灯台下暗し
「自分をゼロから見つめ直す」
そう決めて全てをリセットする事を決心した俺。
これまでに身体にインストールしてきた
・スイング
・知識
・考え方
など、
俺の神経細胞に刻み込まれている
「ゴルフ」と言う文字を全部取り除き、
生まれたての純真無垢なピュアで真っ新な状態にする作業が、
「自分を見つめ直す」という事だが、
しかし、この作業が、
どれだけの苦痛を伴うのかは、
きっと誰もが分かっているだろう。
・あんな言葉を言わなければよかった・・・
・もっと気持ちを理解してあげればよかった・・・
・面倒くさがらずにしっかり話を聞いてあげればよかった・・・
・日々のちょっとした変化にも気付くべきだった・・・
・自分の本当の気持ちもストレートに表現すればよかった・・・
こんな後悔がやってきた時
意外には、
自分を見つめ直すなんて誰もする事がないのは、
それだけ、
「痛み」と
「悲しみ」が
巨大である証拠なのだ。
「でも、自分を見つめ直すって、
一体どこから手を付けていいのか・・・?」
俺は、膨大な作業量に圧倒されて戸惑っていた。
もしこれが、机の上に積まれた書類の山だったら、
明らかに
「労災認定される案件」になることは間違いない。
思わず電話に手に取り、
「あの~、すみません。ウチの会社「ブラック」だと思うんですけどっ。」
と労基署に相談するところだった。
「やっぱり、手始めはココからか・・・?」
俺は、
自分を見つめ直す最初のステップに行動を移した。
この紙袋の中には、
「大切なもの」が入っている。
まずは、ここからが自分を見つめ直す第一歩なのだ!
そして俺は、
紙袋の中の
「大切なもの」を取り出した。
ジャンジャジャ~ン!
「ゴルフシューズ」
最初に、
自分の何を見つめ直すべきなのか?と言えば、
やはり
「自分の足元を見ろ!」だろう。
スイングの土台となっているのは下半身。
しかし、その下半身を支えている
「足元」が強固なものになっていなければ、
安定したスイングなんて実現出来る訳がない。
今まで俺が履いていたシューズも既に6年が過ぎて、
スパイクは擦り切れ芝のホールド感も弱くなっていたので、
前々から
「いいシューズはないかな?」と探し求めていたのだった。
そして、ついに見つけたこの一品。
どうだ、
美しいだろう。
履いてみた感じも、足の形状にひったりとフィットするし、
ソフトスパイクの入り具合も、しっかり芝に噛んでくれそうなポジションだ。
俺がこのゴルフシューズに大きく頷き納得したのは、
その
「軽さ」と
「柔らかさ」だ。
手に取った瞬間に
「なんて軽さなんだ、このシューズは!?」
と叫んでしまうくらいの
軽量設計。
さらにそこには
「指先がしなやかに曲がる」が加わっている。
この
「軽さ」と
「柔らかさ」の両方を備えていて、
「リーズナブル!」のおまけにが入っているシューズにやっと出会えた俺。
まずはココから、
「自分を見つめ直す旅」の第一歩を
順調に歩み始めた俺なのである・・・。
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