ホールインワンパーティー

アマゴルファー・むら

2012年04月24日 12:52



ゴルフシーズンが始まったばかりだが、
早くもコンペがあった。


このコンペ、去年初めて参加させてもらったのだが、
なんとそこで「ホールインワン」が出た。

もちろん俺がエースを出した訳じゃないが、
その「記念パーティー」をコンペ前日に行うという事で、
信州の真ん中、諏訪市まで出掛けて行った。





宿泊してのゴルフは俺も初めての経験だが、
「ホールインワンパーティー」に出席することだってゴルフ人生初めてのこと。

ゴルフが出来る上にタダ酒が飲めるだなんて
もう、最高ーじゃないか。
参加者一同、夜が更けても大いに盛り上がって行ったのだった。








今回のコンペ会場は、「諏訪レイクヒルカントリークラブ」
諏訪湖を見下ろす山の上にあるゴルフ場。
全27ホールある山岳コースだ。

俺は、意識がハッキリしない頭と日本酒の匂いがする身体を引きずって、
クラブハウスにチェックインした。








当日の天気は曇り。
そして、午後から晴れてくるという俺に取っては絶好のコンディション。

真っ直ぐ歩いているが何故か足元がフラつく中で、
朝から眩しい太陽の光を浴びせられたんじゃ
きっとゴルフどころじゃないだろう。

ハーフ回れば、俺の体調も回復するさ。

とりあえず、芝の感触を掴んでおくために
練習グリーンに向かって行った。







このコンペ。
その業界の中ではもう何年も前から続いている歴史あるコンペだった。
なので、当然参加者も多いしゴルフ上級者もたくさんいる。

90台、80台のスコアは当たり前の様に出すし、
中には70台のシングルプレイヤーもいる。

実は俺。
今回無理を言って、「シングルの人と同組」になるようにお願いしてあったのだ。

ゴルフ上級者と一緒にラウンドした事がない俺にとっては、
これが唯一のチャンスかも知れない。

もしこのチャンスを逃せば、
もう二度とラウンドする機会が訪れないと言う危機感の中、
このコンペを使って「シングルの技」を盗んでやると密かに心に決めていた。

そうさ。
そのアドレス、ルーティン、スイング、コースマネジネンント、パッティングの全てを見て、
「俺と一体何が違うのか?」見つけてやるぜー!


気合いの割にはトローンとした目つきで、
俺は、スタートホールを見つめたのだった・・・。






To be continued


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