらまた優勝!?というイイ位置までに付けたけど、
あと一打届かずで惜しくも2位。
ハラハラドキドキしながら、テレビを見ていた人も多いと思う。
最後をバーディで上がって、トップのマークセンの最終18番ホールを見つめる彼。
プレーオフという可能性を持ちつつ、最後のパットを凝視している。
マークセンのバーディパット。
カップをわずかに外れるが、見事パーパットを決めて優勝。
その時、石川遼の顔には、
「悔しさ」がにじみ出ていたように俺には映った。
「優勝出来たかも知れない。」
きっと、彼はそう思ってたに違いない。
そんな石川遼の表情を見た時に、俺は、
「大きくなったなぁ・・・」
と、心から思った。
いや、器が広がっていると表現すべきか?
とにかく、スゴイっ!と言う言葉しか出てこない。
俺が今年の春に、彼と一緒にコースを歩いたなんて、
もう信じられない。
その時の記事は、こちらです。
あの時見た石川遼は、まだ「あどけなさ」が残る16歳だったけど、
今はもう、プロとしての貫禄まで出ているように感じるのは、きっと俺だけではないだろう。
真っ直ぐ前を見つめ、
常に真剣に、
そして、チャレンジすることを忘れず、
夢を追いかける姿は、
見ている人を魅了する。
高校生プロゴルファー。
弱冠17歳。
賞金ランキング、現時点で5位の約9,970万円。
一億円突破は確実だ。
もう、凄過ぎる!
そう言えば、俺が17歳の時は何をしていただろう?
まだ、「あどけなさ」よりも「あほらしさ」が残っていたなぁ~。
稼ぐお金と言ったら、月に2、30円。
自動販売機のおつりが残っていた時だけだ。
ゴルフなんて、まったく興味が無かったけど、
女性の身体には、興味深々だった。
夢を追いかけると言うより、
女のケツばかり追いかけていた?
そう。
仲間は俺のことを、
「17歳のチェリーボーイ」
と呼んでいたっけ。
ふぅ。
懐かしい思い出さ・・・。
って言うか、どんだけ違うねんっ。
俺 と 石川遼。
同じ17歳とは思えないぜ!
当時の俺と比べてだけどっ。
でもな。
俺だって、最近貫禄が出てきたよ。
初心者としての貫禄が。
ティショットで、ボールが右や左に行っても、
同伴者に「ファ~」と叫ばれても、
「今のショット。ちょっと身体が起きるの早かったね」って言われても、
常に第2打目は特設ティを使っても、
スコアに「ボギー」とか「ダボ」とかカタカナを使えなくても、
池や林やバンカーに入れても、
あと、それとそれと・・・
全然、ビビらなくなったモン。
俺の器も大きくなったぜ・・・
ふっふっふー。
また。
もう一度、石川遼の組に付いて廻りたいな~。
石川遼が第2位になった。
もしかしたらまた優勝!?というイイ位置までに付けたけど、
あと一打届かずで惜しくも2位。
ハラハラドキドキしながら、テレビを見ていた人も多いと思う。
最後をバーディで上がって、トップのマークセンの最終18番ホールを見つめる彼。
プレーオフという可能性を持ちつつ、最後のパットを凝視している。
マークセンのバーディパット。
カップをわずかに外れるが、見事パーパットを決めて優勝。
その時、石川遼の顔には、
「悔しさ」がにじみ出ていたように俺には映った。
「優勝出来たかも知れない。」
きっと、彼はそう思ってたに違いない。
そんな石川遼の表情を見た時に、俺は、
「大きくなったなぁ・・・」
と、心から思った。
いや、器が広がっていると表現すべきか?
とにかく、スゴイっ!と言う言葉しか出てこない。
俺が今年の春に、彼と一緒にコースを歩いたなんて、
もう信じられない。
その時の記事は、こちらです。
あの時見た石川遼は、まだ「あどけなさ」が残る16歳だったけど、
今はもう、プロとしての貫禄まで出ているように感じるのは、きっと俺だけではないだろう。
真っ直ぐ前を見つめ、
常に真剣に、
そして、チャレンジすることを忘れず、
夢を追いかける姿は、
見ている人を魅了する。
高校生プロゴルファー。
弱冠17歳。
賞金ランキング、現時点で5位の約9,970万円。
一億円突破は確実だ。
もう、凄過ぎる!
そう言えば、俺が17歳の時は何をしていただろう?
まだ、「あどけなさ」よりも「あほらしさ」が残っていたなぁ~。
稼ぐお金と言ったら、月に2、30円。
自動販売機のおつりが残っていた時だけだ。
ゴルフなんて、まったく興味が無かったけど、
女性の身体には、興味深々だった。
夢を追いかけると言うより、
女のケツばかり追いかけていた?
そう。
仲間は俺のことを、
「17歳のチェリーボーイ」
と呼んでいたっけ。
ふぅ。
懐かしい思い出さ・・・。
って言うか、どんだけ違うねんっ。
俺 と 石川遼。
同じ17歳とは思えないぜ!
当時の俺と比べてだけどっ。
でもな。
俺だって、最近貫禄が出てきたよ。
初心者としての貫禄が。
ティショットで、ボールが右や左に行っても、
同伴者に「ファ~」と叫ばれても、
「今のショット。ちょっと身体が起きるの早かったね」って言われても、
常に第2打目は特設ティを使っても、
スコアに「ボギー」とか「ダボ」とかカタカナを使えなくても、
池や林やバンカーに入れても、
あと、それとそれと・・・
全然、ビビらなくなったモン。
俺の器も大きくなったぜ・・・
ふっふっふー。
また。
もう一度、石川遼の組に付いて廻りたいな~。
王者の品格
日本オープン選手権が終わった。
結果はご存知の通り、片山晋呉が優勝し
さらに、ゴルフツアー競技の永久シード権まで手に入れた。
本当に、スゴイことだと思う。
そして、プロゴルフ界のアイドル石川遼も、
「第2位」
という結果を残した。
若干17歳。
今年のゴルフ界頂点を極める大会において、
この成績は、素晴らしい!の一言に尽きるだろう。
思い起こせば、今年の春。
彼と一緒にコースを回れたなんて、今を考えると夢の様な出来事だった感じがするが、
あの時の経験は、俺のゴルフLifeに大きな影響を与えてくれたことは間違いない。
彼にも、大きな拍手を送りたい。
ところで、優勝をした片山晋呉だが、
聞くところによると彼は、プロゴルファーとして決して恵まれた身体の持ち主では無いという。
確かに、
身長、171cm。体重、73キロ。
のデータから見ると、背は低く身体は太いということが分かる。
育った環境は、父親がゴルフ練習場を経営していたこともあって良かったかも知れないが、
プロゴルファーになってから3年間は、優勝することも出来ずにいる。
しかも、練習のし過ぎだろうか?
腰が悪く椎間板ヘルニアの手術をしているらしい。
そう。
最初から能力を授かっていたワケじゃないのだ。
それなのに、どうしてこれまでに成長したのかと言うと、
誰にも負けない練習量
が、彼を王者にさせてくれたのだと言う。
「どうすればゴルフが上達するのか?」
と言うことを常に考え、
「バランスが大事」だと、
レフティでもスイング練習し、
「脳が活性するから」と、
左手でスコアを付けて、そして、歯まで利き手と反対で磨いていると言う。
人一倍、ゴルフに対して研究熱心で、
パターやそして握り方も常に替えて打つ。
そうした、探究心と練習量があるからこそ、
彼の凄さがまた一段と発揮されるのだろう。
それに比べると、
俺はどうだ。
身長、180cm弱。体重、69,5キロ。
スラッと伸びた長身に、カモシカの様なしなやかな足。
「脱いだらスゴイっ!?」とウワサされる身体は、
胸板も厚く、不吉なくらいに大凶筋も発達している。
腹筋も見事に割れ、仮面ライダーV3のように段になっているお腹は、
以前、俺もライダーとして活躍していたころの名残りだ。
「へんチン!ぽこイダー!」
くるくるくる~。
股間の変身ベルトが大きく回る。
特に夜の世界でその力を発揮していた
仮面ライダーさ。
そして、親父はタダのサラリーマンだが、
俺がゴルフの練習をすることについては何の制限もしていないし、
腰についても、シェイクヒップで鍛えてきたから
手術なんて無縁のものだ。
と言うことは・・・?
俺の方が身体的に恵まれている!?
でも。
何で未だに、
100も切れないんだ!?
おかしくないか、それは!
だって、俺も、
四六時中ゴルフのことを考えているぞ?
布団の中でも、トイレの中でも。
もちろん、仕事している時なんて、
ゴルフの事しか頭にありません!!
(キッパリ)
じゃあ、何でだよぉ~。
あっ、そうかっ!
常にゴルフのことを考えているけど、
片山晋呉みたいに、左手で字を書いたり歯を磨いたり
していないからだな。
よ~っし。
それなら俺も、今日から利き手と反対でやって見ようじゃないかっ。
まずは、歯磨きからだゼー。
左手で、ブラッシングブラッシングと。
うん?
やっぱり上手く磨けないなぁ~。
じゃあもうちょっと、力を入れて磨いてみるかー。
ガラガラガラ~。
ぺエッ。
うおぉー!
口の中が血だらけじゃないかー!?
ボクサーですか?
俺は。
やっぱり、
いきなり慣れない事やるからそうなっちゃうんだよ。
最初は、簡単なことから始めないと。
それじゃあ、
左手で字を書いてみるかっ。
とりあえず名前から。
あ・ま・ご・ふふぁ・-・むら。と。
おわぁー!
何じゃこりゃー!?
ミミズが這っているような字じゃないかー!?
日本語を習っている外国人ですか?
俺は・・・。
「ワたし、フランス人アルよ。ニーハオ!」
みたいな。
こうなったら、
残る手段は、
レフティスイングだぁーーー!
ビュン。
ビュン。
おっ。
結構、良くないかコレ!
じゃあ、もっと思い切って振ってやるぜ~。
ビュン。
シュポッ。
ヒュルヒュルヒュル~。
あれ~~~。
クっクラブが、飛んでったぁぁぁ~。
教訓。
「ほどほどに。夜のお酒と慣れない事。」
結果はご存知の通り、片山晋呉が優勝し
さらに、ゴルフツアー競技の永久シード権まで手に入れた。
本当に、スゴイことだと思う。
そして、プロゴルフ界のアイドル石川遼も、
「第2位」
という結果を残した。
若干17歳。
今年のゴルフ界頂点を極める大会において、
この成績は、素晴らしい!の一言に尽きるだろう。
思い起こせば、今年の春。
彼と一緒にコースを回れたなんて、今を考えると夢の様な出来事だった感じがするが、
あの時の経験は、俺のゴルフLifeに大きな影響を与えてくれたことは間違いない。
彼にも、大きな拍手を送りたい。
ところで、優勝をした片山晋呉だが、
聞くところによると彼は、プロゴルファーとして決して恵まれた身体の持ち主では無いという。
確かに、
身長、171cm。体重、73キロ。
のデータから見ると、背は低く身体は太いということが分かる。
育った環境は、父親がゴルフ練習場を経営していたこともあって良かったかも知れないが、
プロゴルファーになってから3年間は、優勝することも出来ずにいる。
しかも、練習のし過ぎだろうか?
腰が悪く椎間板ヘルニアの手術をしているらしい。
そう。
最初から能力を授かっていたワケじゃないのだ。
それなのに、どうしてこれまでに成長したのかと言うと、
誰にも負けない練習量
が、彼を王者にさせてくれたのだと言う。
「どうすればゴルフが上達するのか?」
と言うことを常に考え、
「バランスが大事」だと、
レフティでもスイング練習し、
「脳が活性するから」と、
左手でスコアを付けて、そして、歯まで利き手と反対で磨いていると言う。
人一倍、ゴルフに対して研究熱心で、
パターやそして握り方も常に替えて打つ。
そうした、探究心と練習量があるからこそ、
彼の凄さがまた一段と発揮されるのだろう。
それに比べると、
俺はどうだ。
身長、180cm弱。体重、69,5キロ。
スラッと伸びた長身に、カモシカの様なしなやかな足。
「脱いだらスゴイっ!?」とウワサされる身体は、
胸板も厚く、不吉なくらいに大凶筋も発達している。
腹筋も見事に割れ、仮面ライダーV3のように段になっているお腹は、
以前、俺もライダーとして活躍していたころの名残りだ。
「へんチン!ぽこイダー!」
くるくるくる~。
股間の変身ベルトが大きく回る。
特に夜の世界でその力を発揮していた
仮面ライダーさ。
そして、親父はタダのサラリーマンだが、
俺がゴルフの練習をすることについては何の制限もしていないし、
腰についても、シェイクヒップで鍛えてきたから
手術なんて無縁のものだ。
と言うことは・・・?
俺の方が身体的に恵まれている!?
でも。
何で未だに、
100も切れないんだ!?
おかしくないか、それは!
だって、俺も、
四六時中ゴルフのことを考えているぞ?
布団の中でも、トイレの中でも。
もちろん、仕事している時なんて、
ゴルフの事しか頭にありません!!
(キッパリ)
じゃあ、何でだよぉ~。
あっ、そうかっ!
常にゴルフのことを考えているけど、
片山晋呉みたいに、左手で字を書いたり歯を磨いたり
していないからだな。
よ~っし。
それなら俺も、今日から利き手と反対でやって見ようじゃないかっ。
まずは、歯磨きからだゼー。
左手で、ブラッシングブラッシングと。
うん?
やっぱり上手く磨けないなぁ~。
じゃあもうちょっと、力を入れて磨いてみるかー。
ガラガラガラ~。
ぺエッ。
うおぉー!
口の中が血だらけじゃないかー!?
ボクサーですか?
俺は。
やっぱり、
いきなり慣れない事やるからそうなっちゃうんだよ。
最初は、簡単なことから始めないと。
それじゃあ、
左手で字を書いてみるかっ。
とりあえず名前から。
あ・ま・ご・ふふぁ・-・むら。と。
おわぁー!
何じゃこりゃー!?
ミミズが這っているような字じゃないかー!?
日本語を習っている外国人ですか?
俺は・・・。
「ワたし、フランス人アルよ。ニーハオ!」
みたいな。
こうなったら、
残る手段は、
レフティスイングだぁーーー!
ビュン。
ビュン。
おっ。
結構、良くないかコレ!
じゃあ、もっと思い切って振ってやるぜ~。
ビュン。
シュポッ。
ヒュルヒュルヒュル~。
あれ~~~。
クっクラブが、飛んでったぁぁぁ~。
教訓。
「ほどほどに。夜のお酒と慣れない事。」
軽井沢72ゴルフ
♪ ジャンじゃかジャーン ♪
行って来ましたー!
『NEC 軽井沢72 ゴルフトーナメント』

