スイング動作の理解

アマゴルファー・むら

2014年10月06日 20:00

今までの6年間、
「100切り」したのはたった一回だった俺が、
今年に入って既に2回の100切りを達成した俺は、

「なぜ、スコアが良くなってきたのか?」

を自問自答していた。


ほぼ毎日の様に練習をして、
ゴルフスクールにも通い、
ティーチングプロのレッスンを受け、
月に2回のラウンドをこなし、
本を読み雑誌をチェックし、
レッスンDVDを買って常に「シングルプレイヤー」を目指して練習を続けた6年間だったが、
上達するどころかますます下手になって行く姿に
「もう、ゴルフは諦めた方がいいかも知れない・・・」と、
能力の限界を感じることも多かった。

しかし、今年に入って既に2回の100切り。
しかも、そのうち1回はバックティーでのプレーで達成することが出来た。

今まで、目も当てられない成績ばかりを記録していた俺が、
どうして、100の壁を乗り越えられたのか?
右に左に大曲りしていたドライバーショットが、
なぜ真っ直ぐ飛ぶようになったのか?
その理由は一体どこにあるのか?を考えていた。


スイング自体を変えたのか?

いや、
そんな事はない。

今までと同じく渾身のフルショットを続けている。

では、コースマネジメントを変えたのか?

いや、今までと変わらず
フェアウェイのど真ん中、グリーンでは「ベタピン」を狙っている。

では、ショートゲームの
「アプローチ&パター」が良くなったのか?

いいや、そんなことも無い!
そこそこのアプローチショットに、
「3パットは絶対に打たない!」という気合があるだけだ。

じゃあ、一体何が俺のゴルフを良くしていると言うのだろうか?


「もしかして、この理論が正しいのかもしれないぞ・・・?」

特に、右に左へ大曲りのドライバーショットを繰り返していた俺は、
スイングに関しての「ある一つの理論」を導き出していた。

それは、

「手を使うと左への引っかけフックボールが多くなり、
身体を使うと右へのスライスボールが出る」


という理論だった。


以前から、数々のレッスンプロたちに
「手振りになっていますね。」
とか、
「もっと下半身を使ってスイングしましょう」
と言われてきたが、その意味がイマイチ理解できずにいた俺。

「手振り」と言われれば腰だけを使い、
「下半身を動かし過ぎ」だと言われれば、腕を振る事だけ考えてスイングしてきたが、
最近では、その言葉の真意が
「身体と腕とクラブを同時に動かす」という意味ではないか?
と思い始めていた。

そして、この
「三位一体で動かす」事を意識してスイングすると、
なぜか高確率でナイスショットが飛び出している事実が
膨大な「むら反省ノート」のデータから導き出されたのであった。

そして、この「ナイスショット」の繰り出される為には、
・アドレス
・グリップ
・ポスチャー

「基本動作」が全て整っている事が大前提になっているのを
当然忘れることが出来ない。

となれば、
もしこの「むらスイング理論」が正しいとすれば、
俺がこれから集中して取り組む練習はコレしかない!


「気持ち良くクラブを振り抜いていく事」

バランスを良く、
リズムを整えて、
タイミングを合わせてスイングする事を
ひたすら身に付けるだけだ!


「でもコレって、
俺、昔から言ってなかったけ?」



結局、以前と変わらず
昔のままのなぁ~にも変わっていない俺が
そこに出現していただけだったのである。


そして俺は、
遂にあと一週間後に迫った「むらコンペ」
闘志を燃やしていくのだった・・・。

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