伝説の女王たちの戦い

アマゴルファー・むら

2012年09月02日 19:58



8月30日~9月1日まで、
長野県上田市で「LPGAレジェンズチャンピオンシップ」が開催された。

伝説の女子プロたちが集まるこの大会に、
実は俺もボランティアとして参加していた。


そー言えば昔、
群馬県で開かれた「PGA日本プロゴルフ選手権」では、
あの石川遼の組について「スコアラー」をやった思い出がある。

あれから4年。
石川遼は世界へ向けて羽ばたこうとしているが、
俺は相も変わらず初心者のままだ

しかし、
プロの大会には「ベテラン観客」と言われるほど出掛けているだけあって、
ただプレーを見るだけの観戦にはもう飽きてしまっている。
なので今回は、久々に「プロゴルフの裏側」を見て、
さらに、女子プロのプレーを目の前で見ちゃおうという魂胆だった。


朝、まだギャラリーが来ていない中、
早速会場に足を踏み入れた俺。





もうすぐ、季節は秋になろうとしているが、
真夏の様に晴れている予選第1日目。
今日も、本当に暑くなりそうだった。








ギャラリープラザには、
色んなグッズが並べられている。

そして、フードコーナーには、
「これぞ信州!」という名産品も数たくさん並んでいた。









ギャラリー向けのイベントも準備されている。

パターゴルフに、チャリティーレッスン会など、
思わず俺も仕事そっちのけで参加したくなる内容だ。








「ここが、ボランティアの本部か・・・。」

俺は、その入り口に足を止めて、
しばらく自分の呼吸を整えていた。





「きっ、緊張するゼ・・・」

手にもジッと汗が滲んでいるのが分る。
心臓の鼓動も、いつもよりは早くなっていた。

なぜなら、
今日この一日、一体どんな仕事を任命されるかは、
まだこの時点では俺に知らされていない。
その不安が、俺の全身を硬直させてしまっていたのだった。

「何だろう?一体どんな仕事に付くのだろうか・・・?」


周りからは「最強のゴルフ初心者」と言われ、
「ある意味、強靭な心を持っているよね」と称賛され、
「えっ!5年もゴルフやってるの!?」とシングルプレイヤーに言わさせた俺でも、
やはりたった一度のボランティア経験だけでは、
この緊張をやわらげる事は出来なかった。

「果たして、俺にも出来る仕事なのだろうか・・・?」と。


俺は、固まりきった肉体を引きずって、
本部事務所に足踏み入れたのだった。



そして、

この後、

俺は、

衝撃の言葉を聞く事になったのだった・・・。


To be continued.


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