避暑地で大混雑のリゾートと化してる軽井沢まで、
車を飛ばして行ってきました!

しかし、会場に着くなり突然の大雨
まるで、俺が会場に入るのを嫌がっているかのように、激しいスコールとなっていました。
で、競技は中断中。
仕方がないので、
最終18ホールを、こっそり遠くから写真を撮ってしまいましたー。

初めて見る女子プロのプレーに、
「ねぇ、どんななの?
女子プロのプレーってどんななの?」
なんて少しドキドキしていたけど、実際に目の前で見てみると・・・
「わぁ~、ちっちゃいな~」とか、
「えっ、あんなにゆっくりスイングしてるんだ!?」とか、
「意外と、みんな仲良くプレーしてるんじゃん」って感じに、
俺の予想とは大分違う華やかな世界がそこにありました。
熱き女たちの戦い!
みたいなものは全然ナシ。
みんな可愛い服着てるし。
線も細いし。
スカートひらひらだし。
爪鮮やかだし。
そして、
カワイイ子多いし。
何か、若手アイドル達の運動会のようだ。
ウン。
いいじゃん、女子プロ!
それでいて、ゴルフが上手いから最高だ!
道理で、ギャラリーにオヤジ達が多いハズだ。
男子のプロトーナメントとは、全く違う世界だな。
試合内容は、「原 江里菜」のぶっちぎりで2日目が終わり、
まだポツリポツリと雨が当たる中、ぞろぞろと帰って行くギャラリーの人々。

出口の特設ブースに人だかりが出来ている。
「うん?何かやってるの?」
と思い、近寄っていく俺。
キャンペーンガールらしき女性が、
数人で何かをアナウンスしていた。

「新発売の携帯電話で、
ただ今ツアーコーチによるスイング解析を行っていま~す。」
どうやら、ツアーコーチをしているティーチングプロの
ワンポイントレッスンが受けられると言うのだ。
それは申し込まなきゃ損だろうと、
アナウンスをしていたキャンペーンガールのお姉さんに、すぐにお願いをした。
ついでに、一緒に写真もパチリ。

ニヤケているように見えるかも知れないが、
それはハッキリとここで断っておこう。
光りの加減です!
しかし、
そんな俺に、
この後、
驚きの展開が待っていたのだったー!?
また、つづく・・・です・・・。
ちなみに、
「NEC 軽井沢72 ゴルフトーナメント」の大会HPはこちらです。
↓ ↓ ↓
「NEC 軽井沢72 ゴルフトーナメント」
行って来ましたー!
『NEC 軽井沢72 ゴルフトーナメント』

避暑地で大混雑のリゾートと化してる軽井沢まで、
車を飛ばして行ってきました!

しかし、会場に着くなり突然の大雨

まるで、俺が会場に入るのを嫌がっているかのように、激しいスコールとなっていました。
で、競技は中断中。
仕方がないので、
最終18ホールを、こっそり遠くから写真を撮ってしまいましたー。

初めて見る女子プロのプレーに、
「ねぇ、どんななの?
女子プロのプレーってどんななの?」
なんて少しドキドキしていたけど、実際に目の前で見てみると・・・
「わぁ~、ちっちゃいな~」とか、
「えっ、あんなにゆっくりスイングしてるんだ!?」とか、
「意外と、みんな仲良くプレーしてるんじゃん」って感じに、
俺の予想とは大分違う華やかな世界がそこにありました。
熱き女たちの戦い!
みたいなものは全然ナシ。
みんな可愛い服着てるし。
線も細いし。
スカートひらひらだし。
爪鮮やかだし。
そして、
カワイイ子多いし。
何か、若手アイドル達の運動会のようだ。
ウン。
いいじゃん、女子プロ!
それでいて、ゴルフが上手いから最高だ!
道理で、ギャラリーにオヤジ達が多いハズだ。
男子のプロトーナメントとは、全く違う世界だな。
試合内容は、「原 江里菜」のぶっちぎりで2日目が終わり、
まだポツリポツリと雨が当たる中、ぞろぞろと帰って行くギャラリーの人々。

出口の特設ブースに人だかりが出来ている。
「うん?何かやってるの?」
と思い、近寄っていく俺。
キャンペーンガールらしき女性が、
数人で何かをアナウンスしていた。

「新発売の携帯電話で、
ただ今ツアーコーチによるスイング解析を行っていま~す。」
どうやら、ツアーコーチをしているティーチングプロの
ワンポイントレッスンが受けられると言うのだ。
それは申し込まなきゃ損だろうと、
アナウンスをしていたキャンペーンガールのお姉さんに、すぐにお願いをした。
ついでに、一緒に写真もパチリ。

ニヤケているように見えるかも知れないが、
それはハッキリとここで断っておこう。
光りの加減です!
しかし、
そんな俺に、
この後、
驚きの展開が待っていたのだったー!?
また、つづく・・・です・・・。
ちなみに、
「NEC 軽井沢72 ゴルフトーナメント」の大会HPはこちらです。
↓ ↓ ↓
「NEC 軽井沢72 ゴルフトーナメント」
全英への道
全英女子オープンが開催されている。
日本人選手が活躍しているので、連日テレビから目が離せず
寝不足になっている人も多いのではないだろうか。
もちろん、俺も寝不足の一人だ。
けれどウチのテレビは、ゴルフネットーワークが見られるので、
少し早めにライブの映像を楽しむことが出来る。
ちなみに俺は、
テレビを見る習慣がない。
誤解のないように、もう一度言っておくが、
テレビがないのではなく、テレビを見る習慣がないのだ。
しかし、一年前。
ゴルフを始めた時からこの習慣がちょっと変わってしまい、
今では家に帰ると、ゴルフネットワークの番組にチャンネルを合わせるようになってしまった。
寝ても覚めてもゴルフ一色。
24時間年中無休で、ゴルフオンリー。
もう、「開いてて良かった♪」状態になってしまっている。
ちょっと前の事だが、いつもの通りにテレビを付けゴルフ番組を見ていた。
すると、
「全英リコー女子オープン。視聴者レポーター募集」
というコマーシャルが流れているではないか。
詳細によると、
「大会を見てリポートを書いてくれる視聴者を、男女1名づつ募集。」
「現地コースをラウンド出来る特典付き。」
「費用は無料。」
となっている。
なにっ!
タダで英国まで行けちゃうのか!?
こんなイイ話はないと、早速申込をしようとゴルフネットワークのHPを開いたところ、
「申込条件」
があるではないか!
なになに、
「大会キャッチフレーズを考えること。」
だと?
うん?キャッチフレーズを書け!?
もしかして・・・
これは・・・
俺の為にある企画じゃないのかー!?
俺のコピーにかかれば、そんなのチョロイもんさ!
どうやら、優秀者に選ばれると、
見事レポーターに任命される仕組みらしい。
すぐに、キャッチフレーズの制作に取り掛かる俺。
まずこんなのを考えた。
「さくらが舞う。桃も咲く。愛するゴルフに藍が染まる・・・。
美しく、そして華麗な戦い。全英リコー女子オープン」
うん。
我ながら、素晴らしい出来栄えだ。
いきなりスゴイのが出来すぎて、もう他には必要なさそうだ。
自分の才能がコワイぜ・・・。
でも、
これだと、
ちょっと、自分の好みに偏りすぎちゃっているかな?
それなら、
次は・・・。
「楽しい全英、ゆかいなリコー。女子・オープン♪」
リズムはいいけど・・・、
何か「ロンドンっロンドン!♪」って聞こえてきそうだ。
じゃあ、
こんなのはどうかな・・・?
「エリザベスがいた!チャールズも見た!英国王室もビックリした!!
全英女子オープンな生活!?」
って、ワイドショーじゃないんだから・・・。
やっぱり、オーソドックスに行こう。
シンプルに、
シンプルに・・・。
「伝統の聖地での熱い戦い。メジャー最後の女神に輝くのは誰か?。」
よし!オッケー!!
これで、応募だ!
ふっふっふ。
アマゴルファー・むら。
今度は世界に羽ばたくか・・・。
見事落選した俺は、
今日の最終戦もテレビで観戦している・・・。
日本人選手が活躍しているので、連日テレビから目が離せず
寝不足になっている人も多いのではないだろうか。
もちろん、俺も寝不足の一人だ。
けれどウチのテレビは、ゴルフネットーワークが見られるので、
少し早めにライブの映像を楽しむことが出来る。
ちなみに俺は、
テレビを見る習慣がない。
誤解のないように、もう一度言っておくが、
テレビがないのではなく、テレビを見る習慣がないのだ。
しかし、一年前。
ゴルフを始めた時からこの習慣がちょっと変わってしまい、
今では家に帰ると、ゴルフネットワークの番組にチャンネルを合わせるようになってしまった。
寝ても覚めてもゴルフ一色。
24時間年中無休で、ゴルフオンリー。
もう、「開いてて良かった♪」状態になってしまっている。
ちょっと前の事だが、いつもの通りにテレビを付けゴルフ番組を見ていた。
すると、
「全英リコー女子オープン。視聴者レポーター募集」
というコマーシャルが流れているではないか。
詳細によると、
「大会を見てリポートを書いてくれる視聴者を、男女1名づつ募集。」
「現地コースをラウンド出来る特典付き。」
「費用は無料。」
となっている。
なにっ!
タダで英国まで行けちゃうのか!?
こんなイイ話はないと、早速申込をしようとゴルフネットワークのHPを開いたところ、
「申込条件」
があるではないか!
なになに、
「大会キャッチフレーズを考えること。」
だと?
うん?キャッチフレーズを書け!?
もしかして・・・
これは・・・
俺の為にある企画じゃないのかー!?
俺のコピーにかかれば、そんなのチョロイもんさ!
どうやら、優秀者に選ばれると、
見事レポーターに任命される仕組みらしい。
すぐに、キャッチフレーズの制作に取り掛かる俺。
まずこんなのを考えた。
「さくらが舞う。桃も咲く。愛するゴルフに藍が染まる・・・。
美しく、そして華麗な戦い。全英リコー女子オープン」
うん。
我ながら、素晴らしい出来栄えだ。
いきなりスゴイのが出来すぎて、もう他には必要なさそうだ。
自分の才能がコワイぜ・・・。
でも、
これだと、
ちょっと、自分の好みに偏りすぎちゃっているかな?
それなら、
次は・・・。
「楽しい全英、ゆかいなリコー。女子・オープン♪」
リズムはいいけど・・・、
何か「ロンドンっロンドン!♪」って聞こえてきそうだ。
じゃあ、
こんなのはどうかな・・・?
「エリザベスがいた!チャールズも見た!英国王室もビックリした!!
全英女子オープンな生活!?」
って、ワイドショーじゃないんだから・・・。
やっぱり、オーソドックスに行こう。
シンプルに、
シンプルに・・・。
「伝統の聖地での熱い戦い。メジャー最後の女神に輝くのは誰か?。」
よし!オッケー!!
これで、応募だ!
ふっふっふ。
アマゴルファー・むら。
今度は世界に羽ばたくか・・・。
見事落選した俺は、
今日の最終戦もテレビで観戦している・・・。
最終話。
とにかく、息の詰まる戦いが繰り広げられている。
第76回 日本プロゴルフ選手権大会 予選ラウンド第一日目。
インスタート42組 近藤智弘、中島雅生、石川遼の3人たち。
昼の12時半に10番ホールからスタートして、スルーで回る18ホール。
ハーフを折り返すのに約2時間。
彼らについて回るキャディがゴルフバックを担いでいるが、
全て歩きで7キロのコースを進んでいく。
足元は芝生だと言え、平坦な道が続くわけではない。
登りもあるが、下りもある。
その上、競技という勝負を繰り広げながら、
約4時間半という時間をひたすら自己のプレーに集中しなければならない。
もちろん、一人だけでプレーしていくわけではないので、
同伴者のプレーが目に入る。
ボールが飛んでいる。
ウェアウェイに落ちている。
ラフに入った。
ライが良くない。
同伴競技者のプレーが、全て比較の対象となって自分に帰ってくる。
さらに、自然の気象状況がそこに加わる。
風が吹いている。
フォローだ。
アゲインストだ。
太陽が眩しい。
影がある。
色んな状況を考えながら、その一打一打に集中していかなければならない。
ふぅ~。
苦しい・・・。
とにかく、息が詰まるのだ。
しかも、彼らの組にはギャラリーが多い。
そう、16歳のプロゴルファー石川遼の姿を一目見ようと、
多くのファンが駆けつけているのだ。
ギャラリーは、選手がプレーに入ったら、
その場所に存在していることがないように静かにしなければならない。
もちろんこれは、プレーヤーの集中力を妨げないようにすることもあるが、
それ以前に、ゴルフのマナーとエチケットだ。
しかし、ゴルフ界のアイドル石川遼が目の前にいる。
会いたかった彼がいる。
「わぁ~」
「キャー」
「遼くん」
「頑張って」
たとえ小さな声でも、多くの人が集まればそれが増幅して
騒音となっていく。
そして、こっそりカメラを取る人。
持ち込み自体が禁止されているので、携帯電話を使ってパシャリ。
このシャッター音が聞こえてくる。
さらには、携帯電話も鳴っている。
この大勢のギャラリーに取り囲まれて、彼らはプレーを続けて行く。
ティショットが上手く決まれば、
「おぉ~!」
「ナイスショットっ!」
の喚声が上がるが、
逆に、バーディパットや「後もうチョット」のパットを外した時などは、
「あぁ~あ・・・」
「惜しい・・・」
などのため息が上がる。
分かっている。
そんなことは、よく分かっている。
何より、一番悔しい思いをしているのは本人だ。
このような、周りの環境にも左右されないようにプレーを続けていかなければならない。
しかも、決勝ラウンドに進むようになれば、合計4日間。
本当に強く、そしてタフでなければ持たないだろう。
身も心も。
16歳のプロゴルファー、石川遼は戦っていた。
後半戦、437yの3番ホールもパーで上がった石川遼。
ここら辺でバーディが欲しいところだが、スコアが動かない。
みんなも期待しているし、それを待っている。
長く続く緊張感と、そして、戦いを続けている疲労。
追っかけるギャラリーも疲れてきている。
しかし、それ以上に、彼らも疲れている・・・。
そんな時、3番ホールを離れる石川遼に、
一人の少年が駆け寄った。
ジュニアか?
と一瞬思ったけれど、その格好からタダの少年だと言うことが分かった。
きっと、お父さんの観戦に一緒にくっついて来ただけだろう。
その少年が、4番ホールに向かう石川遼に向かって右手を差し出したのだ。
「選手に触らないでください!」
護衛のように付いているホールマーシャルが、つかさず声を出した。
誰もが、「触れてはいけない」と言うことを理解している。
一瞬、怒られたようにビクッとして
身体を小さくした少年。
その時、石川遼が声を出してこう言った。
「あ、いいよ。」
そう言って、その少年に右手を出して握手したのだ。
直ぐに手を伸ばした少年。
嬉しそうに握手をしている。
そしてその後石川遼は、
「これ、あげるよ!」
と言って、自分の持っていたボールを手渡した。
それを受け取る少年。
いつの間にか笑顔が戻っている。
周りにいたギャラリーも、
「良かったね~」
と声を掛けている。
やさしい。
なんて優しい男なんだ、石川遼は。
すごいよ。
スゴ過ぎるよ!
ウゼぇなんて言っていた自分が恥ずかしくなってきた。
ごめんよ、少年。
俺が間違っていたよ。
お前だって、遼くんを応援してくれてるんだモンな。
例え、訳が分からず親父に連れてこられたとしても。
この思い出を忘れるんじゃないぞ。
そして、立派な青年になってくれ。
そう、石川遼の様な心優しい青年に・・・。
この後石川遼は、
4番打ち下ろし右ドックレックのミドルでダボ。そして、6番でボギーを叩いたが、
最後の2ホール、8番9番はバーディ。
スコアを2つ戻したが、結局「+1」で一日目をホールアウトししていった。
予選ラウンド2日目でも調子を取り戻せなった石川遼は、
通算「+6」で予選通過にはならなかったが、
この国内メジャー大会、第76回 日本プロゴルフ選手権を盛り上げてくれたことは間違いない。
そして俺も、初参加のボランティアにもかかわらず、
石川遼のプレー、そしてプロゴルファーのプレーを、
目の前で一日中見ることが出来た。
学んだこともたくさんある。
考える所もたくさんあった。
ボランティアというものを通じて、
色んな勉強をさせてもらった。
プロゴルフというものが、一体どういうものなのか?
そして、どんな人達が携わって、このツアーが出来上がっているのか?
もちろん、その全てを知ることは出来なかったが、
今まで知っている世界とは、また違うゴルフの世界を見ることが出来た。
これを糧に、また一つ自分が成長できれば、
今回参加した甲斐もあったってものだろう。
俺の新しい挑戦が
また始まる・・・。
完。
第76回 日本プロゴルフ選手権大会 予選ラウンド第一日目。
インスタート42組 近藤智弘、中島雅生、石川遼の3人たち。
昼の12時半に10番ホールからスタートして、スルーで回る18ホール。
ハーフを折り返すのに約2時間。
彼らについて回るキャディがゴルフバックを担いでいるが、
全て歩きで7キロのコースを進んでいく。
足元は芝生だと言え、平坦な道が続くわけではない。
登りもあるが、下りもある。
その上、競技という勝負を繰り広げながら、
約4時間半という時間をひたすら自己のプレーに集中しなければならない。
もちろん、一人だけでプレーしていくわけではないので、
同伴者のプレーが目に入る。
ボールが飛んでいる。
ウェアウェイに落ちている。
ラフに入った。
ライが良くない。
同伴競技者のプレーが、全て比較の対象となって自分に帰ってくる。
さらに、自然の気象状況がそこに加わる。
風が吹いている。
フォローだ。
アゲインストだ。
太陽が眩しい。
影がある。
色んな状況を考えながら、その一打一打に集中していかなければならない。
ふぅ~。
苦しい・・・。
とにかく、息が詰まるのだ。
しかも、彼らの組にはギャラリーが多い。
そう、16歳のプロゴルファー石川遼の姿を一目見ようと、
多くのファンが駆けつけているのだ。
ギャラリーは、選手がプレーに入ったら、
その場所に存在していることがないように静かにしなければならない。
もちろんこれは、プレーヤーの集中力を妨げないようにすることもあるが、
それ以前に、ゴルフのマナーとエチケットだ。
しかし、ゴルフ界のアイドル石川遼が目の前にいる。
会いたかった彼がいる。
「わぁ~」
「キャー」
「遼くん」
「頑張って」
たとえ小さな声でも、多くの人が集まればそれが増幅して
騒音となっていく。
そして、こっそりカメラを取る人。
持ち込み自体が禁止されているので、携帯電話を使ってパシャリ。
このシャッター音が聞こえてくる。
さらには、携帯電話も鳴っている。
この大勢のギャラリーに取り囲まれて、彼らはプレーを続けて行く。
ティショットが上手く決まれば、
「おぉ~!」
「ナイスショットっ!」
の喚声が上がるが、
逆に、バーディパットや「後もうチョット」のパットを外した時などは、
「あぁ~あ・・・」
「惜しい・・・」
などのため息が上がる。
分かっている。
そんなことは、よく分かっている。
何より、一番悔しい思いをしているのは本人だ。
このような、周りの環境にも左右されないようにプレーを続けていかなければならない。
しかも、決勝ラウンドに進むようになれば、合計4日間。
本当に強く、そしてタフでなければ持たないだろう。
身も心も。
16歳のプロゴルファー、石川遼は戦っていた。
後半戦、437yの3番ホールもパーで上がった石川遼。
ここら辺でバーディが欲しいところだが、スコアが動かない。
みんなも期待しているし、それを待っている。
長く続く緊張感と、そして、戦いを続けている疲労。
追っかけるギャラリーも疲れてきている。
しかし、それ以上に、彼らも疲れている・・・。
そんな時、3番ホールを離れる石川遼に、
一人の少年が駆け寄った。
ジュニアか?
と一瞬思ったけれど、その格好からタダの少年だと言うことが分かった。
きっと、お父さんの観戦に一緒にくっついて来ただけだろう。
その少年が、4番ホールに向かう石川遼に向かって右手を差し出したのだ。
「選手に触らないでください!」
護衛のように付いているホールマーシャルが、つかさず声を出した。
誰もが、「触れてはいけない」と言うことを理解している。
一瞬、怒られたようにビクッとして
身体を小さくした少年。
その時、石川遼が声を出してこう言った。
「あ、いいよ。」
そう言って、その少年に右手を出して握手したのだ。
直ぐに手を伸ばした少年。
嬉しそうに握手をしている。
そしてその後石川遼は、
「これ、あげるよ!」
と言って、自分の持っていたボールを手渡した。
それを受け取る少年。
いつの間にか笑顔が戻っている。
周りにいたギャラリーも、
「良かったね~」
と声を掛けている。
やさしい。
なんて優しい男なんだ、石川遼は。
すごいよ。
スゴ過ぎるよ!
ウゼぇなんて言っていた自分が恥ずかしくなってきた。
ごめんよ、少年。
俺が間違っていたよ。
お前だって、遼くんを応援してくれてるんだモンな。
例え、訳が分からず親父に連れてこられたとしても。
この思い出を忘れるんじゃないぞ。
そして、立派な青年になってくれ。
そう、石川遼の様な心優しい青年に・・・。
この後石川遼は、
4番打ち下ろし右ドックレックのミドルでダボ。そして、6番でボギーを叩いたが、
最後の2ホール、8番9番はバーディ。
スコアを2つ戻したが、結局「+1」で一日目をホールアウトししていった。
予選ラウンド2日目でも調子を取り戻せなった石川遼は、
通算「+6」で予選通過にはならなかったが、
この国内メジャー大会、第76回 日本プロゴルフ選手権を盛り上げてくれたことは間違いない。
そして俺も、初参加のボランティアにもかかわらず、
石川遼のプレー、そしてプロゴルファーのプレーを、
目の前で一日中見ることが出来た。
学んだこともたくさんある。
考える所もたくさんあった。
ボランティアというものを通じて、
色んな勉強をさせてもらった。
プロゴルフというものが、一体どういうものなのか?
そして、どんな人達が携わって、このツアーが出来上がっているのか?
もちろん、その全てを知ることは出来なかったが、
今まで知っている世界とは、また違うゴルフの世界を見ることが出来た。
これを糧に、また一つ自分が成長できれば、
今回参加した甲斐もあったってものだろう。
俺の新しい挑戦が
また始まる・・・。
完。
石川遼の素顔。予選ラウンドPart2
群馬県安中市の「レーサムゴルフ&スパリゾート」で開催された、
第76回 日本プロゴルフ選手権大会。
予選ラウンド第1日目。
3000人は集まったギャラリーのほとんどを引き連れて、
石川遼の戦いは続いている。
INコース10番のミドルホールからスタートして、最初はパー。
続く11番、442Yのミドルもパー。
彼のその動きの全てに、注目が集まる。
ギャラリーの目。そして、カメラの目。
同伴競技者の、近藤智弘と中島雅生のことなど
ほとんどアウトオブバーンズ状態だ。
続く12番、523Yのロングホールに移動した彼らにも
すでに多くのカメラマンがティグランドで待ち構えていた。
パシャパシャ!
パシャパシャ!
石川遼の到着と共に、カメラが光る。
その後からティグランドに向かう、近藤智弘と中島雅生。
その時、思いもしなかった事態が目の前で起こった!
なんと近藤智弘が、石川遼を撮るカメラマンに向かってこう言ったのだー!
「俺のも、一枚くらいは撮ってよ(笑)。」
ウフ。
カワイイじゃないか、近藤智弘。
前々回の男子プロツアー、中日クラウンズの優勝者とは思えないセリフだぜ。
でも、大丈夫。
俺の写真は一枚も撮られていないが、あなたの写真はちゃんと撮られているよ。
心配するな。
ティグランドに乗り遅れた俺は、手前のレギュラーティの横でスコアボードを掲げて立った。
彼らのティショットは、俺の頭上を越えて行くような形になる。
ここで、ちょっとレポートしよう。
あなたは、プロゴルファーのティショットを
間近で見たことがあるだろうか?
しかも、後ろ側ではなく、
限りなく選手に近い前で。
一言で言えば、
プロのショットは恐ろしい。
何が恐ろしいのかと言うと、
インパクトの瞬間は、まるで小型爆弾が爆発したようにぶっ飛んでく。
音で表現するとこうだ。
バチコンっ!
「ぱちん」とか、
「バチン」ではなく、
バチコンっ!ボアっ!だ。
そして、ボールが飛び出して行く時が、
またスゴイ!
ビョ===ゥゥゥーーー!
まるで、空を真っ二つに切り裂いて行く感じだ。
近くにいると、本当にビックリしてしまう。
暗い夜道で、後ろからいきなり
「ワッ!」
と脅かされるようなモンだ。
もし、心臓の弱いおばあちゃんだったら、
そのままヘブンにレッツらゴーだぜ。
そして、シャンクなんか出た日には、
間違いなく、「ゴルフ殺人事件」に発展だ。
みなさん、観戦するときは、
くれぐれも出過ぎにご注意ください。
石川遼は、このホールもパー。
なかなかスコアが動かない。
だが、13番218Yのショートホールでスコアが動いた。
ティショットでグリーン横のラフに入れた遼くんは、
抜群のアプローチでピンまで寄せたが、パットが入らずボギー。
悔しがる石川遼。
俺は、キャリングスコアボードに「+1」の表示を入れた。
続く、14番、15番のミドル、16番のショートはパー。
相変わらず、「+1」の表示は変わらない。
ホールが変わるたび、スコアを知らないギャラリーがキャリングボードに目を向ける。
「あぁ~。ワンオーバーかぁ。」
ため息にも似た声がコースに響く。
気のせいか?
鋭い視線も俺に向けられる。
「何だよ!?
そんな目で俺を見るなよ!
おっ、俺のせいだって言うのか?遼くんがワンオーバーなのは!?
俺だって、「+1」だなんて掲げて歩きたくないやいっ。」
キャリングボードも、段々と重たくなって疲れてきた俺。
さらに、選手の歩くスピードに遅れないように付いていくのがやっとで
ヘロヘロになりかけている。
やばいっ。
まだ、前半のホールも終わっていないんだぜ。
このままスルーでラウンドするんだから、こんな所で疲れている場合じゃないぜ。
俺は、緩んできたフンドシをキュッと締め直した。
あっ、違った。ベルトだった。
17番の526Yのロングホールで、遼くんは見事バーディをGET!
18番、443Yのミドルをパーで上がって、スコアを「0」に戻して、
そのまま後半戦のOUTコースに突入した。
1番373Yのミドル、2番547Yのロングもパー。
なかなかスコアが動かない。
続く3番、437Yのミドルでも、石川遼のドライバーはぶっ飛んでいる。
近藤や中島のボール20Y先まで、常に飛んでいる。
しかし、落ちる場所はラフがほとんど。
それでも、10cmはある長い芝をものともせず、
力強いスイングで上手くグリーンに乗せていく。
ここら辺で、またバーディが欲しいところだ。
きっと、彼もキャディも、
そして、ギャラリー誰もが望んでいることだろう。
グリーン周りには、相変わらず多くのギャラリーが取り囲んでいる。
次のホールへの通路、グリーン出口にスコアボードを掲げる俺。
遼くんのパッティングを見守る人たち。
「うん?
何だアイツ?」
少し通路から離れたグリーン奥のギャラリー観戦エリアで、
奇妙な動きをするヤツを見つけた。
「オイッ。
選手がパットに入るときは、動きを止めなきゃイケナイんだぞ!
そんなのゴルフの常識だ。ったく!」
心の中でつぶやく俺。
「あ、なんだ。子供じゃないか?」
小学生4,5年生だろうか。
ちょっぴりプクッとした坊主頭の小学生が、
顔をキョロキョロさせて、立ったり屈んだりウロチョロしている。
あれは、どう見てもタダのやじ馬だ。
きっと、ゴルフ好きのお父さんに連れてこられたのだろう。
石川遼のファンでも何でもないな。
今度はその子供が、グリーン出口の選手通路に立っている俺の側にやって
またウロチョロしている。
ウゼぇ!
ジャマだ、ガキ。
これから、遼くんたちがここを通るんだぞ。
もう少し離れて静かにしていろ!
このホールもパーで上がった遼くん。
足早に、次の4番に向かって行く。
するといきなりこのガキが、
セパレートしてある紐の外から、石川遼に触ろうと手を出した。
「選手に触らないでください!」
すかさず、遼くんをSPのように取り囲んでいるホールマーシャルが声を出した。
しかし、
この後、
石川遼が、
誰も予想できなかった行動に出たのだー!
To be continued.
第76回 日本プロゴルフ選手権大会。
予選ラウンド第1日目。
3000人は集まったギャラリーのほとんどを引き連れて、
石川遼の戦いは続いている。
INコース10番のミドルホールからスタートして、最初はパー。
続く11番、442Yのミドルもパー。
彼のその動きの全てに、注目が集まる。
ギャラリーの目。そして、カメラの目。
同伴競技者の、近藤智弘と中島雅生のことなど
ほとんどアウトオブバーンズ状態だ。
続く12番、523Yのロングホールに移動した彼らにも
すでに多くのカメラマンがティグランドで待ち構えていた。
パシャパシャ!
パシャパシャ!
石川遼の到着と共に、カメラが光る。
その後からティグランドに向かう、近藤智弘と中島雅生。
その時、思いもしなかった事態が目の前で起こった!
なんと近藤智弘が、石川遼を撮るカメラマンに向かってこう言ったのだー!
「俺のも、一枚くらいは撮ってよ(笑)。」
ウフ。
カワイイじゃないか、近藤智弘。
前々回の男子プロツアー、中日クラウンズの優勝者とは思えないセリフだぜ。
でも、大丈夫。
俺の写真は一枚も撮られていないが、あなたの写真はちゃんと撮られているよ。
心配するな。
ティグランドに乗り遅れた俺は、手前のレギュラーティの横でスコアボードを掲げて立った。
彼らのティショットは、俺の頭上を越えて行くような形になる。
ここで、ちょっとレポートしよう。
あなたは、プロゴルファーのティショットを
間近で見たことがあるだろうか?
しかも、後ろ側ではなく、
限りなく選手に近い前で。
一言で言えば、
プロのショットは恐ろしい。
何が恐ろしいのかと言うと、
インパクトの瞬間は、まるで小型爆弾が爆発したようにぶっ飛んでく。
音で表現するとこうだ。
バチコンっ!
「ぱちん」とか、
「バチン」ではなく、
バチコンっ!ボアっ!だ。
そして、ボールが飛び出して行く時が、
またスゴイ!
ビョ===ゥゥゥーーー!
まるで、空を真っ二つに切り裂いて行く感じだ。
近くにいると、本当にビックリしてしまう。
暗い夜道で、後ろからいきなり
「ワッ!」
と脅かされるようなモンだ。
もし、心臓の弱いおばあちゃんだったら、
そのままヘブンにレッツらゴーだぜ。
そして、シャンクなんか出た日には、
間違いなく、「ゴルフ殺人事件」に発展だ。
みなさん、観戦するときは、
くれぐれも出過ぎにご注意ください。
石川遼は、このホールもパー。
なかなかスコアが動かない。
だが、13番218Yのショートホールでスコアが動いた。
ティショットでグリーン横のラフに入れた遼くんは、
抜群のアプローチでピンまで寄せたが、パットが入らずボギー。
悔しがる石川遼。
俺は、キャリングスコアボードに「+1」の表示を入れた。
続く、14番、15番のミドル、16番のショートはパー。
相変わらず、「+1」の表示は変わらない。
ホールが変わるたび、スコアを知らないギャラリーがキャリングボードに目を向ける。
「あぁ~。ワンオーバーかぁ。」
ため息にも似た声がコースに響く。
気のせいか?
鋭い視線も俺に向けられる。
「何だよ!?
そんな目で俺を見るなよ!
おっ、俺のせいだって言うのか?遼くんがワンオーバーなのは!?
俺だって、「+1」だなんて掲げて歩きたくないやいっ。」
キャリングボードも、段々と重たくなって疲れてきた俺。
さらに、選手の歩くスピードに遅れないように付いていくのがやっとで
ヘロヘロになりかけている。
やばいっ。
まだ、前半のホールも終わっていないんだぜ。
このままスルーでラウンドするんだから、こんな所で疲れている場合じゃないぜ。
俺は、緩んできたフンドシをキュッと締め直した。
あっ、違った。ベルトだった。
17番の526Yのロングホールで、遼くんは見事バーディをGET!
18番、443Yのミドルをパーで上がって、スコアを「0」に戻して、
そのまま後半戦のOUTコースに突入した。
1番373Yのミドル、2番547Yのロングもパー。
なかなかスコアが動かない。
続く3番、437Yのミドルでも、石川遼のドライバーはぶっ飛んでいる。
近藤や中島のボール20Y先まで、常に飛んでいる。
しかし、落ちる場所はラフがほとんど。
それでも、10cmはある長い芝をものともせず、
力強いスイングで上手くグリーンに乗せていく。
ここら辺で、またバーディが欲しいところだ。
きっと、彼もキャディも、
そして、ギャラリー誰もが望んでいることだろう。
グリーン周りには、相変わらず多くのギャラリーが取り囲んでいる。
次のホールへの通路、グリーン出口にスコアボードを掲げる俺。
遼くんのパッティングを見守る人たち。
「うん?
何だアイツ?」
少し通路から離れたグリーン奥のギャラリー観戦エリアで、
奇妙な動きをするヤツを見つけた。
「オイッ。
選手がパットに入るときは、動きを止めなきゃイケナイんだぞ!
そんなのゴルフの常識だ。ったく!」
心の中でつぶやく俺。
「あ、なんだ。子供じゃないか?」
小学生4,5年生だろうか。
ちょっぴりプクッとした坊主頭の小学生が、
顔をキョロキョロさせて、立ったり屈んだりウロチョロしている。
あれは、どう見てもタダのやじ馬だ。
きっと、ゴルフ好きのお父さんに連れてこられたのだろう。
石川遼のファンでも何でもないな。
今度はその子供が、グリーン出口の選手通路に立っている俺の側にやって
またウロチョロしている。
ウゼぇ!
ジャマだ、ガキ。
これから、遼くんたちがここを通るんだぞ。
もう少し離れて静かにしていろ!
このホールもパーで上がった遼くん。
足早に、次の4番に向かって行く。
するといきなりこのガキが、
セパレートしてある紐の外から、石川遼に触ろうと手を出した。
「選手に触らないでください!」
すかさず、遼くんをSPのように取り囲んでいるホールマーシャルが声を出した。
しかし、
この後、
石川遼が、
誰も予想できなかった行動に出たのだー!
To be continued.
実録!石川遼の戦い
第76回 日本プロゴルフ選手権大会
予選ラウンド第1日目。
ボランティアとして参加した俺は、
キャリングボード係りスコアラーとして
IN12:35スタートの42組
・近藤智弘
・中島雅生
・石川遼
について廻ることになった。
当日の会場、レーサムゴルフ&スパリゾートは
晴れ渡る青空の下、約3000のギャラリーですでに熱気はムンムン。
これから始まる熱い戦いをさら盛り上げていた。
初のボランティア参加にもかかわらず、
今ゴルフ界で一番の注目を浴びている”石川遼”の組に付く幸運に恵まれた俺は、
スタート30分前にはティグランドには到着していた。
派手なスコアボードを掲げて歩いて来たので、いやおうナシにギャラリーが振り返る。
「あっ。」
「おぉ~。」
そうか。
やっぱりみんなも、石川遼を目当てに来ているんだな。
彼の姿を一目見に。
「16歳のプロゴルファー」の人気は、もうとどまる所を知らない。
アイドル、いやプリンスだ。
そんな彼に、俺は密着出来るのだ。
コースの回りは、ギャラリーと選手を分ける白いビニール紐でセパレートされている。
選手はフェアウェイを歩き、ギャラリーはラフを歩かなければならない。
唯一、近くに寄れる場所はティグランド。
こぞってそこに多くのギャラリーが、石川遼が登場するのを今か今かと待ちわびていた。
前の組、
・尾崎将司
・川岸良兼
・片山晋呉
がティショットを打ち終えて前に進んで行った。
ついに来るか。
熱いまなざしが後ろに集まる。
最初にティグランドに姿を現したのは、近藤智弘。
続いて、中島雅生。
「わぁー!」
「きゃー!」
ひときわ喚声が大きくなった。
そう、石川遼の登場だ。
青いポロシャツを着た彼は、ピンクのサンバイザーにピンクのベルト。
そして、シューズもピンクのラインが斜めに2本入っている。
完璧だ。
完璧までのコーディネート。
コーディネートはこうでぇねえと言うくらいの完璧さだ。
さらに、ティの色までピンクだったのを俺は見逃さなかった。
スタートの10番ホールは、378YのPar4。
比較的平坦なストレートホールだ。
スプーンを持つか、ドライバーを持つか、多くの選手が分かれる中、
彼は迷わずドライバーを握った。
カメラマンが彼のティショットを捉えようと、一斉に構える。
その数、ざっと20人。
ホールマーシャルの「お静かに!」のボードが上がる。
バチコンッ!
勢いよく弾かれたボールは、瞬く間に青い空に消えて行った。
始まった。
ついに始まった。
これから続く18ホールの戦いが。
足早に前に進みだすプレーヤー達。
俺も、遅れず付いて行く。
飛んでいる。
彼のボールが一番飛んでいる。
しかし、ボールはフェアウェイの右端のラフ。
大丈夫か?石川遼!?
ここは何とか持ってくれ。
しかし、俺の思いとは全く関係なく、
抜群のアプローチで見事パーオン。
この最初のホールは、危なげなく「パー」で上がっていった。
彼が移動すると共に動く人の波。
ギャラリーが、そっくりそのまま付いていく。
その為、移動マーシャルも、
まるでSPのように彼を取り囲んで警護している。
「道を空けてください!選手が通ります!」
「選手に触らないでください!」
「カメラ、止めてください!」
と。
そして、メディアの数も半端じゃない。
カメラマンにそのアシスタント。
メモを取る人、ビデオカメラをまわす人。
それだけでも、約20人。
しかし、写されるのは石川遼の時だけ。
彼が打ち終わると共に、そのメディアが去っていく。
おい、おい。
それはちょっと露骨過ぎないか?
中日クラウンズで優勝した、近藤智弘や
中島常幸の息子の、中島雅生だっているんだぞ。
それじゃ、彼らがかわいそうじゃないか。
少しは、彼らにもカメラを向けてやれよ。
そして、たまには俺も撮ってくれよ。
そんなことを思いつつ、さらにプレイヤーについて行く。
しかし、12番ロングホールのティグランドで、
なんと、群がるカメラマンに向かって近藤智弘から
予想も出来ない言葉が飛び出たのだー!。
To be continued.
予選ラウンド第1日目。
ボランティアとして参加した俺は、
キャリングボード係りスコアラーとして
IN12:35スタートの42組
・近藤智弘
・中島雅生
・石川遼
について廻ることになった。
当日の会場、レーサムゴルフ&スパリゾートは
晴れ渡る青空の下、約3000のギャラリーですでに熱気はムンムン。
これから始まる熱い戦いをさら盛り上げていた。
初のボランティア参加にもかかわらず、
今ゴルフ界で一番の注目を浴びている”石川遼”の組に付く幸運に恵まれた俺は、
スタート30分前にはティグランドには到着していた。
派手なスコアボードを掲げて歩いて来たので、いやおうナシにギャラリーが振り返る。
「あっ。」
「おぉ~。」
そうか。
やっぱりみんなも、石川遼を目当てに来ているんだな。
彼の姿を一目見に。
「16歳のプロゴルファー」の人気は、もうとどまる所を知らない。
アイドル、いやプリンスだ。
そんな彼に、俺は密着出来るのだ。
コースの回りは、ギャラリーと選手を分ける白いビニール紐でセパレートされている。
選手はフェアウェイを歩き、ギャラリーはラフを歩かなければならない。
唯一、近くに寄れる場所はティグランド。
こぞってそこに多くのギャラリーが、石川遼が登場するのを今か今かと待ちわびていた。
前の組、
・尾崎将司
・川岸良兼
・片山晋呉
がティショットを打ち終えて前に進んで行った。
ついに来るか。
熱いまなざしが後ろに集まる。
最初にティグランドに姿を現したのは、近藤智弘。
続いて、中島雅生。
「わぁー!」
「きゃー!」
ひときわ喚声が大きくなった。
そう、石川遼の登場だ。
青いポロシャツを着た彼は、ピンクのサンバイザーにピンクのベルト。
そして、シューズもピンクのラインが斜めに2本入っている。
完璧だ。
完璧までのコーディネート。
コーディネートはこうでぇねえと言うくらいの完璧さだ。
さらに、ティの色までピンクだったのを俺は見逃さなかった。
スタートの10番ホールは、378YのPar4。
比較的平坦なストレートホールだ。
スプーンを持つか、ドライバーを持つか、多くの選手が分かれる中、
彼は迷わずドライバーを握った。
カメラマンが彼のティショットを捉えようと、一斉に構える。
その数、ざっと20人。
ホールマーシャルの「お静かに!」のボードが上がる。
バチコンッ!
勢いよく弾かれたボールは、瞬く間に青い空に消えて行った。
始まった。
ついに始まった。
これから続く18ホールの戦いが。
足早に前に進みだすプレーヤー達。
俺も、遅れず付いて行く。
飛んでいる。
彼のボールが一番飛んでいる。
しかし、ボールはフェアウェイの右端のラフ。
大丈夫か?石川遼!?
ここは何とか持ってくれ。
しかし、俺の思いとは全く関係なく、
抜群のアプローチで見事パーオン。
この最初のホールは、危なげなく「パー」で上がっていった。
彼が移動すると共に動く人の波。
ギャラリーが、そっくりそのまま付いていく。
その為、移動マーシャルも、
まるでSPのように彼を取り囲んで警護している。
「道を空けてください!選手が通ります!」
「選手に触らないでください!」
「カメラ、止めてください!」
と。
そして、メディアの数も半端じゃない。
カメラマンにそのアシスタント。
メモを取る人、ビデオカメラをまわす人。
それだけでも、約20人。
しかし、写されるのは石川遼の時だけ。
彼が打ち終わると共に、そのメディアが去っていく。
おい、おい。
それはちょっと露骨過ぎないか?
中日クラウンズで優勝した、近藤智弘や
中島常幸の息子の、中島雅生だっているんだぞ。
それじゃ、彼らがかわいそうじゃないか。
少しは、彼らにもカメラを向けてやれよ。
そして、たまには俺も撮ってくれよ。
そんなことを思いつつ、さらにプレイヤーについて行く。
しかし、12番ロングホールのティグランドで、
なんと、群がるカメラマンに向かって近藤智弘から
予想も出来ない言葉が飛び出たのだー!。
To be continued.
続編。予選ラウンド二日目。
「第76回 日本プロゴルフ選手権大会」
予選ラウンドの第二日目。
今日も、ここレーサムゴルフ&スパリゾートは最高の天気に恵まれた。

昨日、石川遼くん達のキャリングボード係りという大役を果たした俺は、
帰り際に担当者からこう言われた。
「明日は、移動マーシャル係りになっているんですが、
ちょっと変更してもいいですか?」
えっ、変更?
「はい。でも6時半集合でしたけど、
10時までに来てくれればいいですから。
よろしくお願いしますネ!」
モーむすのメンバーにいそうな雰囲気のその女性は、
ニコッと微笑みながらそう言った。
「まあ、ゆっくり休めるからイイかっ。」
まるで、スルメいかのようにひらひらのヘロヘロになっていた俺は、
早くこの疲れた身体を癒したかったので、何も考えずそのまま帰ったが・・・。
でも・・・。
明日は何をやるのだろう?
「おはよーございますっ。
今日も、ヨロシクお願いします!」
「あっ、おはようございます。
今日も、昨日と同じでお願いしますネ!」
なにっ?
昨日と同じ?
ってことは、また石川遼くん担当なのかー!?
ラッキー!
「遼くんはもうスタートしちゃいましたので、
午後スタートの組をお願いしますっ!」
ズルっ。
思わず、ズッコケてしまったじゃないかっ。
なに何?
午後スタートのどの組に付くんだ?
「えー、ではミーティングをしますので集まってください~」
今日は、俺を入れて4人のメンバーが集まった。
昨日もいた人が一人と、後はニューフェイスのおじさん二人だ。
「今日付いてもらう組は、午後アウトスタートの28、29、30そして33組です。」
28組
・ドンファン
・久保谷健一
・武藤俊憲
29組
・横尾要
・丸山大輔
・佐藤信人
30組
・藤田寛之
・宮里優作
・深堀圭一郎
そして、33組
・手嶋多一
・宮里聖志
・Cサリバン
この組み合わせから選ぶとしたら、
前回のツアー、パインバレー北京オープン優勝者の藤田寛之と、
宮里藍ちゃんのお兄ちゃん宮里優作と、
去年まで選手会長をやっていた深堀圭一郎がいる
30組しかないだろう。
どう考えても。
「では今日も、ジャンケンで付く組を決めるということで。」
やっぱり、そうきたか!
これも、負けるわけにはいかないゼ!
「じゃあ、重なりそうな所を先に決めましょうか?
30組をやりたい人?」
「はいっ!」「はい」
俺の他にも声がした。
うっ。また、おじさんとの対決になるのかっ!?
ここでコッソリ打ち明けよう。
実は俺、
”じゃんけん無敵の法則”を知っているのだー!
わーはっはっは。
今日ももちろん、ゲットだぜ~!
「最初は、グーで行きましょか。」
とおじさんが言った。
キランっ。
最初がグーなら、もう勝ったも同然だぜ。
さぁーいしょーは、グー。
じゃーんけーん、ポン
また、勝負は一発で決まった。
俺は、ぱー。
そして相手は、
グー。
ふっふっふ。
だから、言っただろう?
「俺にさわるとヤケドするゼって」
今日も、スペシャルゲットですー!

という事で、また意気揚々と出掛ける俺。
この後の、とんでもない出来事が起きることすら予想もせずに。
さらに詳しくは、別レポート「アマゴルファーが見た!プロゴルフツアーの真実」を待て。
さて、無事に全ての業務が終了しました。
そして、今日の戦利品です。

↑ 藤田寛之プロ使用ボール
こちらは、

↑ 深堀圭一郎プロ使用ボール
最後、18番ホールアウト後に、
キャディさんから頂きました。
うれしー!
予選ラウンドの第二日目。
今日も、ここレーサムゴルフ&スパリゾートは最高の天気に恵まれた。

昨日、石川遼くん達のキャリングボード係りという大役を果たした俺は、
帰り際に担当者からこう言われた。
「明日は、移動マーシャル係りになっているんですが、
ちょっと変更してもいいですか?」
えっ、変更?
「はい。でも6時半集合でしたけど、
10時までに来てくれればいいですから。
よろしくお願いしますネ!」
モーむすのメンバーにいそうな雰囲気のその女性は、
ニコッと微笑みながらそう言った。
「まあ、ゆっくり休めるからイイかっ。」
まるで、スルメいかのようにひらひらのヘロヘロになっていた俺は、
早くこの疲れた身体を癒したかったので、何も考えずそのまま帰ったが・・・。
でも・・・。
明日は何をやるのだろう?
「おはよーございますっ。
今日も、ヨロシクお願いします!」
「あっ、おはようございます。
今日も、昨日と同じでお願いしますネ!」
なにっ?
昨日と同じ?
ってことは、また石川遼くん担当なのかー!?
ラッキー!
「遼くんはもうスタートしちゃいましたので、
午後スタートの組をお願いしますっ!」
ズルっ。
思わず、ズッコケてしまったじゃないかっ。
なに何?
午後スタートのどの組に付くんだ?
「えー、ではミーティングをしますので集まってください~」
今日は、俺を入れて4人のメンバーが集まった。
昨日もいた人が一人と、後はニューフェイスのおじさん二人だ。
「今日付いてもらう組は、午後アウトスタートの28、29、30そして33組です。」
28組
・ドンファン
・久保谷健一
・武藤俊憲
29組
・横尾要
・丸山大輔
・佐藤信人
30組
・藤田寛之
・宮里優作
・深堀圭一郎
そして、33組
・手嶋多一
・宮里聖志
・Cサリバン
この組み合わせから選ぶとしたら、
前回のツアー、パインバレー北京オープン優勝者の藤田寛之と、
宮里藍ちゃんのお兄ちゃん宮里優作と、
去年まで選手会長をやっていた深堀圭一郎がいる
30組しかないだろう。
どう考えても。
「では今日も、ジャンケンで付く組を決めるということで。」
やっぱり、そうきたか!
これも、負けるわけにはいかないゼ!
「じゃあ、重なりそうな所を先に決めましょうか?
30組をやりたい人?」
「はいっ!」「はい」
俺の他にも声がした。
うっ。また、おじさんとの対決になるのかっ!?
ここでコッソリ打ち明けよう。
実は俺、
”じゃんけん無敵の法則”を知っているのだー!
わーはっはっは。
今日ももちろん、ゲットだぜ~!
「最初は、グーで行きましょか。」
とおじさんが言った。
キランっ。
最初がグーなら、もう勝ったも同然だぜ。
さぁーいしょーは、グー。
じゃーんけーん、ポン
また、勝負は一発で決まった。
俺は、ぱー。
そして相手は、
グー。
ふっふっふ。
だから、言っただろう?
「俺にさわるとヤケドするゼって」
今日も、スペシャルゲットですー!

という事で、また意気揚々と出掛ける俺。
この後の、とんでもない出来事が起きることすら予想もせずに。
さらに詳しくは、別レポート「アマゴルファーが見た!プロゴルフツアーの真実」を待て。
さて、無事に全ての業務が終了しました。
そして、今日の戦利品です。

↑ 藤田寛之プロ使用ボール
こちらは、

↑ 深堀圭一郎プロ使用ボール
最後、18番ホールアウト後に、
キャディさんから頂きました。
うれしー!
生レポート!予選ラウンド初日
やってきたぜー!
第76回 日本プロゴルフ選手権大会。
ここは、ボランティア&ギャラリーの駐車場になっているJR安中榛名駅前。

ここから、競技会場の「レーサム ゴルフ&スパ リゾート(旧カントリープレス)」に向かう。
山間を進むシャトルバス。
前方に、なにやら看板が見えてきた。

おぉ~。
ついに着いたか、今日の俺の晴れ舞台の地。

さらにバスはドンドン進む。

ついに、クラブハウスも見えてきた。

回りには、既に各ゴルフメーカーのサービスカーが取り囲んでいた。

そして俺は、ボランティア本部に足を進める。

ここで、今日の業務内容が明らかになるだろう。
まずは、差し出された弁当で腹を満たす。

わぉ。
ソース鳥カツ丼か。
結構美味いね、これっ。
さて、確か俺の仕事は「キャリングボード係り」だよな?
一体、どこの組について回るんだ?
掲示板に色んな指示が書き込まれている。

「え~。では、打ち合わせをしますので集まってください」
俺と同じく、キャリングボード係りが5人集まった。
「それでは、今日6人の方に5組に付いてもらいます。」
うん?
6人で5組?
人数が合わないじゃないか?
どういうことだ?
「キャリングボードが付く組は、INスタートの後半5組。
39番から43番までです。」
つかさず、組み合わせ表を確認する。
39組
・伊沢利光
・SKホ
・谷原秀人
40組
・尾崎健夫
・谷口徹
・宮本勝昌
41組
・尾崎将司
・川岸良兼
・片山晋呉
42組
・近藤智弘
・中島雅生
・石川遼
43組
・星野英正
・広田悟
・Cパリー
「え~。一組にキャリングボート一つですが、42組の石川遼くんが居るところだけ
二人付くことになりますので。」
そうか、やっぱりそうなのか。
確かに、今日のギャラリーをざっと数えても
3千人くらいは来ているよな?
もちろんこれは、”遼くん効果”のお陰だろう。
「それでですが、どの組に誰が付いてもらうかは、立候補にしたいと思うのですが・・・。
たぶん重なると思うので、その場合はジャンケンで決めるということで。」
なにっー?立候補!?
しかも、多い所はジャンケンで決めるだとー!
まわりの5人の目が、キラッと一斉に光った。
今日のメンバーを見てみると、年配の方がほとんど。
どうやら、俺がこの中で一番年下のようだ。
ということなら、人生の先輩達に権利を譲って
俺は控えめにして・・・・・。
なっワケないだろー!
やってやる!この勝負!!
例え、大先輩達が相手だろうと。
もう、負けるわけにはいかないサ!
絶対に、石川遼くんのいる42組を勝ち取ってやるぜ!!
「では、希望者は手を上げてくださいね。
39組をやりたい人?」
「あっ、私空いたところでいいですよ。」
一人のおじさんが手を挙げた。
どうやら、戦争に巻き込まれたくなかったようだ。
「では、40組?」
「はい。」
また、別のおじさんが手を挙げた。
不戦勝か。
俺の気迫溢れる眼差しに、きっと恐れを成したのだろう。
「じゃあ、41組?
これもかなりイイ組み合わせですよ?」
シーン・・・。
静まり返っている・・・。
まだ、誰も手を挙げる様子がない。
確かに、この41組の組み合わせも面白いよな。
ジャンボと片山が、どんな勝負を繰り広げるのか
間近で見てみたい気もする。
どうしよう?
今ここで手を挙げれば、確実に俺がGETすることが出来る。
もし、この後の勝負に負けて、43組なんかなった日には
きっと涙を流しながらキャリングボードを持っているだろう。
だって、知っているプロも全然いないし。
手を、挙げちゃおうかなぁ~。
「じゃあ、私やりますよ。」
また、違うおじさんが名乗り出た。
あっ、やられた!
安全パイを握ったな。
ということは、
もう、
この後、
ジャンケン対決決定だぁぁぁーーー!
相手のおじさんも、ヤル気が満々。
ヨォーシ!なんて腕を振っている。
俺だって、気合十分サ!
じゃあ、負けず腰をふってやれ。
フリフリ!
「最初は、グーで行くよ!」
さぁーいしょーは、グー。
じゃーんけーん、ポン
勝負は、一発で決まった。
俺は、ぱー。
そして相手は、
グー。
「勝った・・・。」
やったー、やったー、
ヤッターマ~ン!
見事、
石川遼くん達のキャリングボード係りをGETしましたー!

この後、過酷な長い戦いが待っているとも知らずに
ハシャギまくる俺。
予想も出来ない展開と、
そして、驚くべきドラマがこれから始まる・・・。
詳しくは、別レポート「実録!プロゴルフツアーの舞台裏」を
待て。
明日は、予選ラウンド2日目のレポートをお届けしますっ。
第76回 日本プロゴルフ選手権大会。
ここは、ボランティア&ギャラリーの駐車場になっているJR安中榛名駅前。

ここから、競技会場の「レーサム ゴルフ&スパ リゾート(旧カントリープレス)」に向かう。
山間を進むシャトルバス。
前方に、なにやら看板が見えてきた。

おぉ~。
ついに着いたか、今日の俺の晴れ舞台の地。

さらにバスはドンドン進む。

ついに、クラブハウスも見えてきた。

回りには、既に各ゴルフメーカーのサービスカーが取り囲んでいた。

そして俺は、ボランティア本部に足を進める。

ここで、今日の業務内容が明らかになるだろう。
まずは、差し出された弁当で腹を満たす。

わぉ。
ソース鳥カツ丼か。
結構美味いね、これっ。
さて、確か俺の仕事は「キャリングボード係り」だよな?
一体、どこの組について回るんだ?
掲示板に色んな指示が書き込まれている。

「え~。では、打ち合わせをしますので集まってください」
俺と同じく、キャリングボード係りが5人集まった。
「それでは、今日6人の方に5組に付いてもらいます。」
うん?
6人で5組?
人数が合わないじゃないか?
どういうことだ?
「キャリングボードが付く組は、INスタートの後半5組。
39番から43番までです。」
つかさず、組み合わせ表を確認する。
39組
・伊沢利光
・SKホ
・谷原秀人
40組
・尾崎健夫
・谷口徹
・宮本勝昌
41組
・尾崎将司
・川岸良兼
・片山晋呉
42組
・近藤智弘
・中島雅生
・石川遼
43組
・星野英正
・広田悟
・Cパリー
「え~。一組にキャリングボート一つですが、42組の石川遼くんが居るところだけ
二人付くことになりますので。」
そうか、やっぱりそうなのか。
確かに、今日のギャラリーをざっと数えても
3千人くらいは来ているよな?
もちろんこれは、”遼くん効果”のお陰だろう。
「それでですが、どの組に誰が付いてもらうかは、立候補にしたいと思うのですが・・・。
たぶん重なると思うので、その場合はジャンケンで決めるということで。」
なにっー?立候補!?
しかも、多い所はジャンケンで決めるだとー!
まわりの5人の目が、キラッと一斉に光った。

今日のメンバーを見てみると、年配の方がほとんど。
どうやら、俺がこの中で一番年下のようだ。
ということなら、人生の先輩達に権利を譲って
俺は控えめにして・・・・・。
なっワケないだろー!
やってやる!この勝負!!
例え、大先輩達が相手だろうと。
もう、負けるわけにはいかないサ!
絶対に、石川遼くんのいる42組を勝ち取ってやるぜ!!
「では、希望者は手を上げてくださいね。
39組をやりたい人?」
「あっ、私空いたところでいいですよ。」
一人のおじさんが手を挙げた。
どうやら、戦争に巻き込まれたくなかったようだ。
「では、40組?」
「はい。」
また、別のおじさんが手を挙げた。
不戦勝か。
俺の気迫溢れる眼差しに、きっと恐れを成したのだろう。
「じゃあ、41組?
これもかなりイイ組み合わせですよ?」
シーン・・・。
静まり返っている・・・。
まだ、誰も手を挙げる様子がない。
確かに、この41組の組み合わせも面白いよな。
ジャンボと片山が、どんな勝負を繰り広げるのか
間近で見てみたい気もする。
どうしよう?
今ここで手を挙げれば、確実に俺がGETすることが出来る。
もし、この後の勝負に負けて、43組なんかなった日には
きっと涙を流しながらキャリングボードを持っているだろう。
だって、知っているプロも全然いないし。
手を、挙げちゃおうかなぁ~。
「じゃあ、私やりますよ。」
また、違うおじさんが名乗り出た。
あっ、やられた!
安全パイを握ったな。
ということは、
もう、
この後、
ジャンケン対決決定だぁぁぁーーー!
相手のおじさんも、ヤル気が満々。
ヨォーシ!なんて腕を振っている。
俺だって、気合十分サ!
じゃあ、負けず腰をふってやれ。
フリフリ!
「最初は、グーで行くよ!」
さぁーいしょーは、グー。
じゃーんけーん、ポン
勝負は、一発で決まった。
俺は、ぱー。
そして相手は、
グー。
「勝った・・・。」
やったー、やったー、
ヤッターマ~ン!
見事、
石川遼くん達のキャリングボード係りをGETしましたー!

この後、過酷な長い戦いが待っているとも知らずに
ハシャギまくる俺。
予想も出来ない展開と、
そして、驚くべきドラマがこれから始まる・・・。
詳しくは、別レポート「実録!プロゴルフツアーの舞台裏」を
待て。
明日は、予選ラウンド2日目のレポートをお届けしますっ。
ついに始まる
明日から、第76回日本プロゴルフ選手権大会が始まる。
ボランティアで参加する俺は、全て初めて。
プロの競技を間近で見るのも、ツアーの運営に携わるのも。
そう、初体験なのだ。
うふ
という事で、届いた資料”ボランティア参加に関する諸注意”を読み返してみた。
俺の仕事は、予選ラウンドの二日間。
15日(木)は、キャリングボード係り。そして、16日(金)は移動マーシャルを仰せつかっている。
キャリングボードとは、
「スコアラー(マーカー)と一緒に動き、スコアの変動に伴いキャリングボードのスコア部分を差し換える業務。」
らしい。
さらに、
「マーカー同様、テレビに映る可能性が高いことから見映え、姿勢が非常に大切。」
と言うことだ。
なに?
姿勢が大切?
それなら、大丈夫だ。
マナー講師でもあるエド・はるみにしっかり教えてもらった。
ユーチューブで。
「ベリーぐぅ~!」
そして移動マーシャルとは、
その名の通りマーシャルを使っての報告・連絡・運搬業務がメインだろう。
「ほう・れん・そう」ならぬ「ほう・れん・ぱん」だ。
うん?
ほうれんパン?
一体、どんなパンだ??
ほうれん草の入った、焼きたてか?
「オリーブ~!」
みたいな。
”諸注意2”には、こう書かれている。
1、会場内でのサインを求める行為は禁止となります。
じゃあ、サインを求められる場合はオッケーだな?
2、カメラの持ち込みは禁止。
スターの俺には、必要ないぜ。
3、期間中はクラブハウスには入場できません。
4、貴重品は必ず身に付けてください。
5、トイレは仮設もしくは指定トイレをご利用ください。
そうか、分かった。
6、無断欠席は他のボランティアの方の迷惑になります。
そりゃーそうだ。
7、宿泊・交通費は自己負担となります。
って言うか、ボランティアだから当然だろう。
まあ世の中には、「何でボランティアには手当てが出ないんだ!」と騒ぐヤツもいるらしいからな。
しがない世の中だぜ。
さてと、準備は万端だ。
後は、朝寝坊しないようにちゃんと起きられますように
ボランティアで参加する俺は、全て初めて。
プロの競技を間近で見るのも、ツアーの運営に携わるのも。
そう、初体験なのだ。
うふ

という事で、届いた資料”ボランティア参加に関する諸注意”を読み返してみた。
俺の仕事は、予選ラウンドの二日間。
15日(木)は、キャリングボード係り。そして、16日(金)は移動マーシャルを仰せつかっている。
キャリングボードとは、
「スコアラー(マーカー)と一緒に動き、スコアの変動に伴いキャリングボードのスコア部分を差し換える業務。」
らしい。
さらに、
「マーカー同様、テレビに映る可能性が高いことから見映え、姿勢が非常に大切。」
と言うことだ。
なに?
姿勢が大切?
それなら、大丈夫だ。
マナー講師でもあるエド・はるみにしっかり教えてもらった。
ユーチューブで。
「ベリーぐぅ~!」
そして移動マーシャルとは、
その名の通りマーシャルを使っての報告・連絡・運搬業務がメインだろう。
「ほう・れん・そう」ならぬ「ほう・れん・ぱん」だ。
うん?
ほうれんパン?
一体、どんなパンだ??
ほうれん草の入った、焼きたてか?
「オリーブ~!」
みたいな。
”諸注意2”には、こう書かれている。
1、会場内でのサインを求める行為は禁止となります。
じゃあ、サインを求められる場合はオッケーだな?
2、カメラの持ち込みは禁止。
スターの俺には、必要ないぜ。
3、期間中はクラブハウスには入場できません。
4、貴重品は必ず身に付けてください。
5、トイレは仮設もしくは指定トイレをご利用ください。
そうか、分かった。
6、無断欠席は他のボランティアの方の迷惑になります。
そりゃーそうだ。
7、宿泊・交通費は自己負担となります。
って言うか、ボランティアだから当然だろう。
まあ世の中には、「何でボランティアには手当てが出ないんだ!」と騒ぐヤツもいるらしいからな。
しがない世の中だぜ。
さてと、準備は万端だ。
後は、朝寝坊しないようにちゃんと起きられますように

結果発表
「 ♪ わたし 待ぁ~つぅ~わ いつまでも 待ぁ~つぅ~わ~
たとえ貴方が 振ーり向いて くれなくとぉも~ ♪ 」
あみんが歌っていた。
せつない気持ちを歌っていた。
今の俺の頭の中で、すっとこの歌が鳴り響いている。
「 ♪ おれも 待ぁ~つぅ~よ いつまでも 待ぁ~つぅ~よ
たとえ参加の 電話が こなくとぉも~ ♪ 」
第78回 日本プロゴルフ選手権大会の
ボランティアとして申し込んだ俺。
折り返し電話をくれると言いながら、
いつまで経っても電話がこない。
一体、どうしたと言うのか?
何か、俺が悪いことでもしたと言うのか?
この間、人のビールに黙って日本酒を混ぜたのがいけなかったのか?
いや、それとも、
人のタバコを一本抜き出し、シケモクみたいにクシャッと折って
「次元大介だぜ!」とこっそり戻しておいたのバレたと言うのか?
なぜなんだ?
どうして電話が来ないのか?
もう、いてもたってもいられなくなった俺は、
再び、日本プロゴルフ選手権ボランティア事務局に電話を掛けた。
プルルルルル。プルルルルル。
「あ、もしもし~。先ほど電話を掛けたものですけどぉ、
ボランティアの件はどうなったんでしょうか?」
「すみません。今、担当の者と換わりますね」
ピロピロ~ピロピロ~。
保留音が鳴っている。
ドックン。ドックン。
俺の鼓動も鳴っている。
「もしもし~。お電話換わりました。
ボランティアの件ですよね?」
「あっはい・・・」
「えー、実はぁ、
お申し込み頂いたのが、締切りを過ぎた後だったのもので、
少し連絡するのが遅くなってしまったんですけど・・・。」
えっ!
と言う事は、
まさか・・・!?
「一応、参加していただくと言うことでお願いいたします。」
「うん? 今、何て言いました?
参加でオッケーと言うことなんですよね?」
「えぇ。
多分近日中には、詳しい内容が書いてある書類が届くと思いますので。
もし、何か分からないこととかありましたら、またお電話をください。」
ガチャリ。ツーツー。
そう言って、電話が切れた。
参加OK
参加OK
参加OK
やったー!
ランらランらラン!ランらんらん!
おっとイケねぇ。
思わずスキップしてしまったぜ。
まぁ、
なんて言っても、
俺は「アマゴルファー・むら」だしな。
参加するのは当然のことだろう。
これでついに、メジャーデビューだ。
でも、どうしよう?
これ以上、有名になったらどうしよう?
黄色い声援に囲まれちゃたら、ちょっと困っちゃうな。
「きゃー!むらさんよ、むらさん!
素敵ー!こっち向いてー!」
ファンクラブなんか、出来ちゃったりして。
ムフフフフフ。
しかし、これならイイが、
ブーイングの嵐にならないように注意しよう・・・。
たとえ貴方が 振ーり向いて くれなくとぉも~ ♪ 」
あみんが歌っていた。
せつない気持ちを歌っていた。
今の俺の頭の中で、すっとこの歌が鳴り響いている。
「 ♪ おれも 待ぁ~つぅ~よ いつまでも 待ぁ~つぅ~よ
たとえ参加の 電話が こなくとぉも~ ♪ 」
第78回 日本プロゴルフ選手権大会の
ボランティアとして申し込んだ俺。
折り返し電話をくれると言いながら、
いつまで経っても電話がこない。
一体、どうしたと言うのか?
何か、俺が悪いことでもしたと言うのか?
この間、人のビールに黙って日本酒を混ぜたのがいけなかったのか?
いや、それとも、
人のタバコを一本抜き出し、シケモクみたいにクシャッと折って
「次元大介だぜ!」とこっそり戻しておいたのバレたと言うのか?
なぜなんだ?
どうして電話が来ないのか?
もう、いてもたってもいられなくなった俺は、
再び、日本プロゴルフ選手権ボランティア事務局に電話を掛けた。
プルルルルル。プルルルルル。
「あ、もしもし~。先ほど電話を掛けたものですけどぉ、
ボランティアの件はどうなったんでしょうか?」
「すみません。今、担当の者と換わりますね」
ピロピロ~ピロピロ~。
保留音が鳴っている。
ドックン。ドックン。
俺の鼓動も鳴っている。
「もしもし~。お電話換わりました。
ボランティアの件ですよね?」
「あっはい・・・」
「えー、実はぁ、
お申し込み頂いたのが、締切りを過ぎた後だったのもので、
少し連絡するのが遅くなってしまったんですけど・・・。」
えっ!
と言う事は、
まさか・・・!?
「一応、参加していただくと言うことでお願いいたします。」
「うん? 今、何て言いました?
参加でオッケーと言うことなんですよね?」
「えぇ。
多分近日中には、詳しい内容が書いてある書類が届くと思いますので。
もし、何か分からないこととかありましたら、またお電話をください。」
ガチャリ。ツーツー。
そう言って、電話が切れた。
参加OK
参加OK
参加OK
やったー!
ランらランらラン!ランらんらん!
おっとイケねぇ。
思わずスキップしてしまったぜ。
まぁ、
なんて言っても、
俺は「アマゴルファー・むら」だしな。
参加するのは当然のことだろう。
これでついに、メジャーデビューだ。
でも、どうしよう?
これ以上、有名になったらどうしよう?
黄色い声援に囲まれちゃたら、ちょっと困っちゃうな。
「きゃー!むらさんよ、むらさん!
素敵ー!こっち向いてー!」
ファンクラブなんか、出来ちゃったりして。
ムフフフフフ。
しかし、これならイイが、
ブーイングの嵐にならないように注意しよう・・・。
無謀な挑戦
いつも通りに練習場に足を運んだ俺は、
フト、あるチラシに目が止まった。
「第76回 日本プロゴルフ選手権大会
ボランティアスタッフ募集のお知らせ」
なに?
プロゴルフ選手権大会だと!?
プロゴルフって言えば、あの「プロゴルフ」のことだよな?
片山晋呉とか、谷口徹とか、ハニカミ王子の石川遼くんたちのことだよな?
そのチラシが、何でこんなところにチラシが置いてあるんだ??
「ボランティアスタッフ募集のお知らせ」
えっ?
ボランティアスタッフだと!?
と言う事は・・・、
もしかして・・・・・、
大会に出れるっていうことなのかっ!?
こっこんなラッキーなことはないぜ!
ゴルフを始めてまだ1年しか経っていないが、
まさか、こんなに早くメジャーの道が開かれるとは思ってもみなかった。
やっぱり、今まで努力した甲斐があったってもんだ。
でも、一体どこでやるんだろう?
「会場 プレスカントリークラブ」(群馬県安中市)
ホームページ
なっ、なんだとー!
群馬県なんて言えば、長野県の隣だぜ!
しかも、安中市なんて高速を使えば2時間で行けちゃうよ。
これは・・・、
もう・・・・・、
行くしかないじゃないかー!!
という事で、
早速申し込み用紙をFAXで送った。
住所を書いて、
名前を書いて、
連絡先を記入して、
うん?
ゴルフ暦は書かなくてもいいのか?
どうやら、必要ないらしい。
おっ?
ボランティア業務の希望日も書けるのか?
じゃあ、決勝ラウンドでといきたい所だけど、
5月の17、18日の土日は、あいにくちょっと都合が悪いな。
しょーがない。
15日、16日の木金ならいいだろう。
予選ラウンド希望と書いておくか。
ほぉ~。
業務内容の希望も書けるのか?
それならもちろん、
アウト最終組スタートでだろう。
まあ、
でも、
初戦になるから、
「キャリングボード係り」を一番希望にして、
「移動マーシャル係り」を2番希望にしておくか。
「ドライビングディスタンス係り」ってもの捨てがたいけど。
よしっ。
これで、
あとは、
申し込み結果を待つだけだ。
遅くても、4月中には連絡をくれると書いてあるしな。
まあ、間違っても、
俺が落選するわけないしな。
時は流れて、
5月の初日。
あれ?
何かおかしいな?
ちょっと前に申し込んだ、
日本プロゴルフ選手権大会ボランティアスタッフ募集
の連絡が、未だにこないな。
もう、4月も終わって5月に入っているというのに。
それなら、直接会場に電話して聞いちゃえ。
トゥルルルル。トゥルルルル。
「あっもしもし~
日本プロゴルフ選手権に申し込んだ者ですけど~
参加の連絡がこないんですけど、どうなっているんでしょうか~?」
電話に出た女性は、
「担当はPGAですので、折り返しお電話しますね。」
と言った。
しかし、
この後の電話が、
俺の人生を左右することになるとは、
今の俺には知る由もなかった・・・。
To be continued.
フト、あるチラシに目が止まった。
「第76回 日本プロゴルフ選手権大会
ボランティアスタッフ募集のお知らせ」
なに?
プロゴルフ選手権大会だと!?
プロゴルフって言えば、あの「プロゴルフ」のことだよな?
片山晋呉とか、谷口徹とか、ハニカミ王子の石川遼くんたちのことだよな?
そのチラシが、何でこんなところにチラシが置いてあるんだ??
「ボランティアスタッフ募集のお知らせ」
えっ?
ボランティアスタッフだと!?
と言う事は・・・、
もしかして・・・・・、
大会に出れるっていうことなのかっ!?
こっこんなラッキーなことはないぜ!
ゴルフを始めてまだ1年しか経っていないが、
まさか、こんなに早くメジャーの道が開かれるとは思ってもみなかった。
やっぱり、今まで努力した甲斐があったってもんだ。
でも、一体どこでやるんだろう?
「会場 プレスカントリークラブ」(群馬県安中市)
ホームページ
なっ、なんだとー!
群馬県なんて言えば、長野県の隣だぜ!
しかも、安中市なんて高速を使えば2時間で行けちゃうよ。
これは・・・、
もう・・・・・、
行くしかないじゃないかー!!
という事で、
早速申し込み用紙をFAXで送った。
住所を書いて、
名前を書いて、
連絡先を記入して、
うん?
ゴルフ暦は書かなくてもいいのか?
どうやら、必要ないらしい。
おっ?
ボランティア業務の希望日も書けるのか?
じゃあ、決勝ラウンドでといきたい所だけど、
5月の17、18日の土日は、あいにくちょっと都合が悪いな。
しょーがない。
15日、16日の木金ならいいだろう。
予選ラウンド希望と書いておくか。
ほぉ~。
業務内容の希望も書けるのか?
それならもちろん、
アウト最終組スタートでだろう。
まあ、
でも、
初戦になるから、
「キャリングボード係り」を一番希望にして、
「移動マーシャル係り」を2番希望にしておくか。
「ドライビングディスタンス係り」ってもの捨てがたいけど。
よしっ。
これで、
あとは、
申し込み結果を待つだけだ。
遅くても、4月中には連絡をくれると書いてあるしな。
まあ、間違っても、
俺が落選するわけないしな。
時は流れて、
5月の初日。
あれ?
何かおかしいな?
ちょっと前に申し込んだ、
日本プロゴルフ選手権大会ボランティアスタッフ募集
の連絡が、未だにこないな。
もう、4月も終わって5月に入っているというのに。
それなら、直接会場に電話して聞いちゃえ。
トゥルルルル。トゥルルルル。
「あっもしもし~
日本プロゴルフ選手権に申し込んだ者ですけど~
参加の連絡がこないんですけど、どうなっているんでしょうか~?」
電話に出た女性は、
「担当はPGAですので、折り返しお電話しますね。」
と言った。
しかし、
この後の電話が、
俺の人生を左右することになるとは、
今の俺には知る由もなかった・・・。
To be continued.
